子宮筋腫と中国鍼治療
~手術を回避したい方へ。身体にやさしい選択肢があります~
子宮筋腫は、子宮に発生する良性の腫瘍で、成人女性の3〜4人に1人が抱えているとされるごく一般的な疾患です。主な症状には、過多月経、貧血、下腹部の張りや痛み、不妊、頻尿などがあり、日常生活の質を大きく左右します。
病院では、ホルモン治療や手術(子宮全摘・筋腫核出)を提案されることが多いですが、「できれば手術は避けたい」「薬に頼りすぎたくない」「根本的に体質を改善したい」とお考えの方も少なくありません。

中国鍼による子宮筋腫治療とは?
中国鍼灸・健身院では、中国伝統医学の理論に基づき、「活血化瘀(かっけつかお)」=血流改善、「補腎調経(ほじんちょうけい)」=ホルモンバランスと子宮機能の調整に重点を置いた治療を行っています。
特に中国鍼は、一般的な日本の鍼よりもやや太く、深層の瘀血や硬結にしっかりアプローチできるのが特長です。さらに、当院では中国・上海の病院で長年研鑽を積んだ経験豊富な施術者が担当。患者様一人ひとりの体質と状態に合わせたオーダーメイドの施術を提供しています。
鍼灸治療の具体的な症例紹介
当院では一人一人の患者様の症状に合わせ、最も適切なツボや治療法を選んで治療します。どうぞお気軽にご相談ください。
- 治療実例─1
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患者42歳・女性・会社員
主訴人間ドックで10cmの筋腫が見つかり、「近いうちに開腹手術が必要」と言われたが不安を感じ来院。
治療初診時、重い生理痛と出血過多、疲労感が顕著。脈診では「瘀血型+腎虚」と判断。週1回、子宮周辺と背部への中国鍼+温灸+補腎の経穴を用いた治療を開始。
結果3ヶ月で生理痛が明らかに軽減し、出血量も半減。半年後の検査では筋腫が10cm→8.5cmに縮小。婦人科でも「手術は当面不要」と判断され、その後は月1回の体調管理コースに切り替えて継続中。
- 治療実例─2
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患者36歳・女性・主婦
主訴2つの筋腫(4cmと2cm)を抱え、不妊治療を1年半継続しても成果が出ず、当院に相談。
治療「腎陽虚+血虚」の体質と判断し、補腎と血行促進を主軸にした施術(腎兪・関元・三陰交など)を週1回実施。
結果3ヶ月目から基礎体温が安定し始め、4ヶ月後に自然妊娠。妊娠中も安胎を目的とした鍼を継続し、出産まで順調に経過。現在は産後ケアとして通院中。
- 治療実例─3
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患者48歳・女性・公務員
主訴長年、過多月経による貧血(ヘモグロビン値8.2)に悩み、階段の上り下りもつらい状態。病院で鉄剤を処方されるも改善せず、来院。
治療脈診・舌診から「気血両虚・血瘀」と診断。
結果施術では補気補血の経穴(脾兪・血海・足三里など)と、活血化瘀の配穴を併用。2ヶ月で月経量が減り、ヘモグロビン値も10.6まで回復。仕事も休まずに過ごせるようになり、現在も月経前のメンテナンスとして定期通院中。
- 治療実例─4
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患者51歳・女性・自営業
主訴更年期に入り、ホットフラッシュ・不安感・不眠に加え、7cmの筋腫による圧迫感で来院。
治療「肝鬱気滞・血瘀」の体質と診断。週1回の鍼施術で、神門・太衝・内関など精神を安定させる経穴と、瘀血改善の経穴を重点的に施術。
結果3ヶ月で情緒が安定し、夜も眠れるように。生理周期も整い、筋腫の大きさも変化なく、無事に自然閉経を迎えられた。
- 治療実例─5
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患者40歳・女性・保育士
主訴3.5cmの筋腫が膀胱を圧迫し、日中も夜間も頻尿がつらく来院。
治療エコーでは問題ないと言われるも、実生活での支障が大きかった。体質は「脾腎陽虚・瘀血」。骨盤内の血流を促す経穴と、膀胱周辺の緊張を和らげる配穴で施術。
結果2ヶ月(週1回)で頻尿が明らかに改善し、夜間もぐっすり眠れるように。仕事の集中力も戻り、現在は月経トラブル防止を目的に継続中。
健身院の治療コース(税込)
- ・70分コース:8,800円(1〜2部位の施術+全身調整)
- ・90分コース:10,800円(子宮筋腫+疲労や冷えなど他の悩みを含む)
・子宮筋腫は、「悪化する前に手を打つ」ことが大切です。
・中国鍼灸は、ただ筋腫を小さくすることだけでなく、「体を整えることによって結果的に筋腫が大きくならない体質を作る」という考え方です。薬や手術の前に、一度、体にやさしい選択肢を試してみませんか?