帯状疱疹後神経痛でお悩みの方へ
帯状疱疹の発疹や水ぶくれが治った後も、ピリピリ・ズキズキする痛み、焼けるような痛み、衣服が触れるだけで走る激痛が続いていませんか。
帯状疱疹後神経痛は、帯状疱疹によって傷ついた神経が過敏になり、皮膚症状が治った後も痛みが長く残る状態です。胸・背中・脇腹に出る場合は、肋骨に沿った肋間神経痛のように感じられることもあります。
中国鍼灸・健身院では、帯状疱疹後神経痛そのものを鍼灸だけで治すことを目的とするのではなく、病院での診断・治療を大切にしながら、神経の過敏な反応、血流、自律神経、睡眠状態、全身の回復力を整えることを目的に中国鍼灸治療を行っています。
このようなお悩みはありませんか?
- 帯状疱疹の発疹は治ったのに痛みが残っている
- ピリピリ、チクチク、ズキズキする神経痛が続く
- 衣服が触れるだけで痛い
- 焼けるような痛みや刺すような痛みがある
- 夜間に痛みが強く、眠れない
- 痛み止めや神経痛の薬を飲んでも十分に楽にならない
- 胸・背中・脇腹の肋骨に沿って痛みが続いている
- 何ヶ月も痛みが続き、日常生活に支障がある
帯状疱疹後神経痛とは
帯状疱疹後神経痛とは、帯状疱疹の皮膚症状が治った後も、同じ部位に神経痛が長く残る状態です。
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスが体内に潜伏し、免疫力の低下や疲労などをきっかけに再び活動することで起こります。帯状疱疹によって神経が傷つくと、発疹が消えた後も痛みや皮膚の過敏さが残ることがあります。
痛みは、胸・背中・脇腹・顔・首・腰・腹部・手足など、帯状疱疹が出た部位に沿って現れます。特に胸や背中、脇腹に出る場合は、肋間神経痛のように感じられることがあります。
帯状疱疹後神経痛でよくみられる症状
- 焼けるような痛み
- ピリピリ、チクチク、ズキズキする痛み
- 電気が走るような痛み
- 衣服や布団が触れるだけで痛い
- 皮膚の感覚が鈍い、または過敏になっている
- かゆみや違和感が続く
- 夜間に痛みが強く眠れない
- 痛みが続いて気分が落ち込む
帯状疱疹後神経痛は、数ヶ月から長い場合は年単位で続くことがあります。痛みが長引くほど、睡眠、気力、活動量、日常生活の質に影響しやすくなります。
なお、帯状疱疹の発疹が出ている急性期や、痛みが急に強くなった場合は、まず医療機関での確認が必要です。次の「まず病院で確認すべきこと」もあわせてご確認ください。
当院では、病院での診断・治療を大切にしながら、中国鍼灸の専門技術を用いて、神経痛の軽減と日常生活の改善をサポートしています。
まず病院で確認すべきこと
帯状疱疹が疑われる発疹や水ぶくれがある場合は、できるだけ早く皮膚科または内科を受診してください。急性期には抗ウイルス薬などの治療が重要です。
発疹が治った後も痛みが続く場合は、帯状疱疹後神経痛として、皮膚科、ペインクリニック、神経内科などで痛みの治療が行われることがあります。一般的には、神経障害性疼痛に対する薬、外用薬、神経ブロックなどが検討されます。
早めに医療機関を受診した方がよい症状
- 赤い発疹や水ぶくれが出ている
- 顔や目の周囲に帯状疱疹が出ている
- 強い痛みが急に出た
- 発熱や強いだるさを伴う
- 痛みで眠れない、日常生活に大きな支障がある
- 免疫力が低下している、または持病がある
- 痛みの範囲が広がっている
当院の鍼灸治療は、病院での薬物治療や神経ブロックなどの医療的治療を妨げるものではありません。医療機関での診断・治療を継続しながら、鍼灸による補完的なケアをご検討ください。
「薬を飲んでいるが痛みが残る」「衣服が触れるだけでつらい」「夜眠れない」という方も、現在の治療状況を伺いながら、無理のない施術方針をご提案します。
検査・評価法
帯状疱疹後神経痛では、帯状疱疹の発症時期、発疹が出た部位、痛みの範囲、痛みの性質、皮膚の過敏さ、睡眠への影響などを確認することが大切です。
