40代男性-ベル麻痺-
一週間前に発症しました。病院での顔の筋電図は僅か6パーセントと言われていました。 来院時の症状:左側の目が閉じられない、涙が出る、口元の歪み、耳周囲の痛みなどがありました。 治療経過 1回目: 顔に当院の経筋透刺法の特効ツボを用いて刺激し、そのほか、経絡の流注(体の遠い部分)にも刺鍼しました。 治療を終えて全体的な変化はありませんでしたが、顔の重だるさが軽減されました。 3回目: 頬に力が入るようになり、「イー」や「ウー」に動きが出始めました。同時に目も少し閉じられるようになりました。 15回目: 顔の動きがほとんど回復しました。 2クールの治療を終えて、目が閉じられるようになり、額と口元のシワはなくなり、耳のいたみも消えました。 ただ、疲れた時に少しこわばり感が残っていますが、日にちが経てば自然によくなります。 考察 早い段階から始めた治療ですので、筋電図は僅か6パーセントにもかかわらず、経過はいたって順調です。 顔面神経麻痺の鍼治療はできるだけ早期治療したほうが治りが早いのはもちろんのこと、拘縮や共同運動などの後遺症も軽減できます。 ※施術効果には個人差があります。
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3月 2023
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