梅雨本番で雨の日が続いて、湿気も増えてジメジメしていますし、気分も憂鬱になりがちですよね。湿気が体に溜まると体の不調を引き起こします。中医学では『湿邪』といいます。とくに女性は湿気による「冷え」の症状があらわれやすく、新陳代謝が乱れ太りやすくなります。
では、どうしたら体に湿気があることを判断できますか? 以下は湿気が体に溜まってるかどうかの判断目安です。二つ以上当てはまれば、体に湿気が溜まっています。 ・皮膚が脂っぽい。 ・顔にニキビがたくさんある。 ・顔色がくすんでる。 ・口臭がする。 ・舌の苔が厚い。 ・舌の横に歯形がある。 ・体がだるい。 ・水太りする。 ・手足に汗をかく。 ・大便が粘っこい。 ・小便が熱っぽい。 ・おりものが黄色っぽい。 体に湿気の溜まる方は湿気を取り除くことが大事です。 湿気の取り方は人それぞれですが、主にカリウムが豊富で、利尿作用がある飲み物や食材がおすすめです。 食材漢方では、ハトムギ薏仁(ギヨクイニン)を使います。健胃、解熱、利尿、解毒のはたらきがあ利、慢性胃腸病、潰瘍、下痢、神経痛などの痛み、むくみ、おりものなどや、美肌にも使われます。 たんぱく質、脂質、ビタミンB群、カルシウム、鉄分などの栄養成分も豊富に含まれています。 その他の食材はキュウリ、冬瓜、スイカ、やナスなどの夏野菜が多く使います。飲み物はコーヒーや紅茶、緑茶など、ポイントは、体内の余分な水分を排出し、巡りを良くすることです。 今からでも遅くないので体調を整えて、梅雨を乗り切りましょう。
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3月 2023
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