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超高齢化社会に役立つ鍼灸

7/28/2017

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日本の人口は
2008年の1億2808万人をピークに
減少をし始めました。
2014年のデータで1億2708万人ですから、
6年間で
ちょうど100万人減ったことになります。
人口が減っていく一方で、
増えているのが高齢者です。
内閣府の高齢社会白書によると、
この年、65歳以上の高齢者人口は過去最高の3300万人。
それが翌年には3392万人ですから、
1年で100万人近く高齢者が増えた計算です。
全人口に占める割合(高齢化率)は26.7%、
既に4人に1人以上がお年寄りになっているんですね。
高齢化率は2060年には40%近くになると予想されていますから、
日本社会の高齢化は
もう後戻りできないところまで来ています。

さて、超高齢化社会では、
いくつもの慢性疾患を抱えながら、
それなりに「元気」に暮らしているお年寄りが増えます。
先ごろ亡くなられた
日野原重明先生が名付け親だという、
いわゆる「生活習慣病」を抱えた患者さんが多くなるのです。
日本には昔から
「一病息災」という言葉がありますが、
(最近では「多病息災」ともいうそうです)
老化に伴う様々な衰え、
病気や障害があるからといって、
一概に「病人」だと決めつけてしまうのでは実態に合いません。

実は私も最近知ったのですが、
「健康」という言葉は
江戸時代末の造語らしいですね。
一般に広めたのは、
一万円札の福沢諭吉だそうです。
その当時から「健康」とは病気でないことだと考えられがちだったのですが、
これから長生きするのが当たり前の時代には
病気と共存しながら元気で暮らすことが重要になります。
超高齢化社会にふさわしい新しい「健康」の姿が求められているのだと思います。

そこで見直されているのが、
気血の円滑な流れや
心身のバランスを重視する東洋医学の健康観です。
なかでも人体に備わった
自然治癒力を手助けする鍼灸は、
薬物療法などと比べて副作用が小さく、
病気や障害を抱えながらもまだまだ先の長い人生を「健康」に暮らしたいという
現代の高齢者の生活の質を向上させるためにお役に立つことができると思います。
こういったからといって
私たち鍼灸師は西洋医学を否定したり、
対抗したりしているわけではありません。
お互いに協力して
足らない部分を補いあいながら、
これからの超高齢化社会に貢献ができればと考えています。

きょうは柄にもなく、
ちょっと理屈っぽいことを書いてみました。
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更年期の自律神経失調症

7/5/2017

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現代社会で特に増えている病気のひとつが、自律神経失調症です。
更年期を迎えた女性は、
ホルモンの分泌、心理、性格の3つの要因が重なりあって
複雑な症状(=更年期障害)を呈することが多いのですが、
なかにはこの年代に特有の自律神経の不調に起因する症状が現れることもあります。
今回は中高年女性の自律神経失調症についてお話しましょう。

まず自律神経について簡単に説明しますね。
自律神経は脳から出て交感神経と副交感神経に分かれて全身に分布し、
体が適切に機能するように信号を送る大切な役割を果たしています。
例えば運動をする時には
全身に多くの酸素を供給するため
交感神経が心拍数を上げるよう指令を出し、
酸素量が充分になれば
替わって副交感神経が心拍数を下げる指令を出します。
このように自分の意思とは関係なく、
自律神経は絶えず働きながら私たちの健康を支えているのです。

さて、私たち中高年女性は、日常的に多くのストレスにさらされて生活しています。
自分自身の問題、
夫や子どもなど家族の問題、
さらには両親の介護…。
核家族化によって
社会との関わりが希薄になり、
こうしたストレスの相談をする相手がいないことも多く、
内に溜め込むことによってストレスの影響はますます大きくなっていきます。
自律神経失調症の引き金をひくのもこうしたストレスであることが珍しくありません。
自律神経失調症が「現代病」といわれる理由がここにあります。

女性は更年期を迎えると月経周期が乱れ、
女性ホルモンが減少します。
性周期を作る機能は「脳幹」と呼ばれる部分にあり、
自律神経の源と極めて近いため、
両者は密接に連動します。
性周期の乱れから
自律神経調節が乱れやすくなったところに様々なストレスが重なることで、
自律神経失調症になりやすいのです。
もうひとつ重要なことは、
大脳半球で起こる精神神経症状…
例えば不安やうつなどが、脳幹部の自律神経調節機能に影響を及ぼすことです。
不安やうつ状態が
自律神経失調症を引き起こすこともしばしばです。
このような場合には、
比較的重症の更年期障害となることが少なくありません。

自律神経失調症になると、
顔のほてり、発汗、動悸などが自分の意識とは無関係に起こります。
自律神経が順調なときには、
ストレス等の緊急事態が発生するとまず交感神経が反応し、
続いて副交感神経が
ゆっくり体を元の状態に戻すよう働きます。
それが自律神経のバランスが崩れると、
交感神経が亢進(緊張)するばかりで副交感神経が充分に機能せず、
その結果として様々な症状が起きるのです。
交感神経の亢進(緊張)による症状は、
イライラ、動悸、息切れ、不眠、
頭痛、めまい、冷え性、肩こりなどです。
副交感神経の働きが抑制されて起こる症状は
食欲不振、胃もたれ、便秘、下痢、無気力、集中力の低下など。
ただ、人によっては交感神経亢進(緊張)による症状が強かったり、
副交感神経の抑制による症状が強かったり、
あるいは両方が重なったりすることもあり、症状の現われ方が違ってきます。

当院では、鍼灸による自律神経失調症の治療を行なっています。
治療の基本方針として中国医学でいう「標本兼治」を大切にしています。
「標」とは現在あるつらい症状のこと、
(不眠、頭痛、動悸など)
「本」とは病気の根本的な原因のことで、
「標本兼治」とは、最もつらい症状と病気の根本的な原因を同時に治療することです。
自律神経失調症は症状の現れ方が人によってかなり違うため、
それぞれの患者様の状態に応じた治療が必要となります。
更年期に伴う自律神経失調症の場合は、
同じ女性である私が治療にあたりますので、お気軽にご相談下さい。
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