橈骨神経麻痺の専門鍼治療に特化
中国鍼灸・健身院は、橈骨神経麻痺(下垂手)の早期回復に特化した鍼灸院です。
腕の機能を司る橈骨神経の麻痺に対し、当院では中国の大学病院で培った臨床経験と、最新の「経筋透刺法」を駆使してアプローチします。手首が上がらない、指に力が入らないといった深刻な症状に対し、これまでに延べ154,100人以上の施術実績(全疾患合計)を持つスタッフが、最短期間での社会復帰・日常生活への復帰をサポートします。
特に、発症から1週間以内に施術を開始した場合の回復率は非常に高く、病院で「様子を見ましょう」と言われたケースや、ビタミン剤の服用だけで改善が進まないケースに対しても、多くの改善実績があります。
橈骨神経麻痺は、放置すると筋肉の萎縮(痩せ)が進み、回復に時間がかかってしまいます。音楽家、調理師、職人など、手を酷使する職業の方も、諦めずに一度ご相談ください。
医療機関での治療と併用できる鍼治療
橈骨神経麻痺(土曜日夜の麻痺、ハネムーン症候群など)は、まず整形外科や神経内科での診断が重要です。当院の鍼治療は、病院で処方される末梢神経回復薬(ビタミンB12等)や装具療法と併用することで、相乗効果が期待できます。
末梢神経の損傷に対しては、適切な血流改善と神経刺激が回復を早める鍵となります。当院では西洋医学的評価に基づき、神経の圧迫部位を特定した上で、中医学的なアプローチを組み合わせています。
また、鍼灸は国際的にも安全な実践基準の整備が進められており、WHOは鍼の実践基準を公表しています。WHO Benchmarks for the practice of acupuncture
これらのツボは、橈骨神経の走行や、手首・指を動かす筋肉(伸筋群)に働きかける重要な経穴です。当院では麻痺の深さや発症からの経過時間、筋萎縮の程度に合わせて、電気針(パルス)や透刺法を使い分け、最適な刺激量で施術します。
橈骨神経麻痺に対する中国鍼灸治療の流れ
- Step 1
麻痺レベルの精査(MMT評価)
まず、手首や指がどの程度動くか、感覚の麻痺がどこまであるかを筋力テスト(0〜5の6段階評価)で正確に把握します。これに基づき、回復までの目安期間と治療プランを提示します。
- Step 2
全身調整と局所施術
麻痺部位(腕)だけでなく、首・肩のコリや気血の巡りを確認します。神経の通り道である頸椎から肩にかけての緊張を解くことで、腕への神経伝達効率を高めます。
中国伝統の「透刺法」を用い、一本の鍼で複数のツボや神経ラインを刺激し、眠っている神経を活性化させます。
- Step 3
リハビリ指導
施術後は、筋萎縮を防ぐための正しいマッサージ法や、回復段階に応じた指の動かし方(自主トレ)をアドバイスします。
橈骨神経麻痺(下垂手)の鍼灸治療実例
当院での具体的な改善事例をご紹介します。
- 治療実例─1(発症2日目の早期治療)
患者40代・男性・音楽家
主訴左手首が上がらない(下垂手)、指の力が入らない
経過深酒をして左肘を下にして寝てしまい発症。麻痺レベル2。初回から集中して施術を行い、3日目には指に力が戻り、4回の治療で全快しました。早期開始が功を奏した症例です。
- 治療実例─2(発症1ヶ月経過後の重症例)
患者50代・女性
主訴手首が全く曲がらない、親指・人差し指が動かない、感覚麻痺
経過発症から1ヶ月経過して来院。初診時より透刺法による深部刺激を行い、4回目で手首が45度まで回復。その後指の動きも順次回復し、12回で指の麻痺が消失、完治に至りました。
橈骨神経麻痺の評価基準と回復の目安
橈骨神経麻痺の状態を正確に把握するため、当院では「徒手筋力テスト(MMT)」を用いた客観的な評価を行っています。ご自身の麻痺がどの段階にあるかを確認することで、最適な治療プランと回復までの期間を導き出します。
徒手筋力テスト(MMT)の判定基準
