慢性前立腺炎に不眠症を伴う鍼治療例

 

男性、25歳、会社員。
主訴:二年間下腹部の鈍痛と陰茎痛あります。
現病歴:二年前、下腹部鈍痛と陰茎痛が出て、病院で慢性前立腺炎と言われ、すぐに抗生物質など薬を飲みましたが、症状はあまり変わりませんでした。以後漢方薬を一年余りのみ続けましたが、それでも良くなりませんでした。先月鍼が効くと聞き、近くの鍼灸治療院に10回くらい行きましたが、ちっとも良くならなかったといいます。

 

健身院での鍼灸治療経過:
患者様が健身院に来たとき、下腹部と陰茎痛がひどく、発症してから長い間病気に悩まされたため、夜は睡眠薬をのまないと眠れませんでした。そのため、頭が重く、食欲もなく、手足の先が冷えていました。舌苔白膩、舌尖色赤、脈は早いです。東洋医学の理論に基づき、利湿行気活血の治療法で鍼灸治療を行います。

 

健身院での鍼治療を開始して一回目で、すぐに陰茎の痛み軽くなったと患者様が言います。不眠症に効くツボも前立腺炎の治療と同時に行い、五回の治療で安眠剤を飲まないで寝れました。下腹部の鈍痛と違和感も半分くらいまで良くなり、今も通院中です。