甲状腺機能亢進症でお悩みの方へ
「動悸がする」「汗が止まらない」「体重が減る」「疲れやすい」「イライラする」「手が震える」などの症状でお困りではありませんか。
甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで全身の代謝が高まり、心臓、神経、自律神経などに大きな負担を与える疾患です。
中国鍼灸・健身院では、甲状腺機能亢進症そのものを治すことを目的とするのではなく、西洋医学の治療を継続しながら、動悸、不眠、疲労感、不安感、肩こり、手の震えなどの症状緩和と自律神経バランスの調整を目的とした中国鍼灸治療を行っています。
院長40年、副院長34年の豊富な臨床経験をもとに、一人ひとりの体質や症状に合わせた施術を行います。
このようなお悩みはありませんか?
- 動悸や息切れが気になる
- 汗をかきやすく、体がほてる
- 疲れやすいのに眠れない
- 手の震えがあり、細かい作業がしづらい
- イライラや不安感が続いている
- 薬を服用しているが、体調不良が残っている
- 自律神経の乱れや肩こりもあわせて整えたい
甲状腺機能亢進症とは
甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで、全身の代謝が異常に活発になる病気です。
代表的な原因として、バセドウ病、中毒性結節性甲状腺腫、甲状腺炎などがあります。
主な症状
- 動悸、頻脈
- 発汗増加、暑がり
- 手指の震え
- 不眠、疲労感
- 体重減少、食欲亢進
- イライラ、不安感
- 集中力低下
- 筋力低下
甲状腺機能亢進症では、心臓や自律神経に負担がかかりやすく、動悸、不眠、疲労感、不安感などが日常生活に影響することがあります。
なお、甲状腺機能亢進症には医療機関での確認と治療が必要です。次の「まず病院で確認すべきこと」もあわせてご確認ください。
当院では、医師による診断・治療を大切にしながら、中国鍼灸の専門技術を用いて、症状緩和と全身状態の調整をサポートしています。
まず病院で確認すべきこと
甲状腺機能亢進症が疑われる場合は、まず内分泌内科または甲状腺専門医を受診してください。
甲状腺ホルモンの状態は、血液検査などで確認する必要があります。症状だけで判断せず、医師による診断と治療方針に従うことが大切です。
早急な医療機関受診が必要な症状
- 強い動悸がある
- 不整脈を指摘された、または脈が乱れる
- 息苦しさがある
- 急激な体重減少がある
- 高熱がある
- 意識がぼんやりする、意識障害がある
当院の鍼灸治療は、医師による診断や薬物治療を妨げるものではありません。処方薬を自己判断で中止せず、医療機関での治療を継続したうえで、鍼灸による症状緩和や自律神経調整をご検討ください。
「薬を服用しているが動悸や不眠が残っている」「疲労感や不安感を少しでも楽にしたい」という方も、病院での治療状況を伺いながら、無理のない施術方針をご提案します。
検査・評価法
甲状腺機能亢進症では、甲状腺ホルモンの状態や原因を確認するため、医療機関での検査が重要です。
一般的に行われる検査
血液検査
- TSH
- FT3
- FT4
- TRAb(TSH受容体抗体)
超音波検査
甲状腺の腫大や血流状態を確認します。
心電図
頻脈や不整脈の有無を確認します。
シンチグラフィ
必要に応じて行われることがあります。
当院では、病院での診断名、血液検査の結果、服薬状況、動悸や不眠などの症状を伺いながら、鍼灸による施術方針を検討します。
検査結果をお持ちの場合は、初回時にご持参いただくと、より状態に合わせた施術方針を立てやすくなります。
当院の中国鍼灸治療
中国鍼灸・健身院では、甲状腺機能亢進症そのものを鍼灸だけで治すことを目的とはしていません。医師による治療を継続しながら、動悸、不眠、疲労感、不安感、手の震え、肩こりなどの症状緩和と自律神経バランスの調整を目的に施術を行います。
中国医学では、甲状腺機能亢進症に伴う症状を、肝火上炎、肝陽上亢、心腎不交、気陰両虚、痰火擾心などの病態として捉えます。
医療機関での治療と併用して受けられる鍼治療
甲状腺機能亢進症は、医師による診断と薬物治療などが重要な疾患です。そのため当院では、まず内分泌内科や甲状腺専門医で診断・治療を受けたうえで、鍼灸治療を併用することをおすすめしています。
当院の鍼治療は、抗甲状腺薬などの医療的治療を妨げるものではありません。病院での治療と並行しながら、動悸、不眠、不安感、疲労感などを和らげ、回復しやすい身体の状態を整えることを目的に行います。
詳しい受診の目安や注意すべき症状については、「まず病院で確認すべきこと」をご確認ください。
施術で重視すること
- 自律神経調整
- 睡眠改善
- 動悸の軽減
- 不安感の軽減
- 血流改善
- 全身調整
甲状腺機能亢進症の鍼治療で用いる主なツボ