| レベル | 状態の目安 | 当院での治療推奨 |
|---|---|---|
| 5〜4 | 抵抗に逆らって動かせる(ほぼ正常) | 経過観察・調整 |
| 3 | 重力に抗して自力で手首が上がる | 機能回復・強化 |
| 2 | 重力を除けば動かせる(横向きなら動く) | 積極的治療が必要 |
| 1〜0 | 筋肉のピクつきのみ、または全く動かない | 最優先の集中治療 |
回復に要する期間の目安
発症からの期間や麻痺の深さにより異なりますが、当院の臨床データに基づく一般的な目安は以下の通りです。早期に治療を開始するほど、期間は短縮される傾向にあります。
麻痺レベル 2
目安:1回 〜 1ヶ月前後
比較的軽度なケース。数回の施術で手首の挙上が見られ、日常生活への復帰もスムーズです。
麻痺レベル 1
目安:1ヶ月 〜 2ヶ月前後
自力での関節運動ができない状態。神経の再生を促すため、根気強い週2回程度の通院が理想です。
麻痺レベル 0
目安:2ヶ月以上
完全麻痺の状態。筋肉の萎縮を防ぎつつ、神経回路の再建を最優先とした特殊な刺鍼法(透刺法)を行います。
【重要】 橈骨神経麻痺には「特効薬」がありません。病院でのビタミン剤処方と並行し、いかに早く神経を物理的に刺激し、血流を再開させるかが、一生残る後遺症(筋萎縮)を防ぐための分岐点となります。
よくあるご質問
- 病院で処方されたビタミン剤(メチコバール等)と併用しても大丈夫ですか?
- はい、全く問題ありません。むしろ併用を強くお勧めします。病院で処方されるビタミンB12などは神経の修復を助ける「栄養」となり、当院の鍼治療は神経に「物理的な刺激」を与えて血流を促す役割を持ちます。両方を組み合わせることで、回復の相乗効果が期待できます。
- 病院で「様子を見ましょう」と言われましたが、すぐに鍼を始めてもいいですか?
- はい、早ければ早いほど良いです。橈骨神経麻痺は、放置すると使われない筋肉が痩せてしまう(筋萎縮)リスクがあります。病院での経過観察と並行して鍼で神経を刺激し続けることで、筋肉の質を維持し、麻痺が解けた後のスムーズな機能回復につながります。
- どのくらいの頻度で通うのが理想ですか?
- 麻痺の程度によりますが、自力で手首が上がらない状態(レベル0〜2)の間は、週に2〜3回程度の集中した施術をお勧めしています。わずかでも動きが見え始めてからは、経過に合わせて週1回程度に調整していきます。
- 発症から数ヶ月経っていますが、今からでも効果はありますか?
- もちろん効果は期待できます。時間が経過している場合、神経の伝達だけでなく、筋肉の萎縮や関節の固まり(拘縮)を同時に改善する必要があります。当院の特殊な刺鍼法(透刺法)により、眠っている神経を呼び起こし、徐々に機能を回復させていくことが可能です。
- 施術時にパルス(低周波電気)は使用しますか?
- はい、麻痺の改善には鍼に微弱な電流を流すパルス療法が非常に有効です。筋肉を強制的に動かすことでポンプ作用を促し、神経の再生環境を整えます。刺激量は患者様の感覚に合わせて慎重に調整しますので、ご安心ください。
治療コース・料金の目安
橈骨神経麻痺の症状には、70分コースを推奨しています。
- 初診料:2,200円(税込)
- 中医鍼灸コース(70分・2箇所以上):
8,800円(税込) /
74,800円(10回券・15%OFF)
参考文献・参考情報
橈骨神経麻痺に関する医学的情報やガイドラインについては、以下の公式サイトもあわせてご参照ください。
この記事の監修・執筆者

院長 朱錫龍(シュ・シロン)
鍼灸歴40年 /
上海中医薬大学卒 元主治医
はり師:第137701号 /
きゅう師:第137515号

副院長 姚依文(ヤオ・イーウェン)
鍼灸歴34年 /
南京中医薬大学大学院修了 医学博士
はり師:第115967号 /
きゅう師:第115884号

