日本国内で連日コロナウイルスの感染広がる中、
誰もが経験したことのない緊急事態に直面して、 皆様も不安な日々を過ごされていることと思います。 そんな中つらい症状の患者様に安心して通えるよう、 健身院もコロナウイルスの対策を取り込んで努めてまいります。 当院ではこのようなことに取り組んでいます。 ・入口へ手指消毒薬を配置 ・トイレ使用後にアルコール消毒 ・スリッパのアルコール消毒 ・定期的な換気 ・スタッフのマスク着 ・タオル、着替え、布巾等の使い回しは、 いつも以上に小まめに洗濯し、消毒を行います。 「霧尽風暖、桜花将燦」 吹く風に温かさ知り花近し 憂いのない春を一緒に迎えましょう!
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鍼灸治療というと、一般的に肩こり、腰痛などのイメージが強いようですが、
実は多くの神経症状にも効果を発揮します。当院では20年前の開院以来、 顔面神経麻痺の治療に力を入れてきました。 顔面神経麻痺には大きくいって二種類あり、片側の顔の筋肉がコントロール できなくなるベル麻痺と耳や耳の穴に水ぶくれ、かさぶたを伴うハント症候群です。 ベル麻痺は長いあいだ原因不明といわれてきましたが、近年の研究によって、 顔面神経の奥に潜伏していた単純ヘルペスウィルスが、激しい寒さに晒されたり過労や ストレスに見舞われたりすることで、異常増殖して起こるらしいことがわかってきました。 今回はヘルペスウイルスによる 左顔面神経麻痺(ベル麻痺)のケースをご紹介します。 1ヶ月前から当院に通っていらっしゃる38歳の女性で、当初は左眼が完全には閉じず、 笑うことが難しく、もちろん話もしにくい状態でした。左耳の裏に痛みあり、 ときどき左側の耳に音が異常に大きく聞こえるといいます。 来院されたのは発症から2週間後のことでした。病院でステロイド、メチコパールなどの 薬を処方され、神経的な症状は少し改善されたものの、麻痺が依然としてひどいので、 知り合いから紹介されて当院を訪ねて来られました。 この患者さんの場合、 最近新しい職場に移ったばかりとのことでやはりストレスがあったのでしょう、 免疫力が低下してヘルペスウイルスが増殖したようです。舌を拝見したところ、 中医学でいう「舌質赤・苔薄黄」が現れており、「脈浮」「風熱」の症状があるところから、 おそらく気血の流れが悪くなって顔の筋肉に栄養がいきわたらなくなり、 顔面神経麻痺を発症したものと考えられました。 治療は、顔面と顔面神経の出所である耳の裏側に加え、手や足のツボにも鍼を打つ方針で行ないました。 麻痺の状態を見ながら、毎回微妙に鍼の打つ角度や深さを変えることにしました。 10回の治療(1クール)でおよそ7割が治癒したと判断、現在は完全回復に向けて通院していただいています。 日頃から常に腰痛を抱えている人は多いと思います。 デスクワークや運動不足による、筋力の低下は腰痛の大きな原因になるのです。 大部分の腰椎症は長時間座ることからなるものです。 パソコンの前に長時間座る人や車の運転手などは椎間板ヘルニアリスク高い群れです。 人間は20度前傾姿勢になる時は一番椎間板に圧力かけているとき、 また、腰がちょっと痛いなぁと感じたときは、大体もう腰に痛みが蓄積されているとき。 臨床では、長期慢性腰痛を患っている方は35%は最終的に椎間板ヘルニアになるそうです。 どうしたらご自分の腰を保護できるのでしょうか? まずは長時間座ることを避け、腰に痛みを感じたら、 すぐ席を立ち、腰を伸ばすなどのストレッチをしてから席へ戻ります。 椅子は出来れば、背もたれのあるものか背中にクッションを置くなどの工夫をしてください。 さらに適度な運動や日頃の姿勢を見直しながら、つらい腰痛が予防、改善されることがあります。 腰の痛みに効果的な寝方 心身ともにリラックスできる姿勢が基本です。 もちろんベッドは固めのほうがいいですが、その他寝る姿勢も大事です。 うつぶせや仰向けの姿勢で寝ると、次の日は朝起きると腰が痛くて起き上がれない! それは寝るとき、腰が反れる寝方をすることに原因があります。 痛みがある時は、腰に負担をかけない姿勢で寝ます。 腰に一番やさいしい寝かたはエビ姿勢です。 抱き枕を使うのもおすすめです。どんな抱き方をしても体にフィットして、 腰への負担も減りますので、腰痛持ちのかたにはピッタリだと思います。 どうしても仰向けしか寝れない場合は 膝の下に枕一つを入れるかタオルを腰に卷くがいいと思います。 中国語には「睡如弓」という表現があります、 つまり、弓のような姿勢で寝ることをいいます。 この姿勢が一番腰の筋肉も緩めることができ、 また、椎間板内の圧力が軽減され、腰椎が一番休める状態です。 |
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1 月 2021
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