橈骨神経麻痺でお悩みの方へ
「手首が上がらない」「指に力が入らない」「手の甲がしびれる」「物をつかみにくい」などの症状でお困りではありませんか。
橈骨神経麻痺は、腕から手首・指の伸ばす動きに関わる橈骨神経が圧迫や損傷を受けることで起こる末梢神経障害です。手首が垂れ下がる「下垂手」が代表的な症状で、仕事や日常生活に大きな支障をきたすことがあります。
中国鍼灸・健身院では、病院での診断・治療を大切にしながら、中国鍼灸の手技、経筋透刺法、必要に応じた電気鍼を組み合わせ、神経周囲の血流改善、筋肉の萎縮予防、手首や指の機能回復を目指した施術を行っています。
このようなお悩みはありませんか?
- 手首が上がらず、手が垂れ下がる
- 指を伸ばしにくい、親指や人差し指に力が入りにくい
- 手の甲や親指側にしびれ・感覚低下がある
- 物をつかむ、箸を使う、楽器を弾く、調理をする動作がしづらい
- 寝て起きたら急に手首が上がらなくなった
- 病院で橈骨神経麻痺、下垂手、サタデーナイト麻痺と言われた
- ビタミン剤や経過観察だけで、なかなか動きが戻らない
- できるだけ早く仕事や日常生活に復帰したい
橈骨神経麻痺とは
橈骨神経麻痺とは、腕から手首・指にかけて伸ばす動きを担う橈骨神経が障害され、手首や指を伸ばしにくくなる状態です。
代表的な症状は、手首がだらんと垂れ下がる「下垂手」です。手の甲や親指側にしびれや感覚低下が出ることもあり、物をつかむ、文字を書く、楽器を弾く、調理をするなどの細かな動作に支障が出ることがあります。
橈骨神経麻痺で見られる主な症状
- 手首が上がらない
- 指を伸ばしにくい
- 親指や人差し指に力が入りにくい
- 手の甲や親指側にしびれがある
- 物を落としやすい
- 手を使う仕事や細かい作業がしづらい
原因としては、睡眠中に腕を圧迫した場合、長時間の肘枕や腕枕、外傷、骨折、手術後、頸椎や腕神経叢の問題などが関係することがあります。
なお、手首や指が急に動かなくなった場合には、橈骨神経麻痺以外の原因が隠れていることもあります。次の「まず病院で確認すべきこと」もあわせてご確認ください。
当院では、病院での診断・治療を大切にしながら、中国鍼灸の専門技術を用いて、手首や指の機能回復、神経周囲の血流改善、筋萎縮予防をサポートしています。
まず病院で確認すべきこと
橈骨神経麻痺が疑われる場合は、まず整形外科、神経内科、脳神経外科などで原因を確認することをおすすめします。
橈骨神経の圧迫による末梢神経麻痺のこともありますが、外傷、骨折、頸椎疾患、腕神経叢障害、まれに脳血管障害など、別の原因が関係している場合もあります。
早めに医療機関を受診した方がよい症状
- 突然、手や腕に力が入らなくなった
- 手首だけでなく、腕全体や脚にも力が入りにくい
- ろれつが回らない、顔の片側が下がるなどの症状を伴う
- 転倒や外傷、骨折の後から症状が出た
- 強い痛み、腫れ、熱感がある
- しびれや麻痺が急速に悪化している
- 首の痛みや腕全体のしびれを伴う
当院の鍼灸治療は、病院での診断や薬物治療、装具療法、リハビリを妨げるものではありません。医療機関で原因や麻痺の状態を確認したうえで、鍼灸による補完的なケアをご検討ください。
「病院で様子を見ましょうと言われた」「ビタミン剤を服用しているが動きが戻りにくい」「仕事復帰に向けてできることを探している」という方も、治療状況を伺いながら施術方針をご提案します。
検査・評価法
橈骨神経麻痺では、手首や指がどの程度動くか、感覚低下がどこにあるか、発症からどのくらい経過しているかを確認することが重要です。
