年末年始のお休みは北海道で過ごしました。
北海道のお土産といえば「白い恋人」が有名ですね。 数年前、上海から親戚が遊びにきたときも、スーツケース一杯「白い恋人」を詰め込んで帰りました。 中国でも知らない人がいないぐらい有名で、いまや知名度は国際的です。 でも、私が好きなのは、帯広に本店がある「六花亭」のお菓子です。 北海道に来るといつも六花亭の「マルセイ・バターサンド」を買って帰ります。 これが本当においしい! 「六花亭」がある十勝地方は、もともと小豆など豆の名産地で、 それで豆菓子が発達したんだそうです。 帯広の本店はお菓子を一つから買えるので、 試食しながらお土産を選ぶのが楽しみです。 今回は「北加伊道」と「おかげさま」という二種類のお菓子を食べました。 「北加伊道」(120円)は北海道命名150年を記念して去年発売されたものです。 「加伊」というのはアイヌ民族のことで、 北海道の名付け親・松浦武四郎がアイヌの人たちに敬意を表してこう表記したそうです。 それが「北海道」に変わったんですね。 お菓子を食べて、勉強になりました。 「北加伊道」はパイ生地のお菓子で、バターのいい香りがします。 パイの中にはつぶ餡が詰まっています。 ちいさなお菓子ですが、 つぶ餡の粒々で歯ごたえもしっかりしていて食べごたえがありました。 「おかげさま」(125円)はネーミングが素敵ですね。 雪の結晶をかたどった最中のなかにヘーゼルナッツが挟んであります。 さくさくした歯ごたえがあって、これもおいしいお菓子です。 ちなみに「六花亭」の「六花」も雪の結晶のことなんですね。 「六花亭」のお菓子がいいのは地元の農産物を大切に使っているだけではなく、 食品添加物の使用などに対してきちんとしたこだわりを持っていることです。 「六花亭」のお菓子作りの基本姿勢を書いた文章があるので引用しておきますね。 1.安心して食べられること。 食品添加物について考えるとともに、 食品衛生の基本から安全を追求する 2.ごまかしのないこと。 偽和、不当表示にとどまらず、 一切のごまかしを排する 3.味の良いこと。 化学調味料や、表示上で「天然調味料」と呼ばれるものなどによる安易な味付けに依存せず、 原材料と技術の調和による美味を生み出す 4.品質に応じた妥当な価格。 どんなに良くても品質に比較して不当に高い価格は失格と考える
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3月 2023
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