
皆様、こんにちは。中国鍼灸・健身院です。
「エアコンをつけても寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」「朝起きても体がだるくて仕事に集中できない」——連日の猛暑が続く7月末、こうしたお声をよく聞くようになりました。
熱帯夜(夜間の最低気温が25℃以上の夜)が続くと、眠りの質が大きく落ちます。しかしその原因は、気温だけではありません。今回は、夏の不眠が起きるしくみと、鍼灸によるアプローチについてご紹介します。
夏に眠れなくなる2つの原因
夏の不眠には、大きく分けて2つの要因が絡んでいます。
- 気温・湿度による入眠障害:人は眠りに入る際、深部体温を下げる必要があります。熱帯夜が続くと体温がうまく下がらず、脳が「まだ活動する時間だ」と判断して眠気が来にくくなります。
- 自律神経の乱れ:日中の猛暑・屋内の冷房・屋外の熱気という急激な温度変化の繰り返しが、交感神経と副交感神経のバランスを慢性的に乱します。夜になっても体がリラックスモードに切り替わらず、眠れないまま朝を迎える——という悪循環に陥りやすくなります。
眠れない夜が続くと、疲労が蓄積し、食欲低下・集中力の低下・気分の落ち込みなど、体全体への影響が広がっていきます。
中医学から見た夏の不眠
中国医学では、不眠を単なる「眠れない症状」ではなく、心(しん)・脾(ひ)・腎(じん)など内臓の機能バランスの乱れとして捉えます。
夏の不眠に特に多く見られるのが、「心火上亢(しんかじょうこう)」と呼ばれる状態です。これは心身の興奮が収まらず、熱が上半身にこもり続けている状態を指します。また、夏の暑さや湿気は「暑邪(しょじゃ)」「湿邪(しつじゃ)」として体内の気血の流れを滞らせ、内臓の働きをさらに乱します。
こうした観点から、体の熱を冷まし、気血の巡りを整えることが夏の不眠改善の鍵と考えています。
健身院での施術アプローチ
当院では「平衡鍼灸学」(中国伝統鍼灸と西洋医学の神経学・生理学を融合させた最先端の治療体系)に基づき、自律神経の機能調整を軸に施術を行います。
- 副交感神経を高めるツボへの刺鍼:百会(ひゃくえ)・安眠・神門(しんもん)・太渓(たいけい)など、リラックス・入眠に関わる経穴に刺鍼し、夜の体をリラックスモードに切り替えます。
- 滋陰(じいん)のアプローチ:体内の熱こもりを取り除く「滋陰」の考え方に基づき、熱を冷まし潤いを補うツボを組み合わせます。夏特有の「体が火照って眠れない」状態に対応します。
- 吸い玉(カッピング):背部への吸い玉で血流を改善し、自律神経のバランスを整えます。
「睡眠薬に頼りたくない」「薬を飲んでも翌朝だるい」「慢性的な不眠で疲れ果てている」という方も、体全体の状態を確認しながら無理のない施術プランをご提案します。
中国鍼灸・健身院について
中国鍼灸・健身院は、渋谷駅東口から徒歩3分、地下鉄B2出口から徒歩1分のドクターズビル8階にあります。
臨床歴40年の朱錫龍院長と、臨床歴34年・医学博士の姚依文副院長が、患者さまの状態を確認しながら施術を担当します。延べ15万人以上の施術経験をもとに、一人ひとりの症状と体質に合わせたオーダーメイドの施術プランをご提案します。
- 【住所】〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-24-5 ドクターズビル8F
- 【アクセス】JR渋谷駅東口より徒歩3分、地下鉄B2出口より徒歩1分
- 【電話番号】03-3498-6788
- 【平日】11:00~21:00(最終受付19:30)
- 【土曜】10:30~17:00(最終受付15:00)
- 【休診日】日曜・祝日