病院では、診察に加えて、必要に応じて神経伝導検査、筋電図、レントゲン、MRIなどが検討されることがあります。外傷や骨折、頸椎疾患が関係していないかを確認するためです。
当院で確認するポイント
- 手首や指を伸ばす筋力
- 感覚低下やしびれの範囲
- 発症した日時ときっかけ
- 肩・肘・前腕・手首周辺の緊張や圧痛
- 筋萎縮や関節の固さの有無
- 病院での診断名や検査結果
- 仕事や日常生活で困っている動作
徒手筋力テスト(MMT)の判定基準
| レベル | 状態の目安 | 当院での治療方針 |
|---|---|---|
| 5〜4 | 抵抗に逆らって動かせる、またはほぼ正常に近い状態 | 経過確認・調整 |
| 3 | 重力に抗して自力で手首が上がる | 機能回復・強化 |
| 2 | 重力を除けば動かせる。横向きなら動く状態 | 積極的な施術を検討 |
| 1〜0 | 筋肉のピクつきのみ、または全く動かない状態 | 集中的な施術を検討 |
当院では、MMT評価や感覚の状態、筋萎縮の有無、発症からの期間を確認し、鍼灸による施術方針と通院ペースを検討します。
当院の中国鍼灸治療
中国鍼灸・健身院では、橈骨神経麻痺に対して、神経の走行、手首や指の動き、感覚低下、筋肉の萎縮、首肩や腕の緊張、発症からの経過を確認しながら施術を行います。
橈骨神経麻痺では、麻痺した筋肉を使えない期間が長くなると、筋肉の萎縮や関節の固さが進み、回復に時間がかかることがあります。そのため、神経周囲の血流を整え、筋肉への適切な刺激を行うことが大切です。
当院では、中国の大学病院で培った臨床経験をもとに、経筋透刺法、局所施術、全身調整、必要に応じた電気鍼を組み合わせ、手首や指の機能回復を目指します。
医療機関での治療と併用して受けられる鍼治療
橈骨神経麻痺は、まず医療機関で原因や麻痺の程度を確認することが重要です。そのうえで当院では、病院で処方されるビタミンB12製剤、装具療法、リハビリなどと併用しながら鍼灸治療を行います。
当院の鍼治療は、病院での治療を妨げるものではありません。神経周囲の血流、筋肉の萎縮予防、関節の動き、首肩から腕にかけての緊張を整えることを目的に施術します。
詳しい受診の目安や注意すべき症状については、「まず病院で確認すべきこと」をご確認ください。
1 手三里(てさんり)
前腕の外側、肘から手首へ向かうライン上にあるツボ
【役割】
- 前腕伸筋群へのアプローチ
- 手首や指の動きの回復サポート
- 腕の血流調整
手首や指を伸ばす動きに関係する部位として重視されます。
2 曲池(きょくち)
肘を曲げたときにできるしわの外側端
【役割】
- 肘周囲の緊張緩和
- 前腕への血流調整
- 橈骨神経の走行に沿った調整
腕の神経症状や筋緊張への施術で用いられる代表的な経穴です。
3 合谷(ごうこく)
手の甲、親指と人差し指の骨が交わる手前のくぼみ
【役割】
- 手指の動きのサポート
- 手のこわばりへの対応
- 上肢全体の巡りの調整
手の機能回復や上肢症状で広く用いられる代表的なツボです。
4 外関(がいかん)
手首の甲側、手首のしわから指3本分ほど上
【役割】
- 手首周囲の機能回復サポート
- 手の甲側のしびれへの対応
- 前腕から手首への巡りの調整
手首の動きや手の甲側の感覚に関係する部位として用いられます。
これらは代表的な経穴の一部です。実際には、麻痺の深さ、発症からの経過、感覚障害、筋萎縮の有無に合わせて、電気鍼や透刺法を使い分け、刺激量を慎重に調整します。
経筋透刺法と電気鍼
当院では、橈骨神経麻痺に対して、経筋透刺法と必要に応じた電気鍼を組み合わせて施術します。
