頑固な肩こりは元中国医にお任せ

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最近では小学生の患者もいる「現代病」

肩こりに苦しむ方は多くいらっしゃいます。 肩の痛みで腕が上がらなくなったり、こりが首にまで拡がった結果、血のめぐりが悪くなって 激しい頭痛を引き起こしたりもします。肩こりを放置しておくと、集中力が低下するなど次第に症状が悪化していきます。四十代、五十代の人が頚椎症になる原因は、ほとんどの場合、慢性の肩こりを放置してきた結果です。「たかが肩こり」と軽く見ず、早めに鍼治療することが大切です。 キャリア38年の当院にご相談ください。

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肩こりの原因

肩こりは、僧帽筋、三角筋、肩甲拳筋など、首から肩にかけての筋肉の疲労が原因です。長時間無理な姿勢を続けることや運動不足はもちろん、内臓疾患、目の疲労、関節や背骨の異常、ストレスが引き金で起こることもあります。更年期障害など女性特有の病気の原因にもなり、パソコンやテレビゲームの普及によって最近では小学生の患者様さえ見られるようになりました。まさに「現代病」ですね。

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中国医学と「ツボ」について

肩こりの治療法はいろいろありますが、当院では、中国医学の理論と経験に基づいた鍼治療をお奨めしています。中国医学では、身体の機能を保つ基本的なエネルギーを「気」と呼んでいます。「気」の通り道が「経絡(けいらく)」で、その経絡上にあってエネルギーが溜まりやすい場所が経穴、いわゆる「ツボ」です。鍼治療はそのツボを刺激することによって、滞っていた「気」をスムーズに流し、筋肉のこりを取り去ります。肩こりの場合、主に使うツボは、後頭部にある「天柱」「風池」、肩にある「肩井」などです。こうしたツボに鍼を打つことで、緊張状態にある僧帽筋を緩めることができます。

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健身院の肩こり鍼治療

当院では患者様の状態に応じて鍼治療に様々な療法を組み合わせ、少しでも早く痛みを軽減することを最優先に治療しています。具体的には、 首や肩関節の歪みを整える中国整体術や、特に「電気パルス」や「吸い玉」等の療法を鍼と組み合わせて治療を行ないます。電気パルスは、鍼に電気的な律動を与えることによって、経絡への伝導をより効率的にするものです。中国の医療機関では一般的な治療法ですが、日本ではまだ少し珍しいようです。吸い玉療法は、真空状にしたガラス器を患部に吸いつかせて毛細血管に滞っていた老廃物を吸引し、毒素や汚れた「気」を体内から排出しようというものです。中国ではごく一般的な療法です。