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ブログ

顔面神経麻痺と経筋透刺法

4/27/2019

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中国鍼が日本の鍼より太いことは以前(4月18日)のブログに書きました。
太いとはいっても、日本で一般的に使われる鍼灸用の鍼と比較しての話で、
病院で使う採血用の針の半分から1/3ぐらいの太さなのですが。
一方、鍼の長さは同じ中国鍼でも様々です。
当院で最も多く使っているのは写真の一番下に写っている鍼で、
把手部分を含めて8.5cmほどの長さです。
一番上の鍼は11cmの長い鍼で、
患者様の容態によって使うことがあります。
真ん中の短い鍼は長さ5cm、
主に顔面神経麻痺の治療に使っています。

当院は開院以来、大変多くの顔面神経麻痺の患者様の治療を行なってきました。
院長、副院長ともに中国・上海の大学病院で臨床経験を積んできており、
顔面神経麻痺の鍼治療に関して言えば、日本では草分け的な存在だと自負しています。
顔面神経麻痺の治療法としては最先端の
「経筋透刺法」を全面的に導入しています。

透刺法は、一本の鍼で複数のツボを刺激する刺鍼法です。
そのため顔面神経麻痺用の短い鍼は使わず、
ほとんどの場合、通常と同じ長さ8.5cmの鍼を使用しています。
透刺法は中国の古典医書にも記載されている古くからある手法ですが、
現代になって急速に研究が進み、大いに発展しました。
鍼を刺し入れる角度と方向によりいくつものやり方があります。
皮膚に沿って浅く鍼を入れる方法もあれば、
通常より長めの鍼を使ってツボとツボを貫通するように鍼を打つ方法などもあります。
あらゆる疾患に使える技ではありませんが、
熟練した施術者が行えば顔面神経麻痺などに高い効果を発揮することが知られています。
当院ではこの透刺法のなかでも、
同時に三つ以上のツボを刺激したり、
二つのツボを逆方向に二本の鍼を打って貫き刺激量を増やすなど、
より高度な技術である経筋透刺法を駆使して顔面神経麻痺の治療を行ないます。

何度も書いてきたことですが、
顔面神経麻痺の鍼治療については
診断技術と鍼の手技(鍼を刺す方向や刺激量)が治療効果に大きな影響を与えます。
一見して同様の治療を行なったからといって同じ結果にはつながらないのが現実です。
顔面神経麻痺にお悩みの方は
ぜひ技術と経験の当院におまかせください。

※なお当院は、
 大型連休の4/28(日)〜5/6(月)は
 休診とさせていただきます。
 患者様にはご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
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中国鍼と日本鍼の違いは…

4/18/2019

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「鍼灸」と一言でいいますが、日本と中国とでは実は使う鍼からして違います。
患者の皆様はふだんあまり意識されることはないと思いますが、
今日はそれについてちょっと書いてみます。

まず誰にでもすぐにわかる違いは、
​中国鍼(写真)の方が日本の鍼より太く、
鍼を刺した時の刺激が強いということです。
もっとも中国でも細い鍼を使うことはあり、
美容用に使う鍼などは非常に細いのですが、一般的には確かに日本の鍼より太めです。
これは「鍼感」といって、鍼を打ったときの重く響くような感覚を重視するからで、
日本の細い鍼ではこの「鍼感」が希薄です。
私たち中国人の鍼灸師はこの「鍼感」を治療効果のバロメーターとして使うので、
どうしても日本の鍼には物足りなさを感じてしまいます。

日本の患者様には鍼に恐怖感をお持ちになる方もいらっしゃるようで、
そこでいつ刺入したのかよくわからない細い鍼が好まれたという歴史があるのでしょう。
ただ、鍼の太さと痛みの強弱は直接の関係はありません。
太い鍼であろうと皮膚の痛覚を外して打てばそれほど痛みは感じないからです。
中国の鍼を打ったときの特徴は、痛みよりもズーンと響くような「鍼感」の強さです。
日本人の患者様のなかにも、
最近はこうした中国鍼の感覚が好きで効果を実感できるという方が増えてきています。

もっとも、一番重要なのは鍼灸治療に対する日中両国の考え方の違いだと思っています。
日本の鍼灸は法律的にも社会文化的にも医療の補助という位置づけ、
あるいは(科学的根拠が明確ではない)民間療法の一つとしての扱いだと思います。
マッサージ・整体などと同じように、
疲労回復やリフレッシュの手段として考える方も多いのではないでしょうか。
それに対して、中国では鍼灸はあくまで医療の一環であり病気を治す手段だと考えます。
​そのため、治療効果を最優先に考えるという習慣が定着しているのです。
西洋医学とともに、役割分担しながら、人々の健康を担う大切な役割を果たしています。

西洋医学に比べて実証的な臨床データの蓄積という意味では確かに遅れは否めません。
しかし、一方で、
「個々の疾病ではなくトータルとしての患者を診る」という点ではかえって現代的で、
総合医療・予防医療という面からも世界的に中国医療の再評価が進んでいます。
私たちは、もちろん日本の法制度の範囲内での話ですが、
今後とも「医療者」の自覚を持ちながら患者様と向き合っていきたいと考えています。

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