経筋透刺法は、神経や筋肉の走行を意識しながら、経穴と経穴をつなぐように鍼を用いる高度な手技です。麻痺している筋肉や神経の通り道に沿って、血流や神経伝達の回復環境を整えることを目指します。
電気鍼は、状態に応じて微弱な刺激を加える方法です。麻痺した筋肉に適度な刺激を与え、筋萎縮の予防や血流促進、筋肉の再教育をサポートする目的で用います。
施術で重視すること
- 橈骨神経の走行に沿った施術
- 手首・指を伸ばす筋肉へのアプローチ
- 神経周囲の血流改善
- 筋萎縮や関節拘縮の予防
- 首・肩・腕全体の緊張緩和
- 麻痺レベルに合わせた刺激量の調整
当院では、医療機関での診断・治療を尊重しながら、中国鍼灸の手技、経筋透刺法、電気鍼を活かし、手首や指の機能が回復しやすい状態を整えることを目的に施術を行います。
治療の流れ
当院では、患者様が安心して治療を受けられるよう、以下の流れで丁寧に施術を行います。
- Step 1
麻痺レベルの確認
手首や指がどの程度動くか、感覚の麻痺がどこまであるかを確認します。徒手筋力テストを参考に、回復までの目安や治療プランを検討します。
- Step 2
全身状態と圧迫部位の確認
麻痺部位だけでなく、首・肩・腕・肘・前腕の緊張や気血の巡りを確認します。
神経の通り道である頸椎から肩、腕にかけての緊張をゆるめ、腕への神経伝達や血流が整いやすい状態を目指します。
- Step 3
鍼施術・電気鍼
神経の走行や麻痺した筋肉に合わせて、経筋透刺法や電気鍼を用います。刺激量は麻痺の程度や感覚に合わせて慎重に調整します。
- Step 4
リハビリ・セルフケア指導
施術後は、筋萎縮や関節の固さを防ぐためのマッサージ法、手首や指の動かし方、日常生活での注意点をお伝えします。
リハビリ・セルフケア
橈骨神経麻痺では、施術だけでなく、日常生活で手首や指を適切に保護し、筋萎縮や関節の固さを防ぐことも大切です。
ご自宅で気をつけたいポイント
- 手首を無理に動かしすぎない
- 必要に応じて装具を使用し、手首の下垂を防ぐ
- 手首や指の関節が固まらないよう、無理のない範囲で動かす
- しびれがある部分を強くこすりすぎない
- 肘や上腕を長時間圧迫しない
- 睡眠中の腕枕や肘枕に注意する
- 症状が悪化する場合は医療機関に相談する
麻痺が強い時期は、自己判断で強いトレーニングを行うとかえって負担になることがあります。回復段階に合わせたリハビリが大切です。
当院では、施術後の状態に合わせて、手首や指の動かし方、日常生活での注意点についてもお伝えしています。
鍼灸治療実例
当院で行った橈骨神経麻痺の鍼灸治療実例の一部をご紹介します。
※以下は個別の症例であり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません。症状の程度や経過には個人差があります。
- 治療実例─1(発症2日目の早期治療)
患者40代・男性・音楽家
主訴左手首が上がらない、指の力が入らない
経過深酒をして左肘を下にして寝てしまい、翌朝から手首が上がらない状態になりました。麻痺レベルは2程度で、発症から2日目に来院されました。
治療橈骨神経の走行と前腕伸筋群を確認し、経筋透刺法と電気鍼を組み合わせて集中的に施術しました。手首や指の動き、感覚の変化を確認しながら刺激量を調整しました。
結果3日目には指に力が戻り始め、4回の治療で手首と指の動きが大きく改善しました。早期に施術を開始できたことが、スムーズな回復につながった症例です。
- 治療実例─2(発症1ヶ月経過後の重症例)
患者50代・女性
主訴手首が上がらない、親指・人差し指が動かしにくい、感覚麻痺
経過発症から1ヶ月経過して来院されました。初診時は手首の動きが非常に弱く、親指・人差し指の動きにくさと感覚麻痺も見られました。
