当院は患者様のリハビリ指導も行っています
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「患者様の声」にもあるように、
健身院は、病院や他の鍼灸院で治らなかった 麻痺を治療してきた実績があります。 顔面神経麻痺の患者様の数は 延べ154100人。 なかには伊豆大島、静岡、青森、仙台など、 遠方からおいでの患者様もいらっしゃいます。 発症から2週間以内に治療を始めた場合、 当院での完治率は9割以上になります。 高い治療効果の秘密は鍼灸師のキャリア。 健身院のスタッフは、 鍼灸の本場・中国の大学病院で 顔面神経麻痺の治療にあたってきました。 中国でも最先端の経筋透刺法を使って 効果的な治療を行なっています。 リハビリテーションの指導も行いますので、 どうぞお気軽にご相談ください。 |
1.顔面神経麻痺とは…
顔面神経麻痺には大きくいって二種類あり、 片側の顔の筋肉が動かせなくなるベル麻痺と耳に水膨れや瘡蓋ができるハント症候群です。 ハント症候群(ラムゼイハント症候群)は ヘルペスウィルスが原因とされていますが、 ベル麻痺の原因はまだ特定されていません。 しかし、近年では、顔面神経の奥に潜伏する常在菌のひとつ、単純ヘルペスウィルスが、 急激な寒さに晒されたり、 過労、ストレスが原因になるなどして増殖、神経線維に炎症を起こすとする説が有力です。 2.顔面神経麻痺に対する治療 西洋医学では、 顔面神経麻痺の発症から1週間〜10日前後、 副腎皮質ステロイドや抗ウイルス剤を投与し症状を抑えたうえで、 血流改善剤、ATP剤、ビタミン剤を処方、体質改善を図るのが一般的な治療法です。 しかし、それで症状が改善しないときは 「しばらく様子を見る」ことになりがちで、 これといった治療法は確立していません。 一方、鍼灸による治療には、 麻痺した顔面神経を修復すると同時に、 神経の炎症を鎮める消炎の働きがあります。 中国では発症するとただちに鍼治療を受けるのが普通です。 顔面神経麻痺は時間が経つと治りにくく、 治った場合でも後遺症が残るからです。 しかし、脳卒中や脳腫瘍に伴う麻痺、 神経が周囲の骨に圧迫され発症した場合は、 原因となる病変を治療して取り除かなければ治療効果が現れにくくなってしまいます。 従って経験豊富な専門家の見極めが重要です。 当院では、こうした症状の場合は、 病院の専門医の治療と併行して 鍼治療を受けるようにお奨めしています。 3.経筋透刺法による顔面神経麻痺治療 当院では 顔面神経麻痺が完全に回復するまでの時間を短くすることを目的に治療します。 治療法としては、 中国でも最先端の刺鍼技術「経筋透刺法」を導入しています。 透刺法は、一本の鍼で複数のツボを刺激する刺鍼法です。 中国の古典医書にも記載されている古くからある手法ですが、 現代になって急速に研究が進み、大いに発展しました。 鍼を刺し入れる角度と方向によりいくつものやり方があります。 皮膚に沿って浅く鍼を入れる方法もあれば、 通常より長めの鍼を使ってツボとツボを貫通するように鍼を打つ方法などもあります。 あらゆる疾患に使える技ではありませんが、 熟練した施術者が行えば顔面神経麻痺などに高い効果を発揮することが知られています。 当院ではこの透刺法のなかでも、 同時に三つ以上のツボを刺激したり、 二つのツボを逆方向に二本の鍼を打って貫き刺激量を増やすなど、 より高度な技術である経筋透刺法を駆使して顔面神経麻痺の治療を行ないます。 顔面神経麻痺の鍼治療については 診断技術と鍼の手技(鍼を刺す方向や刺激量)が治療効果に大きな影響を与えます。 中枢性顔面神経麻痺を除けば、 発症から2週間以内に治療を始めた場合、 当院での完治率は9割以上になります。 ほとんどの方が十数回の治療で、ゆがんだ顔が元の状態に戻ります。 軽い症状であれば10日ほどで治ります。 また、発症から数年経っている顔面神経麻痺後遺症の患者様も、 当院の鍼灸治療によって顔のゆがみがとれ、 その後も再発していない方がほとんどです。 【治療実例・1】 病院には行かず、 直接当院においでになったケースです。 ・患者:48歳男性 ・病名:右末梢性顔面神経麻痺(ベル麻痺) ・症状:食事のとき御飯が口からこぼれる。 目を閉じることができず、涙が出る。 友人の外科医から 鍼灸治療が有効だとアドバイスされて来院。 仕事の疲れが溜まり、過労が原因で発症したと考えられました。 鍼で血行を改善する治療を中心に施術。 当初の3日間は毎日、 その後は週3回の治療に切り替えて、計14回の通院で完治しました。 【治療実例・2】 頑固な肩こりに悩んでいたのが、 突然、顔面神経麻痺を併発したケース。 ・患者:46歳男性 ・病名:右顔面神経麻痺(ハント麻痺) ・症状:耳の内側と後方に水泡がある。 目を閉じることができない。 口の歪みが目立ち顔面に痛みあり。 