慢性関節リウマチの中国鍼治療

慢性関節リウマチ（RA）とは？

慢性関節リウマチ（RA）は、関節が炎症を起こし、腫れや痛み、こわばりが続く自己免疫疾患です。特に朝のこわばりや関節の変形が特徴で、進行すると日常生活に支障をきたすこともあります。

西洋医学では、生物学的製剤や免疫抑制剤による治療が行われますが、副作用のリスクもあり、薬の使用に不安を感じる方も少なくありません。そのため、補完療法として鍼灸治療が注目されています。

中国医学では、慢性関節リウマチは「痺証（ひしょう）」や「歴節風（れきせつふう）」とされ、主に「風・寒・湿」の影響によって関節の気血の流れが滞ることで発症すると考えます。

また、体の内側の問題として「脾の弱りによる湿の停滞」「肝血の不足」「腎の衰え」などが関与し、炎症や痛みを引き起こすとされています。

鍼灸治療では、これらのバランスを整えながら、関節の機能回復を目指します。

✅ 痛み・こわばりの緩和

・気血の流れを促し、炎症を抑える

・血流を改善し、筋肉や関節の緊張を和らげる

✅ 関節の可動域の改善

・関節周囲の緊張を緩め、動かしやすくする

・体内の水分代謝を促し、腫れを軽減する

✅ 免疫バランスの調整

・過剰な免疫反応を抑え、自己免疫の働きを正常化

・体質を改善し、症状の進行を防ぐ

鍼治療実例─1: 患者50代女性ー朝のこわばりと痛みの軽減

症状数年前から手指のこわばりと痛みに悩み、特に朝は指を曲げるのが難しい状態。病院で免疫抑制剤を処方されていたが、痛みが残り、薬の増量には抵抗があるとのこと。

治療・手指の血流を促進し、こわばりを和らげる鍼治療・全身の冷えを改善する温灸治療

結果1回目の施術後、翌朝のこわばりがわずかに軽減。3回目の施術（2週間後）には「朝の手の開閉が楽になった」とのこと。1ヶ月の継続治療で症状が大幅に改善し、現在も定期的な治療で良い状態を維持できている。

鍼治療実例─2: 患者60代女性ー膝の腫れと痛みの改善

症状膝の腫れと痛みにより、階段の昇り降りが困難。ヒアルロン酸注射を受けていたが、痛みが十分に軽減されず、外出を控えるようになっていた。

治療・膝周囲の炎症を抑え、血流を改善する鍼治療・膝関節の水分代謝を促し、腫れを軽減する施術

結果2週間後には腫れが落ち着き、痛みが和らぎはじめる。1ヶ月後には階段の昇降がスムーズになり、歩行時の不安も軽減。継続治療により可動域が広がり、外出が楽になった。

鍼治療実例─3: 患者40代女性ー手首の痛みと疲労感の改善

症状手首の痛みにより細かい作業が困難。ステロイドを処方されていたが、副作用を考え、減薬を希望。仕事でパソコンを使うのがつらく、疲労感も強い。

治療・手首の炎症を抑え、痛みを軽減する鍼治療・全身の免疫バランスを整える施術

結果1ヶ月の継続治療で痛みが軽減し、日常動作がスムーズに。3ヶ月後には可動域が改善し、疲労感も軽減。「仕事後の疲れが減り、作業が楽になった」との声。

当院では、西洋医学と中国医学の視点を融合し、慢性関節リウマチの症状に対応する専門的な鍼灸治療を行っています。

✅ 元大学病院主治医（38年の臨床経験）と医学博士（32年の臨床経験）が施術を担当

✅ 西洋医学と中国医学を組み合わせた総合的なアプローチ

✅ 一人ひとりの症状に合わせたオーダーメイド治療

慢性関節リウマチは難治性疾患であり、西洋医学の治療には副作用のリスクもあります。鍼灸治療は、副作用が少なく、長期的な症状管理に適した治療法として、多くの患者様に選ばれています。

治療コースと料金

⏳ 70分コース：8,800円（10回回数券：74,800円）

⏳ 90分コース：10,800円（10回回数券：91,800円）

初診料：2,200円（ネットを見た方は1,000円割引）

慢性関節リウマチでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

ご予約・お問い合わせ

電話：03-3498-6788

住所：東京都渋谷区渋谷1-24-5 ドクターズビル8F

診療時間：11:00～20:30

慢性関節リウマチの症状でお悩みの方は、ぜひ健身院の専門鍼灸治療をご体験ください！