滑車神経麻痺でお悩みの方へ
「物が二重に見える」「下を見ると見え方がずれる」「階段を下りるのが怖い」「目の位置が合わない」などの症状でお困りではありませんか。
滑車神経麻痺は、第4脳神経である滑車神経に障害が起こり、眼球を下方・内側へ動かす上斜筋の働きが低下する状態です。複視や斜視が起こり、読書、階段の昇り降り、歩行、運転など日常生活に支障が出ることがあります。
中国鍼灸・健身院では、病院での診断・治療を大切にしながら、目の動き、複視の出方、首肩の緊張、全身状態を確認し、中国医学に基づく鍼灸治療で回復しやすい状態を整えることを目指しています。

このようなお悩みはありませんか?
- 物が二重に見える
- 下を見ると見え方がずれる
- 階段を下りるときに不安がある
- 本を読む、スマートフォンを見る作業がつらい
- 頭を傾けると複視が少し楽になる
- 目の位置が合わず、斜視が気になる
- 病院で滑車神経麻痺、上斜筋麻痺、複視と言われた
- 病院治療と併用できる鍼灸を探している
滑車神経麻痺とは
滑車神経とは、12ある脳神経の一つで、第4脳神経とも呼ばれています。眼球を下方・内側へ動かす上斜筋を支配しており、特に下を見る動作や、目の位置を細かく調整する働きに関わります。
この滑車神経が障害されると、眼球を下・内側方向に動かしにくくなり、斜視や複視が起こることがあります。階段を下りるときや、本を読むときなど、下を見る動作で不便を感じやすいのが特徴です。
滑車神経麻痺の主な症状
- 物が二重に見える
- 下を見ると複視が強くなる
- 階段を下りるときに怖さを感じる
- 本やスマートフォンを読むのがつらい
- 目の位置がずれて見える
- 頭を傾けると見え方が楽になる
- 首や肩がこりやすくなる
滑車神経麻痺の主な原因
- 先天性の上斜筋麻痺
- 頭部外傷
- 糖尿病や高血圧などによる神経の血流障害
- 脳血管障害
- 脳腫瘍や動脈瘤などによる神経の圧迫
- 原因がはっきりしないもの
先天性の場合は、眼科での経過観察や斜視矯正手術が検討されることがあります。一方、大人になってから急に起こる後天性の滑車神経麻痺では、外傷、血管障害、神経の圧迫などを確認することが重要です。
当院では、医療機関での診断・治療を尊重しながら、鍼灸による補完的なケアとして、複視、眼球運動、首肩の緊張、全身状態を確認して施術を行っています。
まず病院で確認すべきこと
滑車神経麻痺が疑われる場合は、まず眼科、神経内科、脳神経外科などで原因を確認することが大切です。
滑車神経麻痺には、先天性のものだけでなく、頭部外傷、糖尿病や高血圧に伴う神経の血流障害、脳血管障害、腫瘍、動脈瘤などが関係している場合があります。原因によって治療方針が異なるため、医療機関での確認が重要です。
早めに医療機関を受診した方がよい症状
- 突然、物が二重に見えるようになった
- 頭を打った後から複視が出た
- 強い頭痛や目の奥の痛みを伴う
- めまい、ふらつき、ろれつが回らない症状がある
- 手足に力が入らない、しびれがある
- 意識がぼんやりする
- 複視や目のずれが急速に悪化している
当院の鍼灸治療は、病院での検査や薬物治療、プリズム眼鏡、手術、リハビリを妨げるものではありません。医療機関で原因を確認したうえで、鍼灸による補完的なケアをご検討ください。
病院での診断名、MRI・CTなどの検査結果、現在の治療内容がある場合は、初回時にお知らせください。
検査・評価法
滑車神経麻痺では、複視がどの方向で強くなるか、下を見る動作で見え方がどう変わるか、頭を傾けたときに症状が軽くなるかを確認することが重要です。
病院では、眼科的検査、眼球運動の検査、神経学的診察、血液検査、MRI、CTなどが検討されることがあります。外傷、血管障害、神経の圧迫などを確認するためです。
当院で確認するポイント
- 複視が出る方向や距離
- 下を見る動作での見え方
- 頭を傾けたときの変化
- 眼球運動の左右差
- 発症からの期間
- 頭部外傷、糖尿病、高血圧などの有無
- 首肩の緊張や姿勢のくせ
- 病院での診断内容や検査結果
当院では、医療機関での診断内容を参考にしながら、複視の状態、眼球運動、首肩の緊張、全身状態を確認し、鍼灸による施術方針を検討します。
当院の中国鍼灸治療
中国鍼灸・健身院では、滑車神経麻痺に対して、複視の出方、眼球運動、首肩の緊張、頭部の血流、全身の気血の巡りを確認しながら施術を行います。