症状や体質により使用するツボは異なります。以下は代表的な経穴の一例です。
1 百会(ひゃくえ)
頭頂部の中央付近
【役割】
- 精神安定
- 自律神経調整
- 頭部の緊張緩和
不安感や睡眠の乱れがある方に用いられることがあります。
2 神門(しんもん)
手首の小指側、しわの近く
【役割】
- 不眠への対応
- 不安感の緩和
- 精神的な緊張の調整
心身の緊張が強い場合に重視される経穴です。
3 内関(ないかん)
手首の内側、手首のしわから指3本分ほど上
【役割】
- 動悸への対応
- 胸苦しさの緩和
- 自律神経の調整
胸部症状や不安感を伴う場合に用いられることがあります。
4 太衝(たいしょう)
足の甲、足の親指と人差し指の骨が交わる手前のくぼみ
【役割】
- イライラの緩和
- ストレス調整
- 肝の気の巡りを整える
ストレスや緊張が強い方に用いられる代表的なツボです。
5 三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの上、指4本分ほど上のすねの内側
【役割】
- 内分泌バランスの調整
- 冷えや疲労への対応
- 全身状態の調整
婦人科系や内分泌、自律神経の調整でよく用いられます。
6 足三里(あしさんり)
膝の下、すねの外側にある代表的なツボ
【役割】
- 疲労回復
- 胃腸機能の調整
- 免疫・体力のサポート
全身の回復力を支える基本穴として用いられます。
7 腎兪(じんゆ)
腰部、背骨の両側にあるツボ
【役割】
- 体力低下への対応
- 慢性的な疲労の調整
- 下半身や腰部の巡りの改善
疲労感や体力低下が目立つ場合に用いられることがあります。
8 心兪(しんゆ)
背中の上部、心臓に対応するとされる背部兪穴
【役割】
- 動悸への対応
- 不眠の改善サポート
- 心身の緊張緩和
心悸や不眠を伴う方に用いられることがあります。
実際には、症状の出方、脈診・舌診、体質、服薬状況、血液検査の結果などを総合的に確認し、使用するツボを調整します。
平衡鍼灸学による鍼治療
平衡鍼灸学では、症状が現れている局所だけでなく、全身のバランスを整えることを重視します。
甲状腺機能亢進症では、自律神経系、内分泌系、循環器系の調和を図りながら治療を行います。
比較的少ない本数の鍼でも全身へ作用させることを目指し、患者様の体力や症状の強さに合わせて、刺激量を慎重に調整します。
平衡鍼灸学で重視する視点
- 自律神経の緊張を整える
- 心身の興奮状態を落ち着かせる
- 動悸や不眠に関係する全身状態を確認する
- 首肩こりや血流の滞りもあわせて調整する
- 少ない刺激で全身のバランスを整える
当院では、医師による診断・治療を尊重しながら、中国鍼灸と平衡鍼灸学の考え方を活かし、症状緩和と体調管理をサポートします。
治療の流れ
当院では、患者様が安心して施術を受けられるよう、以下の流れで丁寧に対応します。
- Step 1
問診
動悸、不眠、手の震え、発汗、疲労感、不安感などの症状、発症時期、病院での診断内容、服薬状況、血液検査の経過を確認します。
- Step 2
脈診・舌診
中医学的な視点から、肝火上炎、肝陽上亢、心腎不交、気陰両虚などの傾向を確認します。
- Step 3
全身状態の確認
睡眠、疲労、ストレス、首肩こり、体力低下、動悸の出やすい時間帯などを確認し、施術方針を立てます。
- Step 4
中国鍼による施術
動悸、不眠、不安感、疲労感などの状態に合わせて、手足、背中、頭部などのツボを組み合わせ、刺激量を調整しながら施術します。
- Step 5
治療後の状態確認
施術後の身体の変化、動悸や不安感、眠気、疲労感などを確認し、次回以降の施術方針を調整します。
- Step 6
日常生活指導
睡眠、過労、ストレス、カフェイン摂取、服薬管理など、日常生活で気をつけたい点をお伝えします。
生活習慣・セルフケア
甲状腺機能亢進症では、医師の治療を継続しながら、日常生活で心身に負担をかけすぎないことが大切です。
自分自身でご注意すること
- 処方薬を自己判断で中止しない
- 睡眠不足を避ける
- 過労を避ける
- 強いストレスをためない
- 定期的に血液検査を受ける
- カフェインの過剰摂取を控える
動悸、不眠、手の震え、強い疲労感などが続く場合は、自己判断で我慢せず、医療機関にも相談してください。
当院では、施術後の状態に合わせて、生活習慣やセルフケアについても無理のない範囲でアドバイスしています。
鍼灸治療実例
当院で行った甲状腺機能亢進症に伴う症状への鍼灸治療実例の一部をご紹介します。
※以下は個別の症例であり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません。甲状腺機能亢進症そのものの治癒を保証するものではなく、医師の治療と併用しながら症状緩和や体調管理を目的に行った症例です。
