患者様:男性、43歳、会社員。
症 状:半年前から続く会陰部の痛み 現病歴:今回の患者様は半年前、陰茎部と会陰部に痛みが生じ始めたため、 すぐに病院に行き、泌尿器科で診察を受けられたとのことでした。 そこで慢性前立腺炎との診断を受け、セルニルトンなどの薬が処方され、 2か月間飲み続けたそうです。その後、陰茎部の痛みはほとんど消えましたが 会陰部の痛みは消えません。ちょうどそのころ、 中国鍼が慢性前立腺炎によく効く、と人づてに聞き、 本院を尋ねて来られたとのことでした。 健身院での鍼灸治療 来院された当初、患者様には会陰部の痛みがあるほか、 睡眠導入剤を服用しないと眠れないほどの不眠症があるとの訴えがありました。 その他にも、頭が重い、舌苔白、舌質紅の症状がありました。 治療方針:情熱利湿(体に溜まった熱と湿気をとる) 通絡安神(安眠のため、詰まった経路を開通させる) の2点を治療方針としました。 取 穴 :関元(お腹にあります)腎兪(背中にあります)などのツボに1日1回鍼を打ちます。 治療経過:最初の一週間の施術では、会陰部の痛みはあまり変わらなかったものの、 以前より睡眠の質が良くなった感じがするということでした。 そこで、引き続き毎日の施術を行うと、二週目に入ってから会陰部の痛みが少しずつ軽くなり、 15回目の施術が終わったころには、痛みが大きく軽減したと実感され、 20回目の治療が終了した時には、会陰部の痛みが完全に消えたとの嬉しいお言葉を頂戴しました。 患者様にとっては半信半疑の通院から始まりましたが、 中国鍼の施術によって、不快な症状が本当になくなったことに、 とても驚かれたようです。 ※施術効果には個人差があります。
2 コメント
R
5/5/2020 11:34:56
私は慢性前立腺炎で一年以上悩み、こちらのHPに辿り着きました。
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朱錫龍
6/2/2020 16:18:53
お問い合わせ頂きありがとうございます。
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