病院では、皮膚の状態や症状の経過を確認し、必要に応じて神経痛に対する薬や神経ブロックなどが検討されます。帯状疱疹の既往がはっきりしない場合や別の病気が疑われる場合は、追加の検査が行われることもあります。
ご相談時に確認したいポイント
- 帯状疱疹を発症した時期
- 発疹や水ぶくれが出た部位
- 痛みが残っている期間
- 痛みの性質(焼ける、刺す、電気が走る、触れると痛いなど)
- 夜間痛や睡眠障害の有無
- 服用中の薬や神経ブロックなどの治療歴
- 糖尿病、免疫低下、持病の有無
- 痛みによる日常生活への支障
当院では、病院での診断内容や治療状況、痛みの範囲、皮膚の過敏さ、全身状態を確認しながら、鍼灸による施術方針を検討します。
当院の中国鍼灸治療
中国鍼灸・健身院では、帯状疱疹後神経痛に対して、痛みのある部位だけでなく、発症からの期間、痛みの性質、皮膚の過敏さ、睡眠状態、疲労、自律神経の状態などを確認しながら施術を行います。
中医学では、帯状疱疹後に残る痛みを、経絡の滞り、瘀血、気血不足、神経の過敏な反応、体力低下などと関連づけて捉えることがあります。
医療機関での治療と併用して受けられる鍼治療
帯状疱疹後神経痛は、痛みが長引きやすい神経障害性疼痛です。そのため当院では、皮膚科、ペインクリニック、神経内科などでの診断・治療を尊重したうえで、鍼灸治療を併用することをおすすめしています。
当院の鍼治療は、薬物治療や神経ブロックなどの医療的治療を妨げるものではありません。病院での治療と並行しながら、神経周囲の血流、自律神経、筋緊張、睡眠状態を整えることを目的に行います。
詳しい受診の目安や注意すべき症状については、「まず病院で確認すべきこと」をご確認ください。
最近の研究から見た鍼灸の可能性
2026年にJAMA Neurologyで発表されたランダム化比較試験では、帯状疱疹後神経痛の患者様を対象に、4週間20回の電気鍼治療と偽鍼治療を比較し、電気鍼群で痛みスコアの低下や30%以上改善した割合の増加が報告されました。
この研究は電気鍼を用いたものであり、当院の施術内容と完全に同じではありません。また、鍼灸だけで帯状疱疹後神経痛の治癒を保証するものでもありません。
ただし、帯状疱疹後神経痛に対する鍼灸が、薬物療法などと組み合わせた統合的な痛み管理の一つとして役立つ可能性を示す参考情報と考えられます。
当院の中国鍼灸の考え方
帯状疱疹後神経痛では、痛みが長く続くことで、神経の過敏さ、睡眠不足、疲労、ストレス、自律神経の乱れが悪循環をつくることがあります。
当院では、痛みのある部位だけでなく、背中や胸郭周辺、手足、全身の気血の巡りを確認しながら、痛みが落ち着きやすい状態を整えることを目指します。
帯状疱疹後神経痛の鍼治療で用いる主なツボ
痛みの場所や体質により使用するツボは異なります。以下は代表的な経穴・施術部位の一例です。
1 阿是穴(あぜけつ)
痛みや過敏さが残る部位の周辺
【役割】
- 局所の血流調整
- 神経周囲の緊張緩和
- 痛みのある部位への直接的な対応
皮膚の過敏さが強い場合は、刺激量を慎重に調整します。
2 支溝(しこう)
前腕の外側、手首から少し上にある三焦経のツボ
【役割】
- 体側部の経絡調整
- 胸脇部の痛みへの遠隔アプローチ
- 気血の巡りの改善サポート
胸・背中・脇腹の帯状疱疹後神経痛で参考にされることがあります。
3 陽陵泉(ようりょうせん)
膝の外側、腓骨頭の前下方のくぼみ
【役割】
- 少陽経の巡りの調整
- 体側部の痛みへの対応
- 筋緊張の緩和
肋骨沿い、体側部、背中の痛みで用いられることがあります。
4 夾脊穴(きょうせきけつ)
背骨の両側に並ぶ経穴群
【役割】
- 脊柱周囲の緊張緩和
- 神経の走行に沿った調整
- 背中から胸腹部への痛みへの対応
痛みの出ている神経の高さに合わせて選穴します。
5 足三里(あしさんり)
膝の下、すねの外側にある代表的なツボ
【役割】
- 体力回復のサポート
- 胃腸機能の調整
- 慢性痛に伴う疲労感への対応
長引く痛みで体力が落ちている方に用いられることがあります。
