K様 男性、38才、会社員。
2018年11月上旬 主訴: 一か月前から頻尿、陰茎と会陰部の痛みが続く 現病歴:一か月前に頻尿となり、次第に陰茎や会陰部も痛くなり、すぐに泌尿器科へ行って調べました。 結果、尿検査で大腸菌が見つかり、急性前立腺炎を診断されまさた。薬を一カ月飲んだ後尿検査で数値が正常に戻りました。しかし、頻尿や痛みは改善されましたが、完全には治っていませんでした。鍼治療が前立腺炎にも効くと聞き来院されました。 健身院での鍼灸治療の経過: 患者様が前立腺炎になってからまたそんなに長くないので、薬と鍼治療を併用するのが一番いいと思います。一回目の鍼灸治療の後すぐに痛みが治まりスッキリしたといいます。先週三回目の治療で頻尿と痛みが五割ぐらいまでよくなりました。 全10回で完治できると期待しております。 ※施術効果には個人差があります。
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天気が急激に冷え込んだせいでしょうか、
顔面神経麻痺に苦しむ患者さんが増えてきました。 今日、ご紹介したいのは 今度が二度目の発症になる患者さんです。 最初は二年前で、 顔の右側が顔面神経麻痺となり、当院の鍼治療で完治しました。 それが今度は左側が発症したのです。 発症して二日目で当院にいらっしゃったので すぐに鍼治療を始めました。 治療を始めたその日は目が閉じられず、 涙が止まらない状態でした。 口もかなりゆがんでいました。 治療始めて5回目で涙が止まり、 食事も普通に食べられるようになりました。 10回目で目を閉じられるようになり、 口も少し動けるようになりました。 頬を膨らませることができて、 耳の後ろの痛み、顔面神経麻痺に伴う肩こりも軽減され 現在までに12回の治療を行なっていました。 主人が北海道土産として一夜干しの柳葉魚(シシャモ)を買ってきてくれました。
柳葉魚は秋が深まると一斉に川を遡上する習性があります。 何万匹もの魚が一日で川を上り、産卵するのです。 そのため、釧路では、昔は「柳葉魚休暇」というのがあって、 柳葉魚が川を上り始めるとサイレンが鳴って工場や会社、商店が臨時休業となり、 みんなでバケツを持って川に柳葉魚をすくいに行ったそうです。 何ともおおらかな話ですね。 さて、居酒屋などのメニューでよく見かけるシシャモは、大半はホンモノの柳葉魚ではありません。 カラフトシシャモという別種で、川には上らず海で産卵をする魚です。 ホンモノの柳葉魚は、世界中で北海道太平洋側のいくつかの川にしか上らないそうです。 私たち家族は一夜干しで半乾き状態の柳葉魚を弱火でさっと炙って食べるのが好きで、 それは一年でもこの季節にしか食べられない本当の〝旬の味〟です。 味は淡泊ななかにも上品でかすかな甘みが際立っていて、 焼いたときに出る煙が香ばしく、生臭さがまるでありません。 カラカラに乾いた柳葉魚に比べて、一夜干しの方が上品な味わいで上まわると思います。 写真は左側の小さめの4匹が牝で、右の比較的大きな6匹が牡です。 柳葉魚というと一般にお腹に卵を抱えた「子持ち柳葉魚」が好まれますが、我が家では専ら牡が人気です。 卵に栄養をとられてしまう牝より、牡の方が身の旨味が勝っているように思います。 主人が買ってきたのも牡が30匹に牝10匹。 牝はまだ卵が成熟していない若い魚でしたが、それでもやっぱり牡の方がおいしいと思いました。 牡の方が値段も安いのでお得ですね。 ちなみに我が家は釧路の和商市場の決まった店のものを毎年買っています。 一串(10匹)が牡は700円、 牝は本来は800円のところを700円にまけてもらったそうです。 干した柳葉魚は頭から尻尾まで余すことなく食べることができるので、栄養的には大変優れた魚です。 カルシウムがたっぷりなのは当然ですが、 コレステロールを減らす役割が注目されているDHAもふんだんに含まれています。 また、健康にも美容にも役立つミネラル、亜鉛も豊富です。 この季節、釧路や帯広、あるいは鵡川などの柳葉魚の産地を訪ねる機会がある方は、 チャンスがあればぜひ一夜干しの柳葉魚を食べてみてくださいね。 私のおすすめは、安くておいしい牡です! 男性 18歳
