
秋分を過ぎ、これから秋が深まるにつれて、空気の乾燥が気になる季節を迎えます。「肌の乾燥が気になる」「顔色やくすみが気になる」「肌のハリが以前と違うと感じる」——秋になると、このようなお悩みを感じる方も少なくありません。
今回は、中医学から見た秋と肌の考え方、日常でできる乾燥対策、そして当院の美容鍼(鍼灸美顔)についてご紹介します。
中医学から見た秋と肌
中医学では、秋は「肺」と関わりの深い季節とされ、肺は皮膚とも深い関わりがあると考えられています。
秋が深まり空気が乾燥してくると、肌のうるおいが失われやすくなります。また中医学では、肌の状態を顔だけの問題として捉えるのではなく、睡眠、胃腸の状態、冷え、疲労など、全身の状態もあわせて考えます。
当院の美容鍼でも、お顔の状態だけでなく、その日の体調や生活の様子もうかがいながら施術を行っています。
秋の肌を守るための日常ケア
空気が乾燥する季節には、美容鍼だけに頼るのではなく、毎日のスキンケアや生活習慣も大切です。
- 洗顔後や入浴後は、肌が乾燥する前に保湿する
- 熱すぎるお湯や洗いすぎなど、肌への刺激をできるだけ避ける
- 秋になっても紫外線対策を続ける
- 十分な睡眠をとり、疲労をためすぎないよう心がける
- 室内が乾燥している場合は、加湿などで環境を整える
乾燥や赤み、かゆみなどの症状が強い場合には、自己判断だけで対処せず、皮膚科などの医療機関へご相談ください。
美容鍼とはどのような施術か
美容鍼は、顔や頭部などに鍼を行う、美容を目的とした鍼灸施術です。
当院では、顔専用の極細の鍼を使用し、皮膚やその下にある組織、表情筋の周辺へ、お顔の状態に合わせて細かく刺激します。また、必要に応じて身体のツボにも鍼を行い、お顔のお悩みだけでなく全身の状態も確認しながら施術します。
美容鍼については、顔の弾力やしわなどを対象とした臨床研究があり、一部で変化が報告されています。また、鍼刺激による顔面部の血流変化を調べた研究もあります。
ただし、研究数や規模はまだ限られており、乾燥、たるみ、小ジワ、くすみなどへの効果が確立しているとはいえません。当院では効果を一律に断定せず、お一人ずつのお顔や身体の状態に合わせて施術します。
刺激の感じ方には個人差がありますが、できるだけ負担を抑えながら施術を行います。
当院の美容鍼で重視していること
- 顔専用の極細鍼を使用する
- たるみや小ジワなど、気になる部分を確認する
- 表情筋の緊張や左右差を確認する
- 肌の乾燥や赤みなど、その日の肌状態を確認する
- 刺激量を一人ひとりに合わせて調整する
- 必要に応じて全身のツボも使用する
- 内出血など、起こりうる反応について事前に説明する
乾燥が気になる場合も、肌の状態だけでなく、睡眠や食生活、冷え、疲労などについて確認します。皮膚症状が強い場合には、皮膚科など医療機関での診察をおすすめしています。
施術を受ける前に知っておいていただきたいこと
- 顔には細かな血管が多いため、施術後に一時的な赤み・点状出血・内出血がみられることがあります
- ボトックス注射やヒアルロン酸注入、レーザー治療などの美容医療を受けた直後の方は、施術を受けた医療機関の指示をご確認ください
- 抗凝固薬などを服用している方や、内出血しやすい方は初診時にお知らせください
- 強い湿疹や皮膚炎など、皮膚の病気が疑われる場合は、皮膚科など医療機関での診断を優先します
美容鍼は、日常のスキンケアに代わるものではありません。秋の乾燥対策として、保湿や紫外線対策、十分な睡眠などもあわせて大切にしてください。
こんな方はご相談ください
- 肌の乾燥が気になる
- 顔色やくすみが気になる
- 肌のハリが以前と違うと感じる
- 小ジワやたるみ、フェイスラインの変化が気になる
- 顔の筋肉のこわばりやむくみが気になる
- 美容医療以外の方法も取り入れてみたい
当院では、鍼灸美顔コース(50分)をご用意しています。初めての方にも、施術の流れや起こりうる反応について事前にご説明します。
執筆:副院長 姚依文
中国鍼灸・健身院について
中国鍼灸・健身院は、渋谷駅東口から徒歩3分、地下鉄B2出口から徒歩1分のドクターズビル8階にあります。
臨床歴40年の朱錫龍院長と、臨床歴34年の姚依文副院長が、患者さまの状態を確認しながら直接施術を担当します。
- 【住所】〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-24-5 ドクターズビル8F
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