肩腱板炎・腱板損傷
肩腱板損傷(腱板炎)
1.概説
肩腱板損傷とは肩の深部にある回旋筋腱板という腱性組織の損傷です。
腱板の構成は棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の四つです。
四つの筋肉はともに上腕骨の小結節や大結節に腱となって付着して、
骨頭の上部を帽子状にくるみ、しかも肩関節の回旋動作に大きく関与しています。
臨床ではもっとも多くみられているのは棘上筋腱です。
損傷の原因は主に加齢による変性の上に、
外力により断裂など損傷を起こしてしまうことです。
症状は肩部の痛みと運動制限ですが、この運動制限は痛みに伴うもので、
五十肩で見られるような拘縮性の運動制限ではないのが特徴です。

2.西洋医学の診断と治療
腱板炎の罹患年齢は五十肩と同様に40-60歳代が多いです。
が、若年者にも多くみられます。
診断にはペインフルアーク・サイン、ダウバン・サイン、ディストラクション・テストなどの
徒手検査で異常を示し、さらに棘上筋付着部の大結節に限局性の圧痛が認められれば、
比較的容易です。
腱板完全断裂の場合は一般的には明らかな外傷があり、
ドロップアーム・テストが陽性などで判断できますが、
肩板不全断裂は逆に診断は容易でないことが多いです。
治療を行っているにもかかわらず可動域の改善が得られにくいような場合には、
一応断裂の可能性も考えておかなければなりません。
治療には腱板断裂の場合に、ギプス固定や手術治療が行われます。
腱板炎の場合には消炎鎮痛剤や理学療法やステロイド薬の注射などがあります。
3.中医学の考え方
肩腱板損傷は中医学では「痺証」に属します。痺とは、つまって通じないことです。
経絡が阻滯され、気血の運行がわるくなると痛みなどがおこります。
"不通則痛"ということです。
痺証は、各種関節炎、痛風、結合組織炎、神経痛などを包括しています。
4.健身院の治療の特徴
肩腱板損傷には鍼灸(針灸)治療はとても効きます。
手術の必要がない場合、鍼灸(針灸)治療はほかの療法より一番いいとおもいます。
健身院では症状によってハリ、お灸、吸玉、推拿(中国の治療的マッサージ)を
総合的に行うのが特徴です。健身院のお任せコースをご利用ください。
よく使われるツボ
阿是穴、巨骨、肩ぐう、肩りょう、曲池。
急性期は毎日、慢性期には一日置き、大体10-20回で完治できます。