治療初診時より透刺法による深部へのアプローチを行い、橈骨神経の走行、前腕の筋肉、首肩から腕にかけての緊張を確認しながら施術を継続しました。
結果4回目で手首が45度ほど上がるようになり、その後、指の動きも順次改善。12回の治療で指の麻痺感も軽減し、日常生活で使いやすい状態まで回復しました。
当院が選ばれる理由
| 患者様が不安に感じやすい点 | 中国鍼灸・健身院の対応 |
|---|---|
| 手首が本当に戻るのか不安 | MMT評価や感覚の状態を確認し、麻痺レベルに合わせて施術します |
| 病院治療と併用してよいか不安 | 医療機関での診断・薬物治療・装具療法・リハビリを尊重します |
| 筋肉が痩せてしまわないか不安 | 電気鍼やリハビリ指導で、筋萎縮や関節拘縮の予防をサポートします |
| 仕事や楽器演奏に早く戻りたい | 手首・指の動き、職業上必要な動作を確認しながら施術方針を立てます |
- 橈骨神経麻痺・下垂手の施術経験
- 中国医学に基づく経筋透刺法
- 麻痺レベルに応じた電気鍼の活用
- 首肩から腕・手首まで神経の走行を考慮した施術
- リハビリ・セルフケアまで含めたサポート
- 渋谷駅から通いやすい立地
通院回数・治療ペース
橈骨神経麻痺の回復期間は、発症からの期間、麻痺の深さ、感覚障害や筋萎縮の有無によって異なります。
早期に施術を開始できた場合は比較的スムーズに回復することがありますが、発症から時間が経過している場合や、完全麻痺に近い場合は、時間をかけて機能回復を目指す必要があります。
| 状態 | 回数・通院ペースの目安 |
|---|---|
| 麻痺レベル2程度 重力を除けば動かせる | 週2〜3回程度の集中施術。数回〜1ヶ月前後を目安に状態を確認します。 |
| 麻痺レベル1程度 筋収縮はあるが関節運動が難しい | 週2回程度を目安に、1〜2ヶ月前後かけて機能回復を目指します。 |
| 麻痺レベル0程度 全く動かない状態 | 2ヶ月以上かかることもあります。筋萎縮や関節拘縮を防ぎながら継続的に施術します。 |
| 動きが戻り始めた時期 | 週1回程度へ調整し、リハビリと併用しながら再発予防と機能強化を行います。 |
※上記は目安です。実際の通院回数は、初回時の状態、発症からの期間、病院での検査結果を確認したうえでご提案します。
治療コース・料金
橈骨神経麻痺の治療では、麻痺した腕だけでなく、首肩から腕・手首・指まで確認しながら施術するため、70分コースをおすすめしています。
- 初診料:2,200円(税込)
- 中医鍼灸コース(70分):8,800円(税込)
- 中医鍼灸コース(70分・10回券):74,800円(税込・15%OFF)
詳しくは治療コース・料金表をご覧ください。
よくあるご質問
病院で処方されたビタミン剤と併用しても大丈夫ですか?
病院で「様子を見ましょう」と言われましたが、すぐに鍼を始めてもいいですか?
どのくらいの頻度で通うのが理想ですか?
発症から数ヶ月経っていますが、今からでも相談できますか?
施術時にパルス(低周波電気)は使用しますか?
参考になる外部情報はありますか?
参考文献・参考情報
橈骨神経麻痺に関する医学的情報については、以下の公式サイトもあわせてご参照ください。
この記事の監修・執筆者

院長 朱錫龍(シュ・シロン)
鍼灸歴40年 /
上海中医薬大学卒 元主治医
はり師:第137701号 /
きゅう師:第137515号

副院長 姚依文(ヤオ・イーウェン)
鍼灸歴34年 /
南京中医薬大学大学院修了 医学博士
はり師:第115967号 /
きゅう師:第115884号
