

このゴールデンウィーク前半、日常を少し離れ、北海道・道東の雄大な自然を巡る旅に出かけました。釧路湿原、雄阿寒岳と阿寒湖、そしてオンネトー、摩周湖…。どこまでも広がる空と大地、静かにたたずむ湖の美しさに、ただただ圧倒され、心が震えるような感動を覚えました。
釧路湿原では、果てしなく続く湿原の風景に、心がすっと洗われるようでした。自然の鼓動がすぐそばに感じられ、ゆっくりと流れる時間に身を委ねる心地よさ。その先に見えた雄阿寒岳の力強い佇まいと、阿寒湖の静けさが織りなす対比は、言葉にできないほど美しく、深く心に残りました。
とりわけ印象的だったのは、オンネトーと摩周湖です。オンネトーは「五色沼」とも呼ばれ、訪れた日は湖面にうっすらと氷が残っており、そこに映る雌阿寒岳と阿寒富士の倒影が、まるで絵画のようでした。神秘的な青が湖全体に広がり、息をのむ美しさでした。
そして摩周湖。あの静寂と透明度の高さには、ただ立ち尽くすしかありませんでした。言葉を超えた美しさが、そこにはありました。
自然の偉大さ、美しさ、静けさ――それらは私たちの心と体に深く染み入ります。健身院でいつもお伝えしている「自然治癒力」という言葉が、この旅を通じて一層深い意味を持って感じられました。
また今日から、皆さまの健康と癒しのために、心を込めて鍼を打っていきたいと思います。
姚ヨリ