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腰椎椎間板ヘルニアの針灸治療
腰椎椎間板ヘルニアはよく見られる疾患のひとつで、
当院にも椎間板ヘルニアにお悩みの患者さんがたくさんいらっしゃいます。
今日は最近みた症例をご紹介します。
31歳女性のケースです。
この方は去年12月に病院で椎間板ヘルニアと診断されました。
神経のブロック注射や電気などの治療を受けましたが、
椎間板ヘルニアに起因する座骨神経痛は一向によくならず、
どころか、ますます痛みを増すばかりでした。
一因は風邪で咳が止まらなかったことで、
咳をするたびに腰に烈しい痛みが響いたそうです。
また、幼いお子さんがいてお弁当を作らなくてはならず、
まともに休むこともできずにいました。
こうした原因から腰の痛みが取れなかったと考えられます。
腰が痛すぎて横になるのも辛く、
どうしようもなくて入院する寸前に、
お知りあいの紹介で当院にいらっしゃいました。
初めてお会いした時の彼女は本当に辛そうでしたので、
まず、一回目の治療は痛みの軽減を最優先に行いました。
咳止めのツボに鍼を打つことで、治療中に咳が出ないようにしました。
治療の結果、少し楽になったということで、
翌日いらっしゃったときには
「昨夜は久しぶりにゆっくり眠ることができました」という話でした。
二回目の治療から鍼と同時に推拿(中国整体)も取り入れました。
鍼治療は消炎鎮痛作用があり、
また、整体を取り入れることにより血液の循環もよくなります。
四回目でほぼ痛みが取れ、咳も出なくなりました。
その後は症状を安定させ再発を防ぐために通院中で、
八回目のいまは痛みもなくなって、すっかり落ち着いていらっしゃいます。
ヨウより
雪まつり見物と釧路のお寿司
2012年2月6日
「札幌雪まつり」はきょうが初日でした。
中国や韓国からもたくさんの観光客が訪れる、
国際的にも人気のあるお祭りですが、私は初めて見ました。
会場は12ブロックに分かれています。
時間の関係で全部はまわりきれませんでしたが、
それでも十分楽しませていただきました。
今年はやっぱり震災関連のテーマが多いようで、
福島県会津若松市の鶴ヶ城が雪で再現されていたほか、
台湾からの個人義援金が多かった御礼ということでしょうか、
氷を削って作った台北の故宮博物館があって、とても綺麗でした。
その他にも、
なでしこジャパンの沢選手の雪像、
インドのタージマハール宮殿(中国では「泰姫陵」と呼びます)、
お馴染ミッキーマウスなどが印象に残りました。
残念ながら、ライトアップされた夜の雪像は見られませんでしたが、
さぞかし綺麗でエキゾチックでしょうね。
また、時間があればゆっくり来たいと思いました。
夕方の飛行機で釧路に行きましたが、
日が落ちた後なのに気温が+1℃もあって、暖かいのに驚きました。
家の近所の「千歳寿司」で食事をしましたが、
とても美味しくて、すっかり嬉しくなってしまいました。
函館で食べたウニはエゾムラサキウニ、
釧路で食べたのはエゾバフンウニといって種類が違うんですね。
バフンウニの方が色が濃く、味も濃厚です。
「千歳寿司」で食べたのは羅臼産で、今が旬だそうです。
旬も函館の方は夏、釧路などの道東は冬で違うと知りました。
私は甘みが濃厚なバフンウニの方が好みです。
あまり美味しかったので追加をして、
ワサビも海苔もつけず、
酢飯の上にウニをそのまま載せたものを二貫、
醤油もつけないで食べたのですが、ほっぺたが落ちそうでした。
これでお値段は函館のお寿司屋さんの2/3ほど、
やっぱり海鮮は北海道でも釧路が一番だと思いました。
冬の小樽は素敵でした
