【春の養生】2

3つのポイント

春の養生3つのポイント|中国鍼灸・健身院

こんにちは。すっかり春らしい陽気になってきましたね。

暖かくなると外に出るのが楽しみになりますが、実は春は一年の中で最も「自律神経が揺らぎやすい季節」でもあることをご存知でしょうか?

今回は、中医学(中国伝統医学)の視点から、春を健やかに過ごすためのヒントをお届けします。

1. 春は「肝(かん)」の季節

中医学では、季節と体の臓器をリンクさせて考えます。春に深く関わるのは「肝」

ここでの「肝」は、単なるレバー(肝臓)のことだけではなく、気の流れをコントロールし、情緒を安定させる司令塔のような役割を指します。

冬の間に溜め込んだエネルギーを外へ発散しようとするのが春ですが、この発散がうまくいかないと「肝」がオーバーヒートしてしまいます。

  • イライラしやすくなった
  • 目が疲れやすい、充血する
  • 頭痛やめまいがする

こんな症状があれば、それは「肝」からのSOSかもしれません。

2. 「酸味」を控えて「甘味」をプラス?

春の食事のポイントは、意外にも「酸味を少し控え、甘味を摂ること」です。(※ここでの甘味は、お砂糖たっぷりのお菓子ではなく、お米、芋類、なつめなどの自然な甘さのことです)

酸味には「引き締める」作用があるため、春の伸びやかなエネルギーを邪魔してしまうことがあります。代わりに、消化を助ける「甘味」のある食材を摂ることで、胃腸(脾)を助け、春のトラブルを未然に防ぎましょう

3. 「髪を解き、ゆったり歩く」

古い中医学の聖典『黄帝内経(こうていだいけい)』には、春の過ごし方について面白い一節があります。

「被髪緩形(ひはつかんけい)」

「髪を解いてゆったりと体を動かし、心身ともにのびのびと過ごしなさい」という意味です。

現代風に言えば、キツい服や髪型を避け、リラックスして散歩を楽しむこと。春の陽気に合わせて、自分を「縛らない」ことが何よりの養生になります。

おわりに

春は「発生」の季節です。新しいことを始めるのにも最適な時期ですが、まずはご自身の体を労わり、気の流れを整えることから始めてみませんか?

最近なんとなく調子が上がらない…という方は、ぜひ一度、当院の中国鍼灸で巡りを整えにいらしてください。


中国鍼灸・健身院

姚より