- 症例1
患者40代女性・会社員
主訴動悸、不眠、発汗過多、体重減少、不安感
治療3か月前にバセドウ病と診断され、抗甲状腺薬を服用していました。血液検査では甲状腺ホルモン値の高値が認められ、特に夜間の動悸と寝付きの悪さに悩まされていました。
中国医学的には「肝火上炎」「心神不安」と判断し、百会、神門、内関、太衝、三陰交、足三里などを中心に全身調整を実施。週1回のペースで90分治療を継続しました。
結果4回目頃から寝付きが改善し、夜中に目が覚める回数が減少。8回目には動悸の頻度も減り、不安感も軽減しました。3か月後には仕事中の集中力も回復し、日常生活をほぼ問題なく送れるようになりました。
- 症例2
患者50代女性・主婦
主訴手の震え、イライラ、疲労感、首肩こり
治療数年前からバセドウ病で治療中。甲状腺ホルモン値は安定していたものの、手の震えや精神的な不安定さが続いていました。
脈診では弦脈、舌診では舌紅を認め、「肝陽上亢」と判断。平衡鍼灸と中国鍼を組み合わせ、太衝、合谷、神門、内関、三陰交を中心に施術。週1回の治療を継続しました。
結果5回目頃から手の震えが軽減。10回目には料理や裁縫などの細かい作業が行いやすくなり、家族からも表情が穏やかになったと言われるようになりました。
- 症例3
患者30代女性・会社員
主訴強い疲労感、動悸、息切れ、集中力低下
治療仕事のストレスが重なり、甲状腺機能亢進症を発症。薬物治療を受けていましたが、慢性的な疲労感が改善せず来院されました。
中国医学的には「気陰両虚」と判断し、足三里、気海、三陰交、腎兪、心兪を中心に施術を行いました。初期は週1回、その後は2週間に1回へ移行しました。
結果1か月後には朝のだるさが軽減。2か月後には仕事後の疲労感が大きく改善し、休日に外出できる体力が戻りました。6か月後には通院を月1回のメンテナンス治療へ変更しました。
- 症例4
患者60代男性・会社経営
主訴動悸、不眠、めまい、高血圧傾向
治療バセドウ病と診断され薬物治療中。夜間の動悸により睡眠時間が短く、日中の疲労感が強い状態でした。
自律神経の乱れも顕著であったため、百会、神門、内関、太衝、心兪、腎兪を中心に全身調整を実施。週1回、90分治療を継続しました。
結果3回目頃から睡眠時間が延長。7回目には動悸の回数が減少し、めまいも軽減。3か月後にはゴルフや仕事にも支障なく取り組めるようになりました。
当院が選ばれる理由
| 患者様が不安に感じやすい点 | 中国鍼灸・健身院の対応 |
|---|---|
| 甲状腺の病気に鍼をしてよいのか不安 | 医師の診断・治療を前提に、症状緩和と自律神経調整を目的に施術します |
| 全身症状を相談できるか不安 | 動悸、不眠、疲労感、不安感、肩こりなど全身状態を確認します |
| 薬を飲んでいても受けられるか不安 | 服薬内容を伺い、薬を自己判断で中止しないことを前提に施術します |
| 刺激が強すぎないか不安 | 体力や症状に合わせて刺激量を調整します |
- 開業28年の実績
- 院長40年、副院長34年の臨床経験
- 元中国医師による本格中国鍼灸
- 一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療
- 渋谷駅から徒歩圏内
- 難治性疾患への豊富な治療経験
通院回数・治療ペース
甲状腺機能亢進症に伴う症状への鍼灸治療では、症状の強さ、服薬状況、血液検査結果、体力、睡眠状態などによって通院ペースが異なります。
| 状態 | 通院ペースの目安 |
|---|---|
| 症状が強い時期 | 週1〜2回 |
| 症状安定後 | 2週間に1回 |
| 維持期 | 月1回程度 |
※上記は目安です。症状や血液検査結果、医師の治療方針により異なります。実際の通院ペースは、初回時の状態を確認したうえでご提案します。
治療コース・料金
甲状腺機能亢進症では、動悸、不眠、疲労感、不安感、肩こりなど全身症状を伴うことが多いため、70分以上のコースをおすすめしております。
- 初診料:2,200円(税込)
- 二箇所治療(70分):8,800円(税込)
- 三箇所以上治療(90分):10,800円(税込)
詳しくは治療コース・料金表をご覧ください。
よくあるご質問
鍼灸で甲状腺機能亢進症は治りますか?
薬はやめられますか?
鍼は痛いですか?
どれくらいで変化が出ますか?
病院の治療と併用できますか?
参考になる外部情報はありますか?
参考文献・参考情報
この記事の監修・執筆者

院長 朱錫龍(シュ・シロン)
鍼灸歴40年 /
上海中医薬大学卒 元主治医
はり師:第137701号 /
きゅう師:第137515号

副院長 姚依文(ヤオ・イーウェン)
鍼灸歴34年 /
南京中医薬大学大学院修了 医学博士
はり師:第115967号 /
きゅう師:第115884号
