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顔面神経麻痺の針治療例 52歳女性の場合

当院には顔面神経麻痺の患者さんが多くいらっしゃいますが、

今回はヘルペス(帯状疱疹)を患ったのをきっかけに

顔面神経麻痺の症状が出た患者さんの例をご紹介します。

52歳女性のケースで、

専門的には「ラムゼイハント型顔面麻痺」と呼ばれるケースです。


この患者さんが異常に気がついたのは、耳に激しい痛みを感じたからです。

触ってみると、耳の周辺に水疱ができていました。

夜のことだったので、翌日病院に行こうと思ったといいます。

ところが、朝起きてみると、

歯磨きをするときに水が口からこぼれるようになっていました。

鏡を見ると、自分でわかるほど口が歪んでしまっています。

さらに、目を閉じることもできません。

慌てて病院に行くと、

帯状疱疹による顔面神経麻痺と診断され、そのまま入院となりました。


10日間入院しましたが、

退院したときも顔面麻痺の症状がよくなっていなかったので、

別の鍼灸院で五回をやりましたが、あまり変化がありませんでした。

当院に見えましたのが

発症して20日後のことです。

病院では手術を勧められましたが、

リスクや後遺症を考え、手術はしないことにしたというお話でした。

当院来院時は、涙目で、口が歪んでおり、

激しい耳の痛みを訴えていらっしゃいました。

舌を見せていただくと色が赤くなっており、

表面の苔は薄い黄色を呈しています。

耳たぶの周囲に帯状疱疹による水疱が見られ、

強い痛みがあることから「ラムゼイハント型顔面麻痺」と診断しました。


ラムゼイハント型顔面麻痺は、

単純ヘルペスウイルスによる「ベル麻痺」に比べると治りが悪く、

後遺症を残す確率が大きいことで知られています。

耳鳴り、難聴、めまいなどの症状が合併する場合も多いようです。

中国医学の見地からいうと、

顔にある「陽明経」「少陽経」などと呼ばれる気の通り道の流れが滞り、

「風熱の邪気」に侵されることにより、

経絡(気の通り道の総称)と筋肉の栄養が失なわれ、発症に至ります。

そのため、治療方針として、

「疎通経絡」(経絡の流れをよくすること)、

「活血祓風」(風の邪気を体から追い出して血流をよくすること)、

「濡養経筋」(元気を失った経絡と筋肉を気血で潤わせること)、

を目的に鍼を打つこととしました。

ツボは主に「陽明経」、補佐的に「少陽経」に属するものを使います。

眉毛の「竹」、目の下にある「四白」、唇の外側「地倉」などです。

麻痺の部位により微妙に鍼の打ち方を変えることで、

治りを早くするよう心がけました。


10回の治療を1クールとして、

2クール連続して治療を行い、

その結果、顔の麻痺はほとんど回復し、

日常生活では全く判らない程度になりました。

ご本人には手術をしないでよかったと大変喜んでいただきました。

顔面神経麻痺は鍼灸院選びが大事です。


姚より


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