外資系企業にお勤めの方で大変忙しく、 海外出張にも頻繁に出かけていました。 過労から肩こりとなり顔面神経麻痺を発症。 多忙を考慮し特別治療プランを立てました。 次回の海外出張までの1ヶ月間、1日おきで集中的に治療をしたのです。 その結果、顔の痛みがとれて、 耳の中の水泡もなくなりました。 出張を終えて帰国されてからも、 週2回通っていただくようにしました。 ベル麻痺に比べてハント麻痺は治りにくく、治療にも時間がかかりますが、 頑張っていただいた甲斐があってほぼ完治。 目立つほどの後遺症も残りませんでした。 4.顔面神経麻痺のリハビリテーション 顔面神経麻痺の患者様にとって、リハビリは治療と同じぐらいに重要なものです。 自分自身で手軽にできるリハビリといえば、 温熱療法やマッサージ、 「ミラーバイオフィードバック療法」などが挙げられます。 温熱療法 朝起きてすぐに蒸しタオルで顔を温め、夜も寝る前に一回温めるようにしましょう。 温めた後は顔に保湿クリームを塗って優しくマッサージを行います。 力加減はご自身が気持ちよく感じられる程度で充分です。 蒸しタオルはフェイスタオルを水で濡らして絞り、 おしぼりのようにくるくる巻いて電子レンジで1分半ほど温めればいいでしょう。 蒸しタオルはそのままでは熱いので、 電子レンジから取り出してすぐに顔にのせるのは避けましょう。 ミラーバイオフィードバック療法 聞き慣れない言葉ですが、鏡を見ながら表情筋の動きをコントロールするリハビリです。 鏡を見ながら口笛を吹く練習、 イーをいう形で口を横に引いて歯を見せる、プーと頰を膨らませる練習などがあります。 そのときに注意すべきことは、なるべく額や目の筋肉を動かさないこと。 目と口が一緒に動くことがないように、 ゆっくり軽く動かすことをイメージしながら行います。 同様に、目を閉じる練習、額にしわを寄せる練習をするときも、 口元を動かさないように注意しながら行うといいでしょう。 例えば、ものを食べるときに無意識のうちに目を閉じてしまったりすることを 「病的共同運動」と呼びますが、 ミラーバイオフィードバック療法はその発症を防ぐのにも有効です。 ただし、この療法にやりすぎは禁物です。 特に発症から3ヶ月程度で、 まだ口の歪みが残っていたり、 目を閉じるのが難しかったりする場合は、 無理に行わない方がいいようです。 不適切なリハビリを行うと かえって病的共同運動を生じかねません。 当院では顔面神経麻痺の治療だけではなく、 患者様のリハビリの指導も行なっています。 どうぞお気軽にご相談ください。 5.健身院に寄せられた患者様の声
※施術効果には個人差があります。 (40代男性・船橋市在住)
(40代女性・会社員)
(60代女性・横浜在住)
(65歳男性・静岡県在住)
(31歳男性・東京都在住)
28歳・中国人女性(顔面神経麻痺)
32歳男性・千葉在住
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院長 朱錫龍(シュ・シロン)
上海中医薬大学卒業。元主治医。 1962年上海生まれ。 中国では鍼灸は医療の一環に位置づけられ、 病院にも中国・西洋医学の 2コースがあって、 患者さんが自分の好きな方を選択しています。 私は上海中医薬大学附属病院で 主治医(日本の医長)を務めていました。 来日したのは1994年、 日本の鍼灸学校に通って、 日本の鍼灸師資格も取得しました。 得意分野は顔面神経麻痺や顔面けいれん、 前立腺炎、呼吸器疾患、消化器系疾患、 精神疾患にスポーツ障害などです。 すでに37年を超える臨床経験がありますが、 これからも研鑽努力を重ねることで、 日本の患者様の力になりたいと思っています。 副院長 姚依文(ヤオ・ イーウェン)
南京中医薬大学大学院修了。医学博士。 1967年上海生まれ。 上海中医薬大学付属病院で、 顔面神経麻痺治療の権威として知られる 孫麗絹教授の下で治療に当たりました。 仕事歴30年で、座右の銘は「温故知新」。 平衡鍼灸学など 中国最新の知見を採り入れて、 患者様本位の医療サービスを目指しています。 得意分野は顔面神経麻痺、顔面けいれん、 自律神経失調症、 眼科疾患、更年期障害、花粉症など。 一方で、女性のニーズに応えるため、 ダイエット鍼や美顔鍼も手がけています。 健身院で患者様の治療に当たるかたわら、 鍼灸師の中国鍼灸臨床の指導や 研究者としての顔も持っています。 ※画像をクリックするとお読みになれます。
診療時間 平日AM11:00 ~PM9:00 土曜日AM10:45〜PM5:00 予約制 平日最終受付PM7:30時まで 土曜日最終受付PM3:00時まで 休診日 日・祭日 住所 渋谷区渋谷1丁目24-5 ドクターズビル8F JR渋谷駅東口より徒歩3分 地下鉄で出口B2より徒歩1分 明治通りに面した最上階です TEL : 03-3498-6788 |