毎年の今頃からインフルエンザ流行の季節です。
今年はとりわけコロナウイルスもありますので、例年よりも入念に予防した方がいいですね。皆様もご存知のように、予防するにはマスクの着用やこまめな手洗い、休養、栄養、水分補給や適度な湿気などがあります。 今日、それとは別に、インフルエンザ予防用の漢方をご紹介したいと思います。体がつかれ気味の時は漢方薬の補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を飲むのも予防につながります。 補中益気湯とは、中国金元時代の名医である李東垣の『脾胃論』において記された処方であり、すでに769年以上の歴史がある名方です。もともとは虚弱体質や病後の体力増強、中気下陥などに用いる処方ではありますが、近年、体の免疫機能を増強させ、細胞内に侵入した病原体ウイルスを分解して感染を予防するという作用も認められていることからインフルエンザ予防用として利用されるようになりました。 新型コロナウイルスが終息するまで、もう少し時間がかかりそうですが、みなさんで頑張って乗り越えていきましょうね。
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3月 2023
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