2012年2月5日 冬の夜にライトアップされた小樽運河はとても綺麗でした。 私にとっては初めての小樽です。 どこか自分が好きそうな雰囲気が漂う街、 街のあちこちに雪国特有の可愛い雪だるまが座っています。 夕方になると街のあちこちに蝋燭が灯る、 まさにロマンチックな街でした。 また、特徴的なのは運河に沿ってお土産屋さんが集中してること。 名産のガラス製品やスイーツ、 ホタテやアワビの海鮮焼きなど観光客の心をくすぐものばっかりです。 この街が観光に力を入れてることがよく分かります。 ガラス製品が好きな私はもちろん有名な北一硝子に寄りました。 素敵なものが沢山ありましたが、値段はちょっとお高め(涙)。 そのなかで私の目を引いたのは、ガラスでできた小さなカエルでした。 黄色は「金カエル」、緑は「若ガエル」、 赤が「幸せカエル」、透明っぽい紫色が「無事カエル」、 青は「よみガエル」なんだそうです。 どれも可愛いくて、1ケ260円ということもあり、 思わず全色買い揃えちゃいました。 小樽はとても楽しい街でした。![]()
色は五色で、それぞれに意味を持っています。
初めての函館
まず初日は函館です。
台北の旅
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お正月は家族と一緒に台北で過ごしました。
美味しいものを満載した屋台で賑わう台北の夜市が好きで、
私にとって今回が三回目の訪台になります。
仕事柄、お正月以外にあまりまとまった休みをとれないので、
台湾には行ったことがないという主人を誘って、
夜市の食べ歩きを楽しもうという計画です。
元旦早く東京の自宅を出て、
昼すぎには台北の桃園空港に到着。
その夜は散策をかねて、
ホテルから歩いて1時間ほどの「rao河街観光夜市」に行くことにしました。
(「rao」は食べる偏に「尭」という字です。)
「観光夜市」とはいいますが、
地元のお客さんも多く、
元日も食べ歩きの人たちでごった返していました。
(台湾では多くの店が旧正月に休みます。)
まず、入り口でニラ味の水煎包(茹でた饅頭)を一個買って味見。
ジューシーで柔らかく、期待通りの美味しさでした。
次にチャレンジしたのが砂肝の串焼き、秘伝のタレが味の決め手だそうです。
スパイシーでこれもまた美味しくいただきました。
また、秘伝の漢方薬で煮込んだという排骨湯、
豚のスペアリブと羊肉の二つを食べ比べてみましたが、ともに絶品でした。
ほかにも台湾名物の胡椒餅や珍しい果物、
魯肉飯(あんかけ御飯)など、
いろいろとたくさん戴きました。
ホテルに戻った時には、もうお腹がはち切れそうでしたよ。
翌2日は故宮博物館に行きました。
中国四千年の歴史が生んだ至宝の数々が展示されていますが、
毎回違うものが展示されるので、
何度訪れても飽きることがありません。
もともとは北京の紫禁城に集められていたものですが、
その後、戦争の混乱のなかで各地を転々とし、
最後は台湾に落ち着いたものです。
戦火のなか、
これだけの国の宝を大切に守ってくれた蒋介石に
感謝したい気持ちになりました。
この日の昼食は餃子を食べました。
ホテルの近くを散歩していたら、
市場の一角に「青島餃子館」という手作りの餃子専門店があって、
粗末な半露天の店ですがとても混み合っています。
如何にも美味しそうなので入ってみることにしました。
二人で30個頼みましたが、
口に入れた瞬間、思わず「美味しい!」と口走ってしまいました。
さっぱりしていて、歯ごたえがあり、
ほんのりニラの香りがして、特製のタレにつけて食べるともう最高です。
脂っこい中華料理は好まない主人も口にあったようで、
私と争うようにして食べていました。
あまりにも美味しいので、
3日の昼もこの店で、今度は40個食べました(笑)。
ちなみに値段は一個5.5元、
日本円にすると15円ほどでしょうか。
40個食べても600円ですから、これは安い!
今回の食べ歩きの旅には本当に満足しました。
台湾の人たちは日本人に対してとてもフレンドリーなので、
気軽に海外旅行を楽しみ、
「美味しい旅」をするには、
ぜひオススメしたいなと思っています。
姚
膝痛のリハビリと中国鍼灸整体術
西洋医学でいうリハビリテーションは、
先月、膝痛の患者さんを診ました。
当院で行なっている中国鍼灸と整体を総合した治療は
座骨神経痛の治療例
この男性は13年前から左坐骨の神経痛があり、
今年になってから症状が目に見えて悪化し、
整形外科でレントゲンやMRIの検査を受けたところ、
当院ではまず背中の触診を行いました。
さらに触診を進めると
この男性の場合、
座骨神経痛と中国鍼灸(針灸)治療
様々な不調を訴えて当院に相談にみえる患者さんのなかで最も目立つ症状のひとつです。
多くの場合、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが原因ですが、
それ以外にも、
腰の周りの筋肉やお尻の筋肉が過度に緊張することによって
血管や神経が圧迫されることからも起こります。
ですから、一口に坐骨神経痛といっても、
何が原因となって痺れや激しい痛みを生じているのか、
まず原因を的確に見極めることが大切です。
腰痛を訴えて病院に行くとレントゲンやMRIで腰椎の異常が発見され、
それが痛みの原因だと診断されることが多いようです。
しかし、中高年ともなると多かれ少なかれ腰椎の異常はあるもので、
それが激しい痛みの原因になっているのかどうか、
本当のところはよくわからないというケースもままあるようです。
当院での治療実例をみると、
坐骨神経痛を訴える患者さんのなかには、
腰の周囲やお尻の筋肉が異常に硬くなっている方が少なくありません。
硬くなっている周辺を指で押さえてみると、
局所的に、飛び上がるような激しい痛みを訴える方もいらっしゃいます。
痛みや痺れのある方の足だけ異常に冷たく、明らかに血流が悪くなっている患者さん、
足を伸ばすことができなくなってしまった患者さんもおいでです。
そうした実例に多く触れていますので、
椎間板ヘルニアや椎間板変性症、
脊柱管狭窄症による背骨の変形などが原因となって痛みが生じた場合でも、
筋肉の過緊張が血流や神経を圧迫し、
症状を悪化させているケースが多いというのが鍼灸師としての実感です。
こうした病変では背骨が不安定な状態になってしまうため、
腰やお尻の筋肉が骨を保護しようと頑張りすぎて緊張してしまい、
筋肉に凝りを作ったり、血流障害を起こしたりして激痛を生んでいると考えられます。
こうなると椎間板ヘルニアや椎間板変性症だけをみていても
症状がだんだん酷くなっていくばかりで悪循環に陥ってしまいます。
中国伝統の鍼治療は、まず筋肉の緊張や血流障害を取り除くことで、
坐骨神経痛の激しい痛みや痺れを改善していきます。
また、症状によっては、
血流をよくするための温灸を組み合わせて使うこともあります。
坐骨神経痛は治らないものだと諦めてしまう方もいらっしゃいますが、
当院では坐骨神経痛の治癒事例が多くありますので、一度ご相談ください。
自律神経失調症と中国鍼灸治療
実際我々人間の誰もが一生の内、少なくとも一度は自律神経失調症になると言われています。
自律神経失調症になると軽い症状では寝つきがちょっと悪くなる、
自律神経の交感神経と副交感神経の伝達物資が違います。
交感神経が過度な興奮に血管を収縮させ、血圧が高くなり,血糖も上昇になります。
自律神経失調症の早い段階では薬を頼らなく、
自律神経の中枢は脳(おもに間脳)にあり、交感神経節はおもに首と背中にあり、
自律神経失調症の治療のポイントは患者様の一番辛い症状を治すことです。
四神聡(頭にあります):不眠症、めまい、頭痛に効く。
天柱(後頭部に頭を支える二本の太い筋肉の上端)、肩外腧(肩部)、心腧、肝腧、脾腧、腎腧(背中):
次翏(仙骨部):腰痛、生理不順などに効く。
神門(手首の尺骨側)、三陰交(内踝の上方):不眠に効くツボ。
命門、関元:冷え症に効く。
阿是穴(押すと痛いところ):痛いところに針やマッサージをすると痛みが軽減されます、お腹の痛みも同じです。
忘年会は絶品の「パエリヤ」で
私たち「健身院」のスタッフは、
いろいろと頼んで、まず、出てきたのは「イベリコ豚の生ハム」。
そして、仕上げはなんといっても名物のパエリアです。
年末年始のご案内
いつもご来院ありがとうございます。
ツボと糖尿病
例えば按摩で糖尿病を治すこともできます。糖尿病になる原因は膵臓のインシュリンを分泌する細胞が破壊されている場合とその細胞のインシュリン分泌機能が低下している場合です。
前者は一型糖尿病で、後者は二型糖尿病といいます。95%の糖尿病は二型糖尿病です。
鍼灸治療と按摩は二型糖尿病に効きます。鍼と按摩を使い膵臓の血流を改善し、膵臓の血流を改善し、インシュリンの分泌を増やすのです。また、血中のブドウ糖を筋肉に運ばせ、消費させることができます。こうして暫く治療を続けると血糖値がやがて下がっていきます。
ここで、簡単に家庭でもできる特効性のあるツボをご紹介します。
降糖穴(前腕の真ん中にあります)
その三つのツボが糖尿病に効きます、それぞれのツボを一日三回、20回ずつ押します。
冬の食事はこんなところに気をつけて
ついこのあいだまで暑かったのに、不思議な気がします。
なんだか秋がなくなってしまったみたい...。
冬になると、
特に忘年会や新年会などの季節には、
おいしいものを食べる機会が増えます。
食いしん坊にはとても楽しい季節ですが、
一方で冬の飲食には禁忌(タブー)があるのをご存知でしょうか?
まず冬の始まりには辛いものを食べるのを控えなければなりません。
中国には「陰を養う」という言葉があって、身体にも「陰」と「陽」があり、
ダイエットと中国針
人の体重は一年四季には相応的な変化があります。
太っている方は秋には特に自身のダイエットに努力した方がいいでしょう。
まずは飲食方面には低カロリーのダイエット食べ物を多めに食べることです。
次に運動を増やすことです。山登りや郊外散策などをお勧めます。
陰陽五行は知ってますか?
五行学説では宇宙間の全ての事物はすべて
木・火・土・金・水という五種類の基本物資により構成されていると考えています。
その中で最も重要なのは陰陽学説と五行学説でございます。
それは万物の根源は「気」であるという理論を基礎とし宇宙を認識し、
宇宙間のすべての変化を説明をするという認識論です。
その事物の内部に相互対立する陰陽が存在しているからであり、
この二方面の相互作用は事物の運動・変化・発展の内在的な動力であると考えています。
さらに五行の生克制化理論を用いて事物の運動・発展の過程における相互関係を説明しており、
また各種の異なる事物の発展過程における動態的バランスを明らかにしています。
医学領域にも深く浸透し、中国医学の理論形成を促しました。
それは人体の生理機能や病理変化を分析・論証し、臨床の診断と治療を導き、
中国医学理論の指導的な思想および重要な組成部分となっています。
人気温泉宿「石亭」に学ぶ
この旅館には数寄屋造りの離れがあり、その名の通り、
例えば、部屋に個室露天風呂が新設されていたり、
また、義母の足が悪いことを憶えていて夕食はわざわざテーブルをかさ上げして椅子席にして下さったり、
もちろん一品一品に手を加えてある料理の美味しさは堪能させていただきました。
美容鍼っていいですね
2011年11月03日
最近、自分の顔に鍼を打っています。
週二、三回のペースで続けていますが、
いつまでも若さを保ちたいというのは女心のホンネですね。
「養生」の大切さ
やっぱり健康は幸せな生活の前提であり、人生で最も追求すべきものです。
とはいえ、私たちは健康なときには健康なのが当たり前だと感じてしまいがちで、
「養生」という言葉は日中共通ですが、
だから、健康に対して最も関心を持ち、注意を払うべき年代は30〜60歳の中年世代だと思います。
膝痛の中国鍼治療
2011年10月28日
品川区の武蔵小山に出店していたときの患者さんが久しぶりに来てくださいました。
5年ぶりくらいになるかと思います。
当時から傷めていた両膝がひどく悪化して、
あんまり痛いので毎日のように近所の整骨院に通っていたそうです。
しかし、どうