明けまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願い申しまげます。 皆さまはお正月いかがお過ごしでしょうか? 私はこのお正月に、中国内陸部にある湖南省長沙市へ行ってきました。 長沙というとあまり聞いたことのない方が多いかもしれませんが、 毛沢東の生まれ故郷です。 千年以上の歴史を誇る岳麓書院(中国四大書院の一つと)を擁し、 中国8大料理の湖南料理のメッカであるなど悠久の歴史を誇る一方、 近年は中国の製造業・エンターテインメントの一大拠点として700万人以上の 大都市に発展しているエキサイティングな街です。 時間の関係で本格的な観光はできませんでしたが、 ショッピングモールを歩いただけでも、沿岸部の上海・広州では感じられない、 内陸部の色濃い文化を体感することができました。 モールのレストラン街に入って真っ先に感じたのは、 中国全土で名をはせる大型チェーンのレストランは殆どなく、 湖南省ご当地生まれのチェーン店が目立った点です。 それも、コテコテの、癖の強い湖南料理のお店ばかりで、 辛い料理を示唆するような赤い看板が目につきました。例えば ・「老街鱼嘴巴」:魚の頭の料理で有名なお店。 見た目はグロテスクである一方、独特な柔らかい食感が特徴。 ・「费大厨 辣椒炒肉」:湖南名物の唐辛子と豚肉の炒め物で有名。 唐辛子は見た目よりは辛くなく、ご飯と絶妙に合います。 ・「黑白电视 老长沙吃货铺」:かつての長沙屋台の名物料理 (黒い臭豆腐、唐辛子が効いたフランクフルト等)をふるまいます。 ・「茶颜悦色」:中国茶を使用したミルクティーのチェーンです。 貢茶以上のクオリティのお茶が一杯200円ほどの安さで、 長沙ではどの店も行列ができるそうです。といった店がありました。 湖南料理は、宮廷料理とは異なり民間の料理なので、宮廷料理では 余り見かけない魚の頭、豚・牛のもつ、唐辛子などがたくさん使われます。 辛い料理やB級グルメには目がない方は、是非お試しください。 料理以外にも観光地も少なくなく、一番有名な観光名所としては アバターのロケ地として有名な张家界があります。 その他にも歴史の史跡がいっぱいありそうなので、 今回は1泊2日の旅でしたが、次回はもう少し長めに滞在しようと思っているところです。 姚より
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3月 2023
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