アキレス腱炎でお悩みの方へ
「アキレス腱が痛い」「歩くと踵の上が痛む」「つま先立ちで痛みが強くなる」「スポーツ後に腫れや痛みが出る」――このようなお悩みはありませんか。
アキレス腱炎は、スポーツや仕事などによるアキレス腱の酷使により、アキレス腱やその周囲に炎症が起こり、痛みや腫れが出る状態です。腱の付着部や、踵から少し上の部分に痛みが出ることがあります。
中国鍼灸・健身院では、鍼灸歴40年の院長と34年の副院長が、すべての患者様を直接施術いたします。医学博士を含む経験豊富な施術者が、痛みの部位、腫れ、圧痛、歩行状態、運動歴を確認し、症状に合わせて適切なツボと施術方法を選びます。
急性期のアキレス腱炎では、院内の臨床経験上、5回程度の鍼治療で痛みや歩きやすさに変化を感じる方が多くいらっしゃいます。
当院では、痛みの強い場所や圧痛部位を中心に周囲を囲むように鍼を打つ「囲刺」、必要に応じた断続波通電、灸などを組み合わせ、痛みの軽減と早期回復を目指します。

このようなお悩みはありませんか?
- アキレス腱を押すと痛い
- 歩くと踵の上が痛む
- 走った後にアキレス腱が腫れる
- つま先立ちをすると痛みが強くなる
- 階段の上り下りで痛む
- 朝の歩き始めにアキレス腱がこわばる
- 運動を休むと楽だが、再開すると痛みが戻る
- 慢性化してなかなか痛みが取れない
※症状の程度、発症からの期間、腱の損傷状態、運動負荷により、治療回数や変化の出方には個人差があります。
アキレス腱炎とは
アキレス腱炎とは、スポーツ、長距離歩行、仕事での反復動作などにより、アキレス腱やその周囲に負担がかかり、痛みや腫れが出る状態です。
アキレス腱そのものに炎症や変性が起こる場合をアキレス腱炎、アキレス腱の周囲に炎症が起こる場合をアキレス腱周囲炎と呼ぶことがあります。また、アキレス腱の付着部周辺に痛みが出る場合や、滑液包炎を伴う場合もあります。
腱の付け根から2〜6cmほど上の部分に痛みが出やすく、運動後に痛みが増すことがあります。特に、つま先立ちや足首を下に伸ばす底屈動作で痛みが強くなりやすいのが特徴です。
主な症状
- アキレス腱の痛み
- 踵の上の腫れ
- アキレス腱周囲の圧痛
- 歩行時の痛み
- 走った後の痛み
- つま先立ちで強くなる痛み
- 階段昇降時の痛み
- 朝のこわばり
- 運動後に増す痛み
- 慢性化した違和感
発症してすぐに適切な処置を受けると痛みが落ち着きやすい一方、十分に回復していない状態でスポーツや仕事を続けると、症状が慢性化し、日常生活にも支障が出ることがあります。
まず病院で確認すべきこと
アキレス腱の痛みが強い場合や、急に「ブチッ」と切れたような感覚があった場合は、アキレス腱断裂の可能性もあるため、整形外科での確認が必要です。
アキレス腱炎やアキレス腱周囲炎では、まず安静、アイシング、運動負荷の調整、靴やインソールの見直し、リハビリなどが行われることがあります。痛みが長く続く場合や腫れが強い場合は、自己判断せず医療機関で確認してください。
医療機関で確認したいこと
- アキレス腱炎かアキレス腱周囲炎か
- アキレス腱断裂や部分断裂の有無
- アキレス腱滑液包炎の有無
- 踵骨付着部の炎症や骨棘の有無
- 腫れや圧痛の場所
- 足首の可動域
- 運動負荷やフォームの問題
- 必要に応じた超音波検査やMRI検査
- リハビリや運動再開の目安
早めに受診した方がよい症状
- 急にアキレス腱が切れたような感覚があった
- 歩けないほど痛い
- つま先立ちができない
- アキレス腱周囲の腫れが強い
- 内出血がある
- 痛みが急に悪化した
- 片脚で体重を支えにくい
- 3ヶ月以上痛みが続いている
当院の鍼灸治療は、整形外科での診断や治療に代わるものではありません。アキレス腱断裂や強い腫れが疑われる場合は、医療機関での確認を優先してください。
検査・評価法
アキレス腱炎では、痛みの場所、腫れ、圧痛、歩行状態、つま先立ち、足首の動き、運動歴を確認することが大切です。
レントゲン検査だけではアキレス腱そのものの状態を確認しにくいことがあります。必要に応じて、医療機関では超音波検査やMRI検査などで、腱の状態や周囲の炎症を確認します。
医療機関で行われる主な確認
- 問診
- 触診
- 圧痛部位の確認
- 腫れや熱感の確認
- 足首の可動域確認
