ダイエットは
「美容」の一種だと思っていませんか?「美容」だから、とても高い料金を払うのはしょうがないと思っていませんか?いまからおよそ20年前、中国の中医薬大学では『鍼灸学』教科の治療項目に鍼によるダイエットを加えました。ですから、中国では、鍼ダイエットは病院で行なわれています。 鍼を使ったダイエット治療に向くのは単純性肥満の方です。つまり、なんらかの代謝異常が原因で肥満になった方には鍼治療は適しません。中国医学では、単純性肥満を以下の四種類に分けています。 1 痰湿閉阻 このタイプは主に顔と頸部が太ります。症状としては動悸、気が短くなった、胸腹部が苦しい、眠い、尿が少ないなど。鍼治療は脾・胃を健やかにして、体内の痰湿を除くことを主眼とします。 2 胃腸腑熱 体質的な肥満です。体形はたくましく、食欲旺盛。便秘しがちで、怒りっぽくなります。治療は不節制が原因で胃にある熱を除き、腸の通じをよくすることを目的とします。 3 肝郁気滞 腹や脇腹、乳房などに膨満感があります。毎日気分の浮き沈みが激しく、食は少なめなのに太ってしまいます。こういう方には、肝の機能を整え鬱を解き放つとともに、脾の機能を改善することで、表裏の関係にある胃の働きをよくします。 4 脾腎陽虚 体重が増えるとともに頻尿や全身倦怠感などの症状が現れ、腰が凝り易く、顔や足にむくみが出ます。治療は脾を健やかにして腎を養い、弱った陽の気を強くすることで、体内の気のめぐりを改善していきます。 鍼によるダイエット治療は、このように体質を改善して基礎代謝を向上、老廃物の排泄、体脂肪の燃焼を促します。一方で大脳にある摂食中枢に働きかけて食欲を減退させるため、無理なく痩せられます。つらい思いをせずに、食餌療法を行なうのと同じ効果を上げることができるのです。 この機会に、本場・中国での治療経験豊富な健身院の鍼ダイエットはいかがでしょうか?
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ゴールデンウィークは如何お過ごしでしたでしょうか?私は連休を利用して北海道の川湯温泉に一泊二日で出かけました。
川湯温泉といえば、星野リゾートが進出するというニュースが記憶に新しい。1991年度には最大で56万人の宿泊客が訪れた川湯温泉街は、近年10万人を下回る厳しい状況が続き、廃ホテルが立ち並んでいました。星野リゾートが川湯温泉街への進出を、温泉街再生の弾みとする考えです。 川湯温泉は阿寒国立公園の中にあり、すぐ近くには硫黄の煙をモクモクと噴き出す硫黄山があります。温泉の泉質はもちろん硫黄泉で、強酸性のため普通の石けんが使えない温泉として知られています。ここは温泉街を挙げて、全国的にも珍しい「源泉100%かけ流し宣言」をしています。どこの旅館に泊まっても、すべて源泉かけ流しなんだそうです。あまりに強いお湯なのですぐに配管が腐食してしまい、お湯を循環させようにもできないという事情もあると聞きました。恋患い以外の万病に効くといわれる群馬県の草津温泉のお湯にちょっと似ているように思います。いずれにせよ体がほかほかと温まるとてもいいお湯で、私はとても気に入っていて今回が3回目、「川湯観光ホテル」というホテルに泊まりました。翌日は硫黄山へと続く遊歩道を歩いてみました。名物のイソツツジが咲くにはまだ季節が早過ぎますが、6月の中旬頃になると小さなツツジの花で見渡す限り真っ白になるそうです。その季節に来てみたいものですが、残念ながらお休みがとれそうにもありません。 阿寒国立公園は日光や阿蘇などとともに昭和9年(1934年)に国立公園に指定された、古い歴史のある、全国的にもよく知られた公園です。深い原生林に包まれて阿寒湖や摩周湖、屈斜路湖など火山起源のカルデラ湖があります。私は神秘的な摩周湖も好きですが、一番のお気に入りは雌阿寒岳の麓にある湖・オンネトーです。季節や天候、見る角度によって水の色が様々に変化するので「五色沼」とも呼ばれています。透き通った水は水温が低く、そのため湖中の倒木がいつまでたっても腐らず、それがアクセントになって独特の風景を形作っています。かつて道東めぐりの観光バスで訪れたことがあるのですが、なぜか数年前に路線から外されてしまいました。車があれば簡単に行けるのですが、運転ができない私にとってはなかなか行けない場所になってしまったのが残念です。 東北海道は豊かな自然に恵まれ、知床半島や釧路湿原、網走など多くの魅力的な観光スポットや見どころがあります。興味ある方は是非行ってみてはいかがでしょうか? 姚より この頃暖かい日が増えてきました、桜のつぼみも膨らんで、満開が楽しみです。春は1年のうちで寒暖差が一番大きく、気温の変化に対応するため、身体は交感神経の働きが優位な状態(緊張状態)が続きやすくなります。 この状態では、疲れがたまりやすい、免疫力が下がる、胃腸の働きが落ちる、肩や腰が痛いなどの症状があらわれやすくなります。 今日はこれらの症状を改善できるツボ「陽陵泉」を皆さんにご紹介したいと思います。 ツボの位置: ひざ下の外側にある骨の出っ張り(腓骨小頭)のてっぺんから、指幅1本分ほど下のくぼみにあります。押して痛みのあるところがツボになります。針治療の時、針刺した後、患者さんの体質の虚弱により刺激方法がちがいます。患者様自分でマッサージの時、実証の場合時計回りで揉みます、虚証的場合逆時計周りで揉みます。 効用: 「陽陵泉」まず胆の下合穴、足の少陽胆经にあります。急性胆嚢炎、慢性胆嚢炎、胆嚢結石などにより、右上腹部の痛み、口苦い、食欲ない時、このツボをよく使います。また胃酸不足で消化不良があるときに使うのが足三里 なら、胃酸過多による不調や胃潰瘍には、この「陽陵泉」を使います。このふたつのツボは、位置的にとても近くにありながら、足三里は胃酸を増やし、「陽陵泉は胃酸を抑えるというわけです。「陽陵泉」はまた重要な八会穴の一つで、筋の気があつまる筋会(きんえ)でもありますので、坐骨神経痛、変形性膝関節痛、腓骨神経麻痺などにもききます。 押し方: 力を抜いた状態親指でツボを押します、そのまま痛い気持ちと感じる強さで3~5秒で押し、それを5~6回繰り返します。 指圧等で刺激すると症状の改善と体内の循環をスムーズにしてくれる効果があるので、ぜひ、試してみてください。
冬は空気の乾燥や寒さで風邪をひきやすい季節です。乾燥によって喉や気管支の潤いが少なくなることで、炎症が起こりやすくなり、咳や痰が出やすくなります。今日は咳がひどくならないため4つ簡単な対応法をご紹介します。 1 室内温度を上げすぎず: 冬の室内温度は20~25度に抑える必要があります。体が寒く感じる場合は、重ね着をお勧めします。また、手、足、頭は涼しく感じる必要があります。気温が高すぎると、免疫力は低下しやすくなります。 2 加湿器で湿度を上げる: 暖房により室内湿度が低く、声が炎症を起こしやすく、室内温度を保つ必要があります。 3 食事の量を軽くする: 冬の間、人間の代謝は遅くなり、胃腸のモチベーションは不十分です。 従いまして、消化が早い、胃に負担をかけない、脂質や食物繊維が少ない食品を選ぶのがポイントです。 4 大根を多くとる事:「大根どきの医者いらず」ということわざにある通り、大根は昔から体に良いものとされています。大根おろしは呼吸器系に良い、煮た大根は胃腸に良いです。大根を食べることによって、咳の症状を和らいでくれます。 いつも健身院をご利用いただきありがとうございます。 当院は下記の期間は年末年始休業を致します。 12月29日(木)~1月4日(水)まで 新年は1月5日(木)から通常営業致します。 休業期間中はご不便をおかけしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。 良いお年をお迎えください。 また、来年もよろしくお願いいたします。 院長より 今年も残り僅かとなりました。あっという間に1年が過ぎ去っていきます。年末は何かと用事や忘年会などで忙しくなる時期になります。忘年会や飲み会・夜更かしなどで不規則な生活や栄養が偏った状態が続くと身体の免疫力が落ちてしまいます。また、今冬は、新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念されており、そんな時体調管理がより一層大事になります。今日は免疫力アップさせられる漢方をご紹介します。 「甘草生姜湯」この処方は甘草と乾燥生姜で構成されており、配合はシンプルですが、非常に役に立つものです。乾燥ショウガは体を温め寒さを吹き飛ばし、甘草は気を活性化させ、解毒し、咳を鎮め、喘息を和らげます。又、乾燥ショウガは、風邪による咳や痰などにもよく使用されます。甘草は調和作用があり、上部は脾臓と胃を調和させ、下部は熱を取り除き、下痢を和らげます。したがって、甘草生姜湯はヒトの免疫力を向上させ、病気の予防などに役立ちます。 免疫力を高めて、新型コロナとインフルエンザなどから身体を守り、これからのクリスマスやお正月のイベントも楽しく過ごしましょう。 |
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3月 2023
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