滑車神経麻痺では、目の動きだけでなく、複視を避けるために頭を傾ける姿勢が続き、首や肩に負担がかかることもあります。そのため、目の周囲だけでなく、首肩・後頭部・手足のツボも組み合わせて全身的に調整します。
医療機関での治療と併用して受けられる鍼治療
滑車神経麻痺は原因の確認が重要な症状です。当院では、まず医療機関での診断をおすすめし、そのうえで病院での治療と併用しながら鍼灸治療を行います。
鍼灸治療では、目の周囲だけでなく、首肩の緊張、頭部の血流、自律神経、全身の状態も確認し、回復しやすい状態を整えることを目指します。
詳しい受診の目安や注意すべき症状については、「まず病院で確認すべきこと」をご確認ください。
滑車神経麻痺の鍼治療で用いる主なツボ
症状の出方に合わせて、目の周囲、頭部、首肩、手足のツボを組み合わせます。
1 魚腰(ぎょよう)
眉の中央付近にあるツボ
【役割】
- 眼窩周辺の巡りの調整
- 目の周囲の緊張緩和
- 眼球運動のサポート
複視や目の周囲のこわばりがある場合に用いられることがあります。
2 陽白(ようはく)
眉の上、額にあるツボ
【役割】
- 額や目の周囲の緊張緩和
- 目の周囲の血流調整
- 眼球運動のサポート
目の動きの違和感や額のこわばりがある場合に用いられることがあります。
3 太陽(たいよう)
こめかみ付近のくぼみにあるツボ
【役割】
- こめかみ周辺の緊張緩和
- 目の疲れや頭重感への対応
- 目の周囲の巡りの調整
複視に伴う目の疲れや、こめかみの緊張がある場合に用いられることがあります。
4 外関(がいかん)
手首の甲側、手首のしわから指3本分ほど上
【役割】
- 上半身の巡りの調整
- 首肩の緊張緩和
- 頭部・目の症状への補助
目の症状だけでなく、首肩のこわばりがある方にも用いられることがあります。
5 足臨泣(あしりんきゅう)
足の甲、小指と薬指の骨の間をたどったくぼみ
【役割】
- 目の症状への遠隔的なアプローチ
- 側頭部や首肩の緊張緩和
- 気血の巡りの調整
中医学では、目や側頭部の症状に関連して用いられることがあります。
6 風池(ふうち)
後頭部、首の付け根のくぼみ
【役割】
- 首肩の緊張緩和
- 頭部・目の周囲の血流調整
- 自律神経の調整サポート
複視をかばう姿勢で首肩がこりやすい方に用いられることがあります。
これらは代表的な経穴の一部です。実際には、複視の方向、眼球運動の状態、発症からの期間、体力、全身状態に合わせて施術内容を調整します。
眼鍼療法と平補平瀉
当院では、滑車神経麻痺に対して、目の周囲への繊細な鍼施術と、体調に合わせた刺激量の調整を重視しています。
目の周囲は非常に繊細な部位です。そのため、眼窩周辺への鍼は、解剖学的な知識と熟練した手技をもとに、浅く、慎重に行います。
また、滑車神経麻痺では急に強い刺激を加えるのではなく、状態に合わせて「平補平瀉」という穏やかな刺鍼法を用いることがあります。過度な刺激を避けながら、目の周囲、頭部、首肩、手足を組み合わせて調整します。
施術で重視すること
- 複視が出る方向の確認
- 下を見る動作での見え方の確認
- 眼窩周辺への慎重な鍼施術
- 刺激量を体調に合わせて調整
- 首肩・後頭部の緊張緩和
- 頭部や目の周囲の血流調整
- 医療機関での治療との併用
当院では、医療機関での診断・治療を尊重しながら、中国鍼灸の手技、眼鍼療法、全身調整を組み合わせ、目の動きや見え方が安定しやすい状態を整えることを目的に施術を行います。
治療の流れ
当院では、患者様が安心して治療を受けられるよう、以下の流れで丁寧に施術を行います。
- Step 1
症状と診断内容の確認
複視、斜視、眼球運動障害の程度、発症時期、病院での診断内容、現在の治療状況を確認します。
- Step 2
眼球運動と全身状態の確認
下を見る動作、内側を見る動作、複視が出る方向、首肩の緊張、姿勢のくせ、睡眠、疲労、自律神経の状態を確認します。
- Step 3
鍼施術・眼鍼療法
目の周囲、頭部、首肩、手足のツボを組み合わせ、必要に応じて眼鍼療法や穏やかな刺鍼法を用いながら施術します。
- Step 4
施術後の確認・生活指導
施術後の見え方や目の動き、首肩の状態を確認し、日常生活での注意点や通院ペースの目安をお伝えします。
生活上の注意点
滑車神経麻痺では、複視により階段、段差、読書、パソコン作業、運転などに支障が出ることがあります。
日常生活で気をつけたいこと
- 複視が強い時期は無理な運転を避ける
- 階段や段差では転倒に注意する
- 下を見る作業を長時間続けすぎない
- 眼帯やプリズム眼鏡などは医師の指示に従う
- 複視をかばう姿勢による首肩こりに注意する
- 糖尿病・高血圧がある場合は医療機関で管理する
- 症状が急に悪化した場合は医療機関に相談する
見え方の異常は、転倒や事故のリスクにも関わります。複視が強い時期は、医療機関の指示を確認しながら、無理のない生活を心がけてください。
当院では、施術後の状態に合わせて、日常生活での注意点や通院ペースについてもお伝えしています。
鍼灸治療実例
当院で行った滑車神経麻痺の鍼灸治療実例の一部をご紹介します。
※以下は個別の症例であり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません。症状の程度や経過には個人差があります。
- 治療実例─1
患者40歳女性(主婦)
病名滑車神経麻痺
症状右目が動かしにくく、特に内側と下側へ動かしにくい状態でした。物が二重に見える複視があり、日常生活にも支障が出ていました。
経過一過性の脳梗塞により滑車神経が障害され、突然発症したケースです。病院で滑車神経障害と診断され、その2日後に当院で鍼治療を開始しました。
治療魚腰、陽白、外関、足臨泣などを中心に、平補平瀉という穏やかな刺鍼法で施術しました。目の動き、複視の状態、首肩の緊張を確認しながら施術を継続しました。
結果最初の6回までは大きな変化は見られませんでしたが、7回目以降から目の歪みが少なくなり、10回目で日常生活に支障が少ない状態まで改善しました。
当院が選ばれる理由
| 患者様が不安に感じやすい点 | 中国鍼灸・健身院の対応 |
|---|---|
| 目の周りに鍼をするのが不安 | 眼窩周辺は浅く慎重に施術し、刺激量を細かく調整します |
| 病院治療と併用できるか不安 | 医療機関での診断・治療を尊重しながら施術します |
| 複視が続いて生活しづらい | 複視の出方や眼球運動を確認しながら施術方針を組み立てます |
| 首肩こりや姿勢のつらさもある | 目の周囲だけでなく、首肩・後頭部・全身状態も確認します |
- 滑車神経麻痺・複視・眼球運動障害に対する鍼灸対応
- 中国医学に基づく眼鍼療法
- 複視の方向に合わせた施術方針
- 首肩・後頭部・全身状態も含めた調整
- 病院治療と併用しやすい施術体制
- 渋谷駅から通いやすい立地
通院回数・治療ペース
滑車神経麻痺の回復期間は、原因、発症からの期間、複視の程度、外傷や血管障害の有無、基礎疾患の有無によって異なります。
| 状態 | 回数・通院ペースの目安 |
|---|---|
| 発症初期 | 週1〜2回を目安に、症状の変化を確認しながら施術します。 |
| 複視が強い場合 | 週1〜2回を目安に、眼球運動や見え方の変化を確認しながら継続します。 |
| 発症から時間が経過している場合 | 回復に時間がかかることがあります。数ヶ月単位で状態を見ながら施術します。 |
| 症状が落ち着いてきた場合 | 2週間〜1ヶ月に1回程度のメンテナンス治療をご提案することがあります。 |
※上記は目安です。実際の通院回数は、初回時の状態、発症からの期間、病院での検査結果を確認したうえでご提案します。
治療コース・料金
滑車神経麻痺などの神経症状には、主に中医鍼灸コース(50分)で施術を行っています。症状や体調によっては、70分コースをご提案することもあります。
- 初診料:2,200円(税込)
- 中医鍼灸コース(50分):7,200円(税込)
- 中医鍼灸コース(50分・10回券):61,200円(税込・15%OFF)
- 中医鍼灸コース(70分):8,800円(税込)
- 中医鍼灸コース(70分・10回券):74,800円(税込・15%OFF)
詳しくは治療コース・料金表をご覧ください。
よくあるご質問
滑車神経麻痺は病院に行ってから鍼治療を受けた方がよいですか?
滑車神経麻痺の鍼治療は早く始めた方がよいですか?
目のまわりだけに鍼をするのですか?
目の周囲に鍼をして危なくありませんか?
滑車神経麻痺はどの治療コースになりますか?
参考になる外部情報はありますか?
参考文献・参考情報
この記事の監修・執筆者

院長 朱錫龍(シュ・シロン)
鍼灸歴40年 /
上海中医薬大学卒 元主治医
はり師:第137701号 /
きゅう師:第137515号

副院長 姚依文(ヤオ・イーウェン)
鍼灸歴34年 /
南京中医薬大学大学院修了 医学博士
はり師:第115967号 /
きゅう師:第115884号