これらは代表的な経穴・施術部位の一部です。実際には、痛みの場所、皮膚の過敏さ、発症からの期間、服薬状況、全身状態を総合的に判断して施術します。
透刺鍼法と全身調整
当院では、帯状疱疹後神経痛に対して、痛みのある部位への局所的な施術だけでなく、神経の過敏な反応、自律神経の乱れ、睡眠状態、体力低下を含めて全身を整える施術を行います。
痛みの範囲や皮膚の過敏さが強い場合は、強い刺激を避け、周囲から穏やかに気血の巡りを整えます。必要に応じて、透刺鍼法や経絡に沿った施術を組み合わせます。
帯状疱疹後神経痛では、衣服が触れるだけで痛いなど、神経が非常に敏感になっていることがあります。そのため、刺激量の調整を特に重視します。
施術で重視すること
- 痛みの部位と神経の走行の確認
- 皮膚の過敏さに合わせた刺激量の調整
- 神経周囲の血流改善
- 自律神経バランスの調整
- 睡眠の質や疲労感への対応
- 痛みが長引くことで起こる心身の緊張緩和
当院では、医療機関での診断・治療を尊重しながら、中国鍼灸の手技を活かし、痛みが落ち着きやすい状態を整えることを目的に施術を行います。
治療の流れ
当院では、患者様が安心して治療を受けられるよう、以下の流れで丁寧に施術を行います。
- Step 1
初回の確認
帯状疱疹を発症した時期、痛みが残っている部位、痛みの性質、皮膚の過敏さ、病院での治療内容、服薬状況を確認します。
- Step 2
全身状態の確認
脈診・舌診など中医学的な視点も含め、睡眠、疲労、冷え、ストレス、自律神経の状態を確認します。
- Step 3
鍼施術
痛みのある部位周辺、神経の走行に関係する部位、手足や背中のツボを組み合わせ、皮膚の過敏さに配慮しながら施術します。
- Step 4
施術後の説明・セルフケア
施術後の変化を確認し、衣服の刺激、冷え、睡眠、痛み日記など、日常生活で気をつけたい点をお伝えします。
セルフチェック・注意点
以下は受診の目安としてのチェック項目です。診断ではありませんが、当てはまる項目が多い場合は帯状疱疹後神経痛の可能性があります。
帯状疱疹後神経痛セルフチェック
- 帯状疱疹の発疹が治った後も痛みが続いている
- ピリピリ、チクチク、焼けるような痛みがある
- 衣服や布団が触れるだけで痛い
- 痛みで眠れない
- 皮膚の感覚が鈍い、または過敏になっている
- 痛み止めや神経痛の薬で十分に楽にならない
- 胸・背中・脇腹の肋骨に沿って痛みが残っている
- 痛みが数ヶ月以上続いている
ただし、発疹や水ぶくれが残っている場合、顔や目の周囲に症状がある場合、痛みが急に悪化した場合は、まず医療機関を受診してください。
日常生活で気をつけたいこと
- 処方薬を自己判断で中止しない
- 痛い部分を強くこすらない
- 衣服は刺激の少ない素材を選ぶ
- 冷えで痛みが強くなる場合は患部を冷やしすぎない
- 睡眠不足や過労を避ける
- 痛みの強さや時間帯を記録する
- 無理に我慢せず、痛みが強い場合は医療機関へ相談する
当院では、施術後の状態に合わせて、衣服の選び方、冷え対策、睡眠、痛みの記録などについてもお伝えしています。
鍼灸治療実例
当院で行った帯状疱疹後神経痛の鍼灸治療実例をご紹介します。
※以下は個別の症例であり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません。帯状疱疹後神経痛そのものの治癒を保証するものではなく、病院での治療と併用しながら症状緩和や生活の質の改善を目的に行った症例です。
- 治療実例─1(胸・背中に残った帯状疱疹後神経痛)
患者60代女性・アメリカ カリフォルニア州在住
症状3か月前に右胸から背中にかけて帯状疱疹を発症。発疹や水疱は改善したものの、その後も肋骨に沿って強い痛みが残っていました。ピリピリ、チクチクとした神経痛があり、衣服が触れるだけでも痛みを感じる状態でした。夜間に痛みが強くなり睡眠不足が続き、痛み止めを服用しても十分な改善がみられませんでした。