顔面神経麻痺を発症して10日たったごろに来院。 来院時は目が閉じられない、涙が出る、口もゆがんでいました。 患者様は来春受験を控えているため、日頃勉強からの疲れでしょうか、 体力が弱い時に風の邪気に犯されたと考えられます。 治療を始めて最初の二回は何の変化もなかったのですが、 三回目の時はぽっぺに少しですが力が入り、 四回目の時はおでこにも少し力が入り、シワも少し作れるようになりました。 六回目の時は口も目もほぼ正常通りになりました。 今日は七回目で95%まで回復しました。 ※施術効果には個人差があります。 男性37歳、9月に来院された患者さまのケースです。
9月26日から舌が痺れ始め、左顔面に徐々に麻痺が出て翌27日にNTT関東病院に入院しました。 入院期間は10日間で、症状はまだ残っていたものの、 あとは経過を見守るしかないというので退院したそうです。 来院時の症状 味覚障害があり、まばたきができませんでした。 さらに、パピプペポが言いにくい、額にしわを寄せることができない、 頬を膨らますのが難しいなど、顔面鍼灸麻痺(ベル麻痺)に特徴的な症状が見られました。 左の肩と首はかなり凝っています。 健身院での鍼灸治療 中国語で「疏通経絡」、つまり気の通り道である「経絡」の流れを良くすることを重視しました。 口の横にある「地倉」、目の下にある「四白」や頬のやや下にある「頬車」、 眉頭にある「攅竹」などのツボに鍼治療を施しました。 さらに「活血祛瘀」といって血の巡りを回復させることを心がけました。 患者さんには大変ですが、最初は毎日通っていただきました。 その結果、4回目で味覚が正常に戻り、 6回目あたりから徐々にまばたきができるようになりました。 8回目の治療で水を飲んでもこぼさなくなり、パピプペポが言えるところまで回復し、 頬を膨らませることもできました。 11回目でほぼ顔全体の機能が回復しました。 ※施術効果には個人差があります。 誕生日のお祝いに主人が北海道の十勝川温泉に連れていってくれました。 十勝川温泉といえば、先日の北海道胆振東部地震で1万泊ものキャンセルが出て、 「元気ないです十勝川温泉」「ヒマ過ぎちゃって、サービス向上」という自虐ポスターを作って話題になりましたね。 北海道復興割引が始まる前の予約でしたが、 それでも1人2千円の割引をしてもらえたので、ちょっと得をした気分になりました。 帯広駅からバスで30分ほどのところにありますが、 駅前のバスターミナルで宿泊先のホテル名を告げれば、無料のバスチケットをもらうことができます。 私が十勝川温泉を訪ねるのは二度目で、最初は今から10年ほど前の秋でした。 「美人湯」として知られる十勝川温泉の濃い茶色でヌルヌルしたお湯が強烈に印象に残っています。 当時、私が「お肌がすべすべになる!」「美人になりそう!」と喜んだのを主人が憶えていて、 今回また連れてきてくれたようです。 十勝川温泉の泉質は「モール温泉」と呼ばれるもので、北海道遺産にも指定されているそうです。 モールとは泥炭のことで、寒冷地のため枯れた植物が腐らずに残って長年のあいだ積み重なってできたものです。 スコッチ・ウィスキーを作るときに欠かせないピートも泥炭の仲間ですね。 モール温泉はこの泥炭の層を経由して湧出した温泉で、植物性の有機質を多く含んでいるのが特徴です。 pH(ペーハー)が8.6前後の弱アルカリ性のお湯で、お肌のクレンジング効果があって、美肌効果は抜群です。 私たちが泊まったのは「三余庵」というホテルですが、 全室に桧のお風呂がついています。 蛇口をひねると出てくるのが温度55℃の源泉です。 湯温が高いので大浴場では入りやすいように多少の加水がしてあるそうですが、 部屋の湯船に源泉を溜めて、少し冷ましてから入れば、純度100%の源泉を愉しむことができます。 もったいないので、朝まで何度も入浴して顔にお湯を当てていました。 本当に気持ちのいいお湯でした。 「三余庵」は食事も地元十勝の食材を活かしたもので、大変美味しくいただきました。 帰路は帯広の街で「六花亭」というお菓子屋さんの本店を訪ね、 2階のカフェでお菓子をいくつか試食したうえでお土産を買って帰りました。 このお菓子屋さん、北海道では有名ですが本当においしいんですよ! 今度は10年後と言わず、近いうちにまた行きたいなと思っています。 |
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