腰痛(ぎっくり腰)は中国鍼灸・健身院へ

 

 

01

ほとんどが1〜3回の鍼治療で完治します

一口に「腰痛」といいますが、急性と慢性とがあり、鍼治療法も違います。そのため腰が痛む原因を正確に見極めなければなりません。急性腰痛の典型がいわゆる「ぎっくり腰」です。鍼治療はぎっくり腰に極めて有効で、当院にいらっしゃる患者様の場合、ほとんどの方が3〜5回の治療で完治しています。なかには 1回で治ってしまう方もいらっしゃいます。本当かな?…と思われるかもしれませんが、私たち施術者にとって鍼灸がぎっくり腰によく効くのは常識。ぜひ一度お試しください。

02

健身院でのぎっくり腰の鍼治療例

鍼治療実例─1

患者40歳男性

症状クシャミをしたら、腰に激痛を感じて動けなくなりました

朝、洗面のときにクシャミをしたら、腰に激痛を感じて動けなくなりました。もともと慢性的な腰痛があったそうです。歩けないため、タクシーで来院されました。診察してみると、腰を反らすことが難しく、脊柱の両側の筋肉がけいれんして硬くなっています。この状態ではうつ伏せになれないので、まず横向きで施術しました。鍼治療によって腰の筋肉のけいれんを解き、さらに吸い玉と中国整体術を施します。1回の治療で腰の激痛が嘘のように消えて、腰を曲げることもできるようになりました。腰椎の疲労がぎっくり腰の原因と思われ、引き続き治療の必要があるため、現在も通院中です。

鍼治療実例─2

患者30代女性

症状 床に落としたボールペンを拾おうとして、突然、腰に激痛が走ったのだそうです。しばらくは、立ち上がることもできないほどの痛みだったといいます。 湿布を貼っても治らず、立つだけでもつらいというので来院されました。ぎっくり腰を起こしたのは今度が二回目だといいます。最近、腰がひどく重く感じられる。鍼灸治療を試してみようと思っていた矢先の発症でした。

治療経過: 触診してみたところ、腰椎の2番目と3番目の間がずれています。そのため、周囲の筋肉を圧迫して激しい痛みを生じていました。 腎兪、大腸兪(ともに腰にあるツボ)の他、指で押して痛みを感じる場所(圧痛点)にも鍼を打つなど50分ほど施術しました。治療が終わって、試しに立ち上がってもらったところ、 すんなりと立つことができたので 大変喜んでいただきました。鍼治療がただ一度の治療でたちどころに効果を発揮するというのは、知らない方にはにわかに信じられない話かもしれませんね。しかし、私たち施術者にとっては不思議でも何でもないのです。この患者様の場合は、あと1〜2回も通っていただければ、痛みが消えて完治するはずです。

03

ぎっくり腰の原因

ぎっくり腰は様々なきっかけで発症します。例えば腰を曲げて物を拾うとき、ベッドから下りるときなど、突然、腰に激痛が走るのです。酷いときは全く動けなくなるほど痛みます。筋肉や筋膜、じん帯、椎間関節に無理な力がかかって、局部的に異常な緊張が生じるのが原因です。歯を磨き、うがいをしたとき起きた実例もあるほどで、ごく日常的な動作が引き金になって発症するのが特徴です。高齢者の場合は、ぎっくり腰がきっかけになって、寝たきりの生活になってしまうこともあります。ぎっくり腰になりやすい生活様式も知られていますので、次のような生活を送っている人は特に注意が必要でしょう。最近、腰が重いな、と感じたら要注意です。

・車に乗ることが多い

・柔らかいベッドで寝ている

・重い荷物を中腰で持ち上げることが多い

04

ぎっくり腰になったら…

ぎっくり腰を発症したときには、まずパニックに陥らないことが大切です。ご自分で出来る応急処置としては、市販されている腰椎コルセットが有効です。体を支え背筋の動きを助けることで、痛みを軽減できます。幅は15cm前後のものがよいでしょう。少しきつめに巻くのがコツです。ぎっくり腰は筋肉の損傷ですから、むやみに腰を揉んだり、叩いたりすると、かえって悪くなることがありますので御注意ください。コルセットで応急処置をしたうえで、できるだけ早く鍼治療を受けて完治を目指しましょう。いきなり病院に行ってレントゲンやMRIなどの検査を受ける方もいらっしゃいますが、当院では、まず鍼治療をお受けになることをお奨めします。鍼を打つことで脳のなかに鎮痛作用を持ったモルヒネの分泌を促進し、激しい痛みを抑える効果があるからです。また、患部に白血球が集まり、炎症をすみやかに取り除くため、回復が早くなります。

05

健身院のぎっくり腰鍼治療の特徴

当院では腰にある「大腸兪」や「腎兪」、「秩辺」などのツボを使って鍼治療を行ないます。こうしたツボを刺激することで、腰痛の原因になる経絡(「気」が流れる道)の滞りを除きます。鍼によ治療効果をより一層上げるために「電気パルス」、患者様の状態に応じて「吸い玉」などの補助療法を組み合わせます。ぎっくり腰を我慢して治療しなかったことが引き金となって、ヘルニアを併発した患者様も当院にはしばしばおいでになります。痛みを感じたら早めの治療が大切です。