経緯痛みの程度は10段階中8程度で、日常生活にも大きな支障をきたしていました。アメリカから当院へお電話でお問い合わせをいただき、症状を詳しく伺ったうえで、中国鍼灸による治療の可能性をご説明したところ、一時帰国して治療を受けることを決意されました。
施術週2回の治療を開始しました。痛みが出ている肋間神経周囲への中国鍼治療、自律神経のバランスを整える全身調整、血流改善を目的とした経絡治療、神経の過敏な興奮を抑える施術を行いました。施術時間は1回約70分で行いました。
結果5回目の治療後には夜間の痛みが軽減し、徐々に眠れる日が増えていきました。10回目の治療後には痛みは10段階中3程度まで減少し、衣服が触れた際の不快感も大幅に改善しました。15回の治療終了時には、日常生活でほとんど痛みを感じなくなり、散歩や買い物も問題なく行えるようになりました。その後、安心してカリフォルニアへ戻られました。
健身院からのコメント
帯状疱疹後神経痛は、帯状疱疹が治った後も神経の炎症や損傷が残ることで発症する難治性の神経痛です。特に高齢者では長期化しやすく、数か月から数年にわたり痛みが続くこともあります。
西洋医学では鎮痛薬や神経障害性疼痛治療薬が用いられますが、十分な効果が得られないケースも少なくありません。
中国鍼灸・健身院では、神経周囲の血流改善、自律神経機能の調整、神経の過剰な興奮を抑えることを目的に施術を行っています。帯状疱疹後神経痛でお悩みの方、薬だけでは改善が難しい方はご相談ください。
当院が選ばれる理由
| 患者様が不安に感じやすい点 | 中国鍼灸・健身院の対応 |
|---|---|
| 皮膚が敏感で鍼が不安 | 痛みや皮膚の過敏さに合わせて刺激量を慎重に調整します |
| 痛い場所だけに鍼をするのではないか不安 | 痛みの部位だけでなく、自律神経、睡眠、疲労、全身状態も確認します |
| 薬や神経ブロックと併用できるか不安 | 医療機関での診断・治療を尊重しながら施術します |
| 長期間続く痛みでも相談できるか不安 | 発症からの期間や痛みの状態を確認し、無理のない施術方針をご提案します |
- 帯状疱疹後神経痛・神経痛への施術経験
- 神経の過敏さに配慮した中国鍼灸
- 院長40年、副院長34年の豊富な臨床経験
- 痛みだけでなく睡眠・疲労・自律神経も含めた全身調整
- 病院での治療を尊重した補完的な鍼灸治療
- 渋谷駅から通いやすい立地
通院回数・治療ペース
帯状疱疹後神経痛の通院回数は、発症からの期間、痛みの強さ、皮膚の過敏さ、睡眠障害の有無、服薬状況によって異なります。
| 状態 | 通院ペースの目安 |
|---|---|
| 痛みが強い時期 | 週1〜2回程度 |
| 痛みが軽減してきた時期 | 週1回〜2週間に1回程度 |
| 慢性化・再発予防・体調管理 | 2週間〜1か月に1回程度 |
※上記は目安です。実際の通院回数は、痛みの状態や病院での治療内容を確認したうえでご提案します。
治療コース・料金
帯状疱疹後神経痛の治療では、痛みの部位だけでなく、自律神経、睡眠、疲労、全身状態も確認するため、70分コースをおすすめしています。
- 初診料:2,200円(税込)
- 中医鍼灸コース(70分):
8,800円(税込) / 74,800円(10回券・15%OFF)
詳しくは治療コース・料金表をご覧ください。
よくあるご質問
帯状疱疹後神経痛は鍼灸で改善が期待できますか?
病院の薬を飲みながら鍼灸を受けられますか?
発疹が残っていても鍼灸を受けられますか?
肋間神経痛とは違いますか?
どのくらい通えばよいですか?
電気鍼の研究があるようですが、当院でも電気を使いますか?
参考になる外部情報はありますか?
参考文献・参考情報
この記事の監修・執筆者

院長 朱錫龍(シュ・シロン)
鍼灸歴40年 /
上海中医薬大学卒 元主治医
はり師:第137701号 /
きゅう師:第137515号

副院長 姚依文(ヤオ・イーウェン)
鍼灸歴34年 /
南京中医薬大学大学院修了 医学博士
はり師:第115967号 /
きゅう師:第115884号
