40代・男性・会社員・東京世田谷区
(患者様よりLINEでお寄せいただいた口コミ)
ラムゼイ・ハント症候群による顔面神経麻痺を経験して一発症から回復までの経緯と気づきー
帯状疱疹(左頭頸部)の重症で都内大学病院に入院し、1週間の抗ウイルス薬点滴治療を受けました。耳の痛みと不眠が続き、退院前日に星状神経節ブロックを受けて翌日退院。その翌日から口元に軽度の麻痺が現れましたが、医師の「もう大丈夫」という言葉を信じ、神経ブロックの影響かと思い込んでいました。
退院から6日後、ペインクリニックで「顔面神経麻痺」と診断され、耳鼻科でラムゼイ・ハント症候群と告げられました。柳原法では10点と評価され、ステロイドと抗ウイルス薬が再処方されました。「この歳で顔が動かなくなるのか」という恐怖を強く感じました。
台湾の友人から「発症から1週間が治療のゴールデンタイム」と聞き、中医学では毎日の鍼灸が回復の鍵とされているとのこと。国内の鍼灸院では慎重な対応が多く、方針の違いに戸惑いましたが、友人の助言で顔面神経麻を専門とする中医の健身院で治療を受けることに。
初回の施術で顔がわずかに動き、2回目には口元にも改善が見られたため、10回券を購入し毎日通院。痛みに敏感な私にとって顔への鍼治療は怖さもありましたが、先生の丁寧な対応と日々の回復が支えとなりました。
10回で約8割改善し、20回目にはほぼ完全に回復。健身院の先生と台湾の友人には感謝しかありません。大学病院の医師も、予想以上の回復に驚いていました。
今回は、治療内容よりも発症から回復までの経緯を中心に記しました。同じ症状で悩まれている方の参考になれば幸いです。