1.健身院でのぎっくり腰の治療例
【治療実例・1】
・患者:40歳男性 朝、洗面のときにクシャミをしたら、 腰に激痛を感じて動けなくなりました。 もともと慢性的な腰痛があったそうです。 歩けないため、タクシーで来院されました。 診察してみると、 腰を反らすことが難しく、脊柱の両側の筋肉がけいれんして硬くなっています。 この状態ではうつ伏せになれないので、 まず横向きで施術しました。 鍼治療によって腰の筋肉のけいれんを解き、さらに吸い玉と中国整体術を施します。 1回の治療で腰の激痛が嘘のように消えて、腰を曲げることもできるようになりました。 腰椎の疲労がぎっくり腰の原因と思われ、 引き続き治療の必要があるため、 現在も通院中です。 ※施術効果には個人差があります。 【治療実例・2】 ・患者:30代女性 朝一番に来院された患者様です。 床に落としたボールペンを拾おうとして、 突然、腰に激痛が走ったのだそうです。 しばらくは、立ち上がることもできないほどの痛みだったといいます。 湿布を貼っても治らず、立つだけでもつらいというので来院されました。 ぎっくり腰を起こしたのは今度が二回目だといいます。 最近、腰がひどく重く感じられるので、 鍼灸治療を試してみようと思っていた矢先の発症でした。 触診してみたところ、 腰椎の2番目と3番目の間がずれています。 そのため、周囲の筋肉を圧迫して激しい痛みを生じていました。 腎兪、大腸兪(ともに腰にあるツボ)の他、 指で押して痛みを感じる場所(圧痛点)にも鍼を打つなど50分ほど施術しました。 治療が終わって、 試しに立ち上がってもらったところ、 すんなりと立つことができたので 大変喜んでいただきました。 鍼治療がただ一度の治療でたちどころに効果を発揮するというのは、 知らない方にはにわかに信じられない話かもしれませんね。 しかし、私たち施術者にとっては不思議でも何でもないのです。 この患者様の場合は、 あと1〜2回も通っていただければ、 痛みが消えて完治するはずです。 ※施術効果には個人差があります。 2.ぎっくり腰の原因 ぎっくり腰は様々なきっかけで発症します。 例えば腰を曲げて物を拾うとき、 ベッドから下りるときなど、 突然、腰に激痛が走るのです。 酷いときは全く動けなくなるほど痛みます。 筋肉や筋膜、じん帯、 椎間関節に無理な力がかかって、 局部的に異常な緊張が生じるのが原因です。 歯を磨き、 うがいをしたとき起きた実例もあるほどで、 ごく日常的な動作が引き金になって発症するのが特徴です。 高齢者の場合は、 ぎっくり腰がきっかけになって、寝たきりの生活になってしまうこともあります。 ぎっくり腰になりやすい 生活様式も知られていますので、 次のような生活を送っている人は特に注意が必要でしょう。 最近、腰が重いな、と感じたら要注意です。 ・車に乗ることが多い ・柔らかいベッドで寝ている ・重い荷物を中腰で持ち上げることが多い 3.ぎっくり腰になったら… ぎっくり腰を発症したときには、 まずパニックに陥らないことが大切です。 ご自分で出来る応急処置としては、 市販されている腰椎コルセットが有効です。 体を支え背筋の動きを助けることで、痛みを軽減できます。 幅は15cm前後のものがよいでしょう。 少しきつめに巻くのがコツです。 ぎっくり腰は筋肉の損傷ですから、 むやみに腰を揉んだり、叩いたりすると、 かえって悪くなることがありますので御注意ください。 コルセットで応急処置をしたうえで、 できるだけ早く鍼治療を受けて完治を目指しましょう。 いきなり病院に行って レントゲンやMRIなどの検査を受ける方もいらっしゃいますが、 当院では、まず鍼治療をお受けになることをお奨めします。 鍼を打つことで脳のなかに鎮痛作用を持ったモルヒネの分泌を促進し、 激しい痛みを抑える効果があるからです。 また、患部に白血球が集まり、 炎症をすみやかに取り除くため、 回復が早くなります。 4.健身院のぎっくり腰治療の特徴 当院では鼻の下にある「人中」、 腰にある「大腸兪」や「腎兪」などのツボを使って鍼治療を行ないます。 こうしたツボを刺激することで、 腰痛の原因になる経絡(「気」が流れる道)の滞りを除きます。 鍼による治療効果をより一層上げるために「電気パルス」、 患者様の状態に応じて「吸い玉」などの補助療法を組み合わせます。 ぎっくり腰を我慢して治療しなかったことが引き金となって、 ヘルニアを併発した患者様も 当院にはしばしばおいでになります。 痛みを感じたら早めの治療が大切です。 |
当院で使用するのは日本の鍼よりも太く、
刺激量の大きい中国鍼です。 とはいえ病院で使う注射針に比べれば細く、 皮膚の痛覚を外して打つため、 痛くはありませんのでご安心ください。 またすべての鍼は使い捨てですので、 清潔で、感染症の心配はありません。 電気パルスは、
鍼に低周波の通電をすることによって、 経絡への伝導をより効率的にするものです。 特に筋肉痛や神経痛に有効で、 中国の医療機関では 一般的な治療法として定着していますが、 日本ではまだ少ないようですね。 当院では中国での臨床経験に基づき、 積極的に採り入れています。 吸い玉療法は、
真空状にしたガラス器を患部に吸いつかせて 毛細血管に滞っていた老廃物を吸引し、 体内の毒素を排出しようというものです。 状態の悪い部分ほど赤褐色が濃くなって、 治療後も円い痕が数日のあいだ残るので、 当院では下着に隠れて 人目につかない部分の治療に使っています。 これも中国ではごく一般的な療法です。 診療時間
平日AM11:00 ~PM9:00 土曜日AM10:30〜PM5:00 予約制 平日最終受付PM7:00まで 土曜日最終受付PM3:00まで 休診日 日・祭日 住所 渋谷区渋谷1丁目24-5 ドクターズビル8F JR渋谷駅東口より徒歩3分 地下鉄で出口B2番より徒歩1分 明治通りに面した最上階です TEL : 03-3498-6788 |