西洋医学でいうリハビリテーションとは、運動療法、神経筋再教育法、治療体操療法、温熱療法など多様にあります。例えば、五十肩に効く「アイロン体操」腰痛に効く「ウィリアム体操」などはよく知られています。 私達は長年の経験から鍼灸治療も有効なリハビリテーションの一手段であると実感しています。
一例を紹介します。 先日来院に来られた男性患者さんによると、 三ヶ月前に右膝の内側半月板を手術しましたが、手術は無事に成功したものの、術後は痛みで右膝屈伸運動が制限され、自宅でリハビリ(膝の動き)を続けながら、3か月の間にヒアルロン酸と鎮痛剤を7回ほど注射しました。しかし膝の動きと痛みは一向に改善することなく、 とにかく杖なしでは歩けない状態です。 当院にいらしてからは、2週間に7回の中国鍼灸治療を施したところ、 右膝の痛みがなくなり、動きが正常になり、杖なしでも歩くことができました。 鍼は、膝関節の局部の気血の流れを促進し、炎症を吸収させる効果があり、膝の可動域を正常に戻す効果があります。 当院で行われている中国の鍼灸治療法は、このような関節のリハビリに非常に有効です。 手術後のリハビリが必要な方、退行性膝関節症や骨折、脱臼などにより、関節がこわばり痛みを感じる方はぜひご相談ください。 ※施術効果には個人差があります。
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3月 2023
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