
「顔面けいれんは治らないと思っていました。こんなに良くなるものなんですね」——これは、当院で施術を受けた60代の女性患者さまからいただいた言葉です。
顔面けいれんは、片側のまぶたや頬、口元が自分の意思とは関係なくピクピクと動く症状です。多くは目の周りのピクつきから始まり、進行すると頬や口角までけいれんが広がります。疲れやストレスで悪化しやすく、人前での会話が苦痛になるなど、精神的な負担が重くなりやすい症状でもあります。
今回は、顔面けいれんに対する当院の施術アプローチと、実際の治療経過をご紹介します。
顔面けいれんとはどのような症状か
顔面けいれん(片側顔面痙攣)は、顔の表情筋が自分の意思とは関係なく収縮し、片側の目の周り・頬・口元などにけいれんが起こる状態です。
主な特徴として、以下のような症状がみられます。
- 片側のまぶたがピクピクする(特に目の周りから始まることが多い)
- けいれんが頬や口角まで広がってくる
- 疲れやストレスがかかると症状が強くなる
- 人前での会話中に顔が引きつり、周囲の目が気になる
- ボトックス注射を受けているが、効果が切れる時期がつらい
顔面けいれんは、顔面神経が血管などに刺激されることで起こる場合があります。片側の顔のけいれんが続く場合や症状が徐々に広がっている場合は、まず神経内科・脳神経外科・耳鼻咽喉科などで原因を確認することをおすすめしています。
症例紹介:60代・女性(右顔面けいれん)
数年前、右まぶたのピクつきから症状が始まりました。当初は気になる程度でしたが、しだいに頬や口元へとけいれんが広がり、疲労やストレスがかかると症状が強くなっていきました。
人前で話すことが苦痛になり、「このまま治らないのではないか」という不安を抱えたまま、当院にご来院されました。
- 5回目頃:まぶたのけいれんが軽減し始める
- 10回目頃:頬や口元の引きつりもほぼ気にならなくなる
- 15回以降:日常生活で症状を意識しない状態まで改善
「顔面けいれんは治らないと思っていました。こんなに良くなるものなんですね」と喜びの声をいただきました。現在は体調管理のためのメンテナンス治療を継続されています。
※施術による変化や回復の経過には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
当院の施術アプローチ——「十字刺法」と電気パルス不使用
顔面けいれんは、神経が過敏に反応している状態です。そのため当院では、顔面けいれんに対して原則として電気パルスを使用しません。手技のみで刺激量を細かく調整しながら、神経の過剰な反応を穏やかに整えていきます。
施術では、当院独自の「十字刺法」を用います。けいれんの中心となる一点(阿是穴など)を軸に、上下・左右の四方向から鍼を施す技法です。中医学の「通即不痛(通じれば痛まない)」という考えに基づき、気血の流れを四方へ動かすことで、顔面部のこわばりや引きつりを穏やかに整えることを目指します。
- 神経過敏の鎮静:けいれんの背景にある過剰な神経反応を、周囲から穏やかに調整します
- 血流・循環の改善:顔面の局所循環を整え、神経・筋肉が落ち着きやすい環境をつくります
- 筋緊張のリセット:けいれんに伴うこわばり・引きつりをゆるめ、表情筋が自然に働ける状態へ導きます
また、症状のある顔面部だけでなく、首肩の緊張・睡眠の状態・疲労・ストレスなど全身状態も確認しながら施術を行います。
こんなお悩みのある方はご相談ください
- 片側のまぶたのピクつきが長期間続いている
- けいれんが頬や口元まで広がってきた
- ボトックス注射以外の方法も検討したい
- 顔に強い刺激をされるのが不安で、電気を使わない鍼を探している
- 病院での治療と並行して鍼灸も試してみたい
当院の鍼灸治療は、ボトックス注射や薬物療法などの医療的治療を妨げるものではありません。治療状況を伺いながら、無理のない施術方針をご提案します。
中国鍼灸・健身院について
中国鍼灸・健身院は、渋谷駅東口から徒歩3分、地下鉄B2出口から徒歩1分のドクターズビル8階にあります。
臨床歴40年の朱錫龍院長と、臨床歴34年の姚依文副院長が、患者さまの状態を確認しながら直接施術を担当します。
- 【住所】〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-24-5 ドクターズビル8F
- 【アクセス】JR渋谷駅東口より徒歩3分、地下鉄B2出口より徒歩1分
- 【電話番号】03-3498-6788
- 【平日】11:00〜21:00(最終受付19:30)
- 【土曜】10:30〜17:00(最終受付15:00)
- 【休診日】日曜・祝日
副院長より