現代社会生活のストレスのせいか、今男性に小腹部疼痛をうたえる方が増えています。
男性小腹部疼痛の危害も比較的大きく、男性の正常な生活や仕事にも深刻な影響をします。ですから、困惑と心配を感じている方がとても多いです。 男性小腹部疼痛はどんな病気ですか?一般的に、もし男性に小腹部疼痛の症状が現れた時、生殖泌尿器系の感染疾患を罹患する場合が一番多いです。例えば前立腺炎、前立腺肥大症、前立腺癌、膀胱炎、精嚢炎、副睾丸炎などあります。中でも前立腺炎が一番多いです。 前立腺の構造や生理機能がとても複雑で、もし小腹部疼痛など症状を罹患したら、直ちに診断と治療を受けなければなりません。 前立腺炎の治療原則は病原菌を殺し、快速に炎症を抑え、短期間に前立腺炎を治癒することです。 ただ現実では急性前立腺炎の場合、西洋医学では急性前立腺炎の急性症状を抗生物質などで抑えることが出来ても、慢性前立腺炎に移行することが多いです。慢性前立腺炎ではなかなか治り難い、大勢の患者さんは苦しんでいます。 私達が前立腺炎の臨床鍼灸治療の研究を30年もして来ました。健身院の平衡鍼灸治療法で抜群な効果が得ることが出来ました。 慢性前立腺炎の有効率は99%、治癒率は 90%です。急性前立腺炎には薬療法と鍼灸を併用しますと急性前立腺炎の治癒率をあげ、慢性前立腺炎に移行しなくて済むことができます。
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40代男性、ベル麻痺、一週間前に発症。
来院時の症状:左側の目が閉じられない、涙が出る、口元の歪み、耳周辺の痛み。 前にも書きましたが、この病気を中国医学では「口眼歪斜病」と呼びます。 文字通り口や目が歪む病気で、疲れが溜まっているときに冷たい風などの邪気(悪い気)に侵されると、気血不和(体内を巡る気と血液の流れが滞る状態)になり、発症すると考えられています。 治療としては、 「地倉」と頬車、「陽白」と「魚腰」などのツボに特殊な透刺鍼を打つことによって主に体内の邪気を取り除き、血流をよくすることで、詰まった経絡(気の通り道)を開きます。 治療経過: 早い段階から始めた治療ですので、経過はいたって順調です。2クールの治療を終えて、目も閉じられるようになり、ひたいと口元のシワがなくなり、耳のいたみも消えました。ただ、疲れる時に少しこわばり感がまだ残っていました。それは日にちが経てば自然によくなります。 顔面神経麻痺の針治療はできるだけ早期開始することによって、早期回復に繋がります。 そして、拘縮や共同運動などの後遺症リスクも軽減できます。 男性、25歳、会社員。
主訴:二年間下腹部の鈍痛と陰茎痛あります。 現病歴:二年前、下腹部鈍痛と陰茎痛が出て、病院で慢性前立腺炎と言われ、 すぐに抗生物質など薬を飲みましたが、症状はあまり変わりませんでした。 以後漢方薬を一年余りのみ続けましたが、それでも良くなりませんでした。 先月鍼が効くと聞き、近くの鍼灸治療院に10回くらい行きましたが、 ちっとも良くならなかったといいます。 健身院での鍼灸治療経過: 患者様が健身院に来たとき、下腹部と陰茎痛がひどく、発症してから長い間病気に悩まされたため、 夜は睡眠薬をのまないと眠れませんでした。そのため、頭が重く、食欲もなく、手足の先が冷えていました。 舌苔白膩、舌尖色赤、脈は早いです。東洋医学の理論に基づき、利湿行気活血の治療法で 鍼灸治療を行います。 健身院での鍼治療を開始して一回目で、すぐに陰茎の痛み軽くなったと患者様が 言います。 不眠症に効くツボも前立腺炎の治療と同時に行い、五回の治療で安眠剤を飲まないで寝れました。 下腹部の鈍痛と違和感も半分くらいまで良くなり、今も通院中です。 女性,無職,60代。
主訴:右お尻から下肢部の痛みと痺れ一年。 病歴:一年前から立ちっぱなしやしばらく歩くと右下腿の外側に痛みが出ます。 症状は段々と強く現れるようになりました。半年前に整形外科で脊柱管狭窄症と診断され、飲み薬や骨盤牽引など 約半年間治療を受けましたがあまり改善されませんでした。それどころか、症状がますます酷くなりました。 歩いて2分も立たないうちにすぐ痛くなり、休憩しないと歩けない状況でした。そのほかには肩凝りや背中のこわばり、目覚めやすいなどの症状もあります。 健身院での鍼灸治療の経過: 治療はハリ、吸玉、中国整体術を組み合わせて、毎回来る時の症状に合わせて一番最適なツボを選び治療にあたりました。 治療の間隔は最初は1日に一回で3日間連続した後、週に二回のペースです。患者様は一回目の翌日は体がだるく感じるといいます。 その後の治療後は体がポカポカして軽くなり、しかし、時間が経つとまた症状が戻るといいます。 10回目から整体術の斜板手法を取り入れ、20回目からは治療の効果は2日から3日間持つようになったといいます。 30回目からは患者様に毎日ストレッチをするように勧めました。 35回目からは普通に痛みなく歩けるようになりました。 現在は週に一回通院中です。 50歳代 男性K様
先月23日から突然右側の耳が聞こえなくなり、しかも耳鳴りもあります。 耳鼻科で受診したところ突発性難聴と診断され、ステロイド剤の点滴を受けたそうです。 原因は不明ですが、前立腺がンの薬も飲んでいることから免疫力の低下なども考えられます。 当院での治療方針 突発性難聴は中医学の理論に基づき、虚症と実症に分けられます。 この症例はホルモン剤の長期投与により「腎精消耗」、 要するに精気が耳まで到達しないことにより突然聞こえなくなり、虚症となります。 従って、「補益腎精」を治療方針とし、腎精を補って、虚弱体質の改善を行い、 滋養による身体の強化を促すことを治療にあたります。 治療経過 1回目と二回目のときはあまり変化がありませんでした。 3回目の時から耳鳴りの症状が消えたようで、5回目の時は耳鳴りがほぼ感じなくなりましま。 7回目の時は耳も少し聞こえるようになり、11回目の時はもう完全に聞こえるようになりました。 やはり診断が大事なのですね。 現在は免疫力を高める為に前立腺の治療で当院に通っています。 顔面神経麻痺は「ベル麻痺」と「ハント症候群」によるものが最も多く、
そのほかに頭蓋骨や顔面の骨折によるもの、顔面・耳の手術によるもの、 先天性・内分泌性疾患によるものなどがあると言われています。 ベル麻痺:顔面神経麻痺の70%を占めるといわれています。 顔面神経管の中を通る神経が炎症をおこして腫れることで起こります。 何の前触れもなく突然おこることも特徴の一つです。 ハント症候群:ベル麻痺に次いで多いのが「ハント症候群」です。 全体の10%〜20%を占めます。耳の周りや耳の穴に帯状疱疹による水ぶくれができたり、耳鳴り、難聴、耳の痛み、めまいなどが起こります。 ハント症候群では「水疱帯状疱疹ウイルス(水ぼうそう)」が疲労など免疫力が低下したときに再活性化しておこると考えています。ベル麻痺に比べて重症化しやすいと言われています。 当院の経筋透刺法による顔面神経麻痺治療 当院では、顔面神経麻痺が完全に回復するまでの時間を短くすることを目的に治療します。 治療法としては、中国でも最先端の刺鍼技術「経筋透刺法」を導入しています。 透刺法は、一本の鍼で複数のツボを刺激する刺鍼法です。 中国の古典医書にも記載されている古くからある手法ですが、 現代になって急速に研究が進み、大いに発展しました。 鍼を刺し入れる角度と方向によりいくつものやり方があります。 皮膚に沿って浅く鍼を入れる方法もあれば、 通常より長めの鍼を使ってツボとツボを貫通するように鍼を打つ方法などもあります。 あらゆる疾患に使える技ではありませんが、 熟練した施術者が行えば顔面神経麻痺などに高い効果を発揮することが知られています。 当院ではこの透刺法のなかでも、同時に三つ以上のツボを刺激したり、 二つのツボを逆方向に二本の鍼を打って貫き刺激量を増やすなど、 より高度な技術である経筋透刺法を駆使して顔面神経麻痺の治療を行ないます。 顔面神経麻痺の鍼治療については 診断技術と鍼の手技(鍼を刺す方向や刺激量)が治療効果に大きな影響を与えます。 中枢性顔面神経麻痺を除けば、発症から2週間以内に治療を始めた場合、 当院での完治率は9割以上になります。ほとんどの方が十数回の治療で、ゆがんだ顔が元の状態に戻ります。 軽い症状であれば10日ほどで治ります。また、発症から数年経っている顔面神経麻痺後遺症の患者様も、 当院の鍼灸治療によって顔のゆがみがとれ、その後も再発していない方がほとんどです。 |
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1 月 2021
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