- つま先立ち動作の確認
- アキレス腱断裂との鑑別
- 必要に応じた超音波検査
- 必要に応じたMRI検査
- 靴、運動量、フォームの確認
当院で確認するポイント
- 痛みが出ている場所
- 腫れ、熱感、圧痛の有無
- 歩行時の痛み
- つま先立ちでの痛み
- 足首の底屈・背屈での痛み
- アキレス腱付着部と腱中央部の違い
- スポーツや仕事での負担
- 靴、インソール、路面、練習量
- ふくらはぎの筋緊張
- 冷えや血流低下の有無
アキレス腱炎とアキレス腱断裂、アキレス腱滑液包炎を見分けることは重要です。強い痛みや急な機能低下がある場合は、整形外科での診断を優先してください。
当院の中国鍼灸治療
アキレス腱炎に対する当院の鍼灸治療では、痛みの軽減、腫れや炎症傾向の緩和、歩きやすさの回復を目指します。特に急性期では、痛みのある部位と圧痛点を慎重に確認し、刺激量を調整しながら施術します。
中国医学では、アキレス腱炎やアキレス腱周囲炎を、経絡と経筋の病として捉えます。足の少陰経筋病、足の太陽経筋病など、原因となる経絡の違いによって使用するツボや施術方針を変えます。
当院では、「行気活血」と「通絡止痛」を治療方針の中心にしています。行気活血とは、体内の気の巡りを整え、血流を促す考え方です。通絡止痛とは、滞った経絡の流れを整え、痛みの軽減を目指す考え方です。
治療で重視する目的
- アキレス腱の痛みの軽減を目指す
- 腫れや圧痛を確認しながら整える
- 歩きやすい状態を目指す
- つま先立ちでの痛みを軽減しやすい状態に整える
- ふくらはぎの緊張をゆるめる
- アキレス腱周囲の血流を整える
- 運動再開に向けた回復をサポートする
- 慢性化しにくい状態を目指す
急性期の患者様では、院内のカルテ上、毎日1回、5日程度の鍼灸治療で痛みの軽減や歩きやすさの変化を感じる方が多くいらっしゃいます。慢性化している場合は、10回以上かかることもあります。
治療回数には個人差があります。アキレス腱の断裂や部分断裂が疑われる場合、強い腫れや歩行困難がある場合は、整形外科での確認を優先してください。
囲刺・断続波通電と主なツボ
当院では、アキレス腱炎、アキレス腱周囲炎、アキレス腱周囲滑液包炎に対して、痛みの強い場所や圧痛部位を中心に、周囲を囲むように鍼を打つ「囲刺」を用いることがあります。
局所的な鍼刺激により、アキレス腱周囲の血流や筋緊張を整え、痛みの軽減を目指します。必要に応じて、鍼に断続的な電気刺激を加える断続波通電を併用することもあります。
足少陰経筋病の場合は通谷、然谷、太溪など、足の太陽経筋病の場合は束骨、京骨などを状態に応じて用います。実際には、痛みの部位、腫れ、圧痛、運動動作を確認して選穴します。
アキレス腱炎の鍼治療で用いる主なツボ
症状や体質によって使用するツボは異なります。ここでは代表的なツボの一例をご紹介します。
1 阿是穴(あぜけつ)
アキレス腱周囲で押すと痛みや反応が出る部位
【役割】
- 局所の痛みへの対応
- 圧痛点への施術
- 一人ひとりに合わせた調整
アキレス腱炎では、痛みの強い場所や圧痛部位を確認し、囲刺と組み合わせて用いることがあります。
2 太溪(たいけい)
内くるぶしとアキレス腱の間にあるツボ
【役割】
- アキレス腱周囲の痛みへの対応
- 足首周囲のめぐりを整える
- 足少陰経筋の調整
足少陰経筋病の考え方で、アキレス腱周囲の痛みやこわばりに用いることがあります。
3 然谷(ねんこく)・通谷(つうこく)
足の内側や足部にある足少陰経のツボ
【役割】
- 足少陰経筋の調整
- 足首周囲の痛みへの補助
- 経絡の流れを整える
アキレス腱周囲の痛みを、足少陰経筋病として捉える場合に用いることがあります。
4 崑崙(こんろん)
外くるぶしとアキレス腱の間にあるツボ
【役割】
- アキレス腱外側の痛みへの対応
- 足首の動きへの補助
- 足の太陽経筋の調整
アキレス腱外側や踵周辺の痛み、歩行時の違和感がある場合に用いることがあります。
5 束骨(そっこつ)・京骨(けいこつ)
足の外側にある足太陽膀胱経のツボ
【役割】
- 足の太陽経筋の調整
- アキレス腱から踵周辺の痛みへの補助
- 歩行時痛への対応
足の太陽経筋病としてアキレス腱の痛みを捉える場合に用いることがあります。
6 承山(しょうざん)・飛揚(ひよう)
ふくらはぎにあるツボ
【役割】
- ふくらはぎの緊張緩和
- アキレス腱への負担軽減を目指す
- 下腿後面の血流を整える
ふくらはぎの硬さが強い方、運動後にアキレス腱へ負担がかかりやすい方に用いることがあります。
実際には、アキレス腱の痛む場所、腫れ、圧痛、足首の動き、ふくらはぎの緊張、運動歴、冷え、血流を確認しながら、使用するツボや刺激量を調整します。
治療の流れ
アキレス腱炎では、痛みの場所、腫れ、圧痛、歩行状態、運動歴を確認し、急性期か慢性期かに合わせて施術方針を立てます。
- Step 1
症状と経過の確認
痛みが出た時期、スポーツや仕事での負担、痛む動作、腫れ、歩行状態を確認します。
- Step 2
断裂の可能性を確認
急に切れた感覚、つま先立ちの可否、強い腫れや内出血の有無を確認し、必要な場合は整形外科の受診をおすすめします。
- Step 3
圧痛点と経筋の確認
アキレス腱周囲の圧痛、ふくらはぎの緊張、足少陰経筋・足太陽経筋との関係を確認します。
- Step 4
鍼灸施術
阿是穴、太溪、然谷、通谷、崑崙、束骨、京骨、承山などを状態に合わせて選穴し、必要に応じて囲刺や断続波通電を行います。
- Step 5
治療後の確認
歩行時の痛み、つま先立ちの痛み、腫れ、圧痛、足首の動き、ふくらはぎの軽さを確認します。
- Step 6
生活上の注意点を説明
運動休止の目安、再開時期、アイシング、靴、ストレッチ、通院ペースについてお伝えします。
生活上の注意点
アキレス腱炎では、痛みがある状態で運動や仕事の負担を続けると、慢性化したり悪化したりすることがあります。症状が強い時期は、まず負担を減らすことが大切です。
日常生活で気をつけたいこと
- 痛みが強い時期は運動を控える
- 走る、ジャンプする、坂道を走る動作を避ける
- 長時間の歩行や立ち仕事では休憩を入れる
- 運動後に痛みや腫れがある場合はアイシングを行う
- ふくらはぎを冷やしすぎない
- 靴底のすり減りを確認する
- 急に練習量を増やさない
- 痛みが強い時期は強いストレッチを避ける
- 痛みが落ち着いてから段階的に運動を再開する
- つま先立ちができない場合は整形外科で確認する
運動再開は、痛みの程度、腫れ、歩行時痛、つま先立ちの状態を確認しながら段階的に行うことが大切です。痛みを我慢して無理に続けることは避けましょう。
治療方針例
アキレス腱炎では、同じアキレス腱の痛みでも、急性期の炎症が強い方、慢性化して腱周囲が硬くなっている方、スポーツ復帰を目指す方など、状態は一人ひとり異なります。
ここでは、実際の施術で考える治療方針の一例をご紹介します。治療内容は、痛みの部位、腫れ、圧痛、運動歴、医療機関での診断内容に合わせて調整します。
- 方針例① 急性期の痛み・腫れが強いタイプ
主な症状歩行時痛、アキレス腱の腫れ、圧痛、運動後の強い痛み
施術方針痛みの強い部位を中心に阿是穴を確認し、囲刺を用いながら、行気活血・通絡止痛の考え方で痛みの軽減を目指します。必要に応じて断続波通電も検討します。
- 方針例② 慢性化しているタイプ
主な症状3ヶ月以上続く痛み、朝のこわばり、運動再開時の痛み、腱周囲の硬さ
施術方針阿是穴、太溪、崑崙、承山などを状態に応じて用い、アキレス腱周囲の血流、ふくらはぎの緊張、冷えを整えます。10回以上を目安に継続して確認します。
- 方針例③ スポーツ復帰を目指すタイプ
主な症状ランニングやジャンプ後の痛み、練習再開で悪化、ふくらはぎの張り
施術方針アキレス腱周囲、ふくらはぎ、足首の状態を確認し、承山、飛揚、束骨、京骨などを組み合わせ、運動再開に向けた回復をサポートします。
当院が選ばれる理由
| 患者様が不安に感じやすい点 | 中国鍼灸・健身院の対応 |
|---|---|
| 早くスポーツや仕事に戻りたい | 急性期では痛みの軽減と歩きやすさの回復を優先し、5回程度を一つの目安として確認します |
| 断裂ではないか不安 | つま先立ち、腫れ、急な痛み、歩行状態を確認し、必要に応じて整形外科受診をおすすめします |
| 痛い場所がはっきりしている | 圧痛部位や阿是穴を確認し、囲刺など局所の状態に合わせた施術を行います |
| 慢性化している | 血流、ふくらはぎの緊張、冷え、運動負荷を確認し、10回以上を目安に継続的に整えます |
- 医学博士を含む経験豊富な施術者が直接施術
- アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎・滑液包炎の状態を確認
- 行気活血・通絡止痛に基づく中医鍼灸
- 痛みの強い部位を囲む「囲刺」を状態に応じて活用
- 必要に応じて断続波通電を併用
- 足少陰経筋・足太陽経筋を見極めて選穴
- 急性期と慢性期で通院ペースを調整
- 運動再開や生活上の注意点も説明
通院回数・治療ペース
アキレス腱炎の通院回数は、急性期か慢性期か、痛みの強さ、腫れの程度、運動負荷、断裂の有無によって異なります。
| 状態 | 回数・通院ペースの目安 |
|---|---|
| 急性期のアキレス腱炎 | 院内の臨床経験上、毎日または短い間隔で5回程度を一つの目安に、痛みや歩きやすさの変化を確認します。 |
| 痛みや腫れが強い場合 | 週2〜3回程度を目安に、圧痛、腫れ、歩行時痛、つま先立ちの状態を確認します。 |
| 慢性化している場合 | 10回以上を目安に、アキレス腱周囲の血流、ふくらはぎの緊張、冷え、運動負荷を整えます。 |
| 運動再開・再発予防 | 症状が落ち着いた後は、1〜2週間に1回程度を目安に、運動再開に向けて状態を確認します。 |
※上記は目安です。症状の程度、腱の損傷状態、運動負荷、医療機関での診断内容により、治療回数や回復の出方には個人差があります。
治療コース・料金
アキレス腱炎の治療では、アキレス腱周囲だけでなく、ふくらはぎ、足首、足部、歩行状態、冷え、血流まで確認するため、中医鍼灸の50分または70分コースをおすすめしています。
- 初診料:2,200円(税込)
- 中医鍼灸コース(50分):
7,200円(税込) / 61,200円(10回券・15%OFF) - 中医鍼灸コース(70分):
8,800円(税込) / 74,800円(10回券・15%OFF)
慢性化している場合や他の部位もあわせて確認する場合は、90分コースをご提案することもあります。詳しくは治療コース・料金表をご覧ください。
よくあるご質問
アキレス腱炎は鍼灸で改善しますか?
急性期なら本当に5回程度で回復しますか?
アキレス腱断裂との違いは分かりますか?
電気鍼は使いますか?
運動はいつ再開できますか?
慢性化していても相談できますか?
参考文献・参考情報
アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎に関する医学的情報については、以下もあわせてご参照ください。
- 済生会:アキレス腱周囲炎
- 日本整形外科学会:アキレス腱断裂
- AAOS OrthoInfo:Achilles Tendinitis
- MSD Manual Professional Edition:Achilles Tendinopathy
- MSD Manual Consumer Version:Achilles Tendon Tears
- NICE:Extracorporeal shockwave therapy for Achilles tendinopathy
- WHO Benchmarks for the practice of acupuncture
- 中国国家中医薬管理局『中医骨傷科学』
- 中国国家中医薬管理局『中医針灸学』
※参考情報は、疾患理解と医療機関での診断・治療を確認するためのものです。鍼灸治療は整形外科での診断・治療に代わるものではありません。
アキレス腱炎は、スポーツや仕事などでアキレス腱に負担がかかり、痛みや腫れ、歩行時痛が出る状態です。
中国鍼灸・健身院では、医学博士を含む経験豊富な施術者が、痛みの部位、腫れ、圧痛、歩行状態を確認し、囲刺、断続波通電、行気活血、通絡止痛の考え方で、痛みの軽減と早期回復をサポートします。
急性期のアキレス腱炎、運動後のアキレス腱痛、慢性化した足首まわりの痛みでお悩みの方は一度ご相談ください。
この記事の監修・執筆者

院長 朱錫龍(シュ・シロン)
鍼灸歴40年 /
上海中医薬大学卒 元主治医
はり師:第137701号 /
きゅう師:第137515号

副院長 姚依文(ヤオ・イーウェン)
鍼灸歴34年 /
南京中医薬大学大学院修了 医学博士
はり師:第115967号 /
きゅう師:第115884号
