
※写真は施術風景をもとに一部加工しています。実際の施術内容をすべて示すものではありません。
今回は、他院から当院へ転院された21歳・女性の 顔面神経麻痺の症例をご紹介します。
初めて来院されたときには、発症からすでに50日が 経過していました。
来院時は顔のゆがみがあり、目を閉じることも難しい状態で、 重度の顔面神経麻痺がみられました。
施術開始後、最初の3回は目立った変化がありませんでしたが、 4回目から口元の動きに少しずつ変化が現れています。
来院時の状態
患者様は21歳の女性で、大学に通われています。 他院での治療を経て、当院へ来院されました。
- 年齢・性別:21歳・女性
- 主な症状:顔面神経麻痺
- 初診時:発症から50日経過
- 顔のゆがみがみられる
- 目を閉じることが難しい
- 麻痺の程度:重度
顔面神経麻痺では、顔の表情筋が動かしにくくなり、 目を閉じる、口を動かすなどの日常的な動作にも 支障が生じることがあります。
施術開始から6回目までの経過
当院での施術開始後、最初の3回は目立った変化が みられませんでした。
しかし、4回目の施術頃から、口元に少しずつ 力が入るようになりました。
現在は6回目の施術を迎え、口を少し開けられるように なっています。
ご本人も「思い切って転院してよかった」と、 変化を喜んでいらっしゃいます。
現在も、お顔の状態や回復の経過を確認しながら、 施術を継続しています。
顔面神経麻痺の回復経過を丁寧に確認
顔面神経麻痺は、原因や麻痺の程度、発症からの期間などにより、 回復の経過が異なります。
中国鍼灸・健身院では、顔面神経麻痺に対して 経筋透刺法などの中国鍼灸を用い、 一人ひとりの状態に合わせた施術を行っています。
今回の患者様についても、顔の動きや麻痺の状態を確認しながら、 施術を継続しています。
なお、今回みられた変化について、 鍼治療のみの効果であると断定することはできません。 顔面神経麻痺では自然回復や他の治療など、 さまざまな要因が経過に関係します。
当院では、医療機関での診断・治療を尊重しながら、 鍼灸による補完的なケアに取り組んでいます。
症例報告について
本症例は一人の患者様の施術経過をご紹介するものです。 すべての顔面神経麻痺の方に同様の変化が現れることを 保証するものではありません。
症状や回復の経過には個人差があり、 鍼灸の効果を判断するには、より多くの科学的な検証が必要です。
突然顔が動かなくなった場合は、 まず医療機関で診断を受け、適切な治療を受けてください。
執筆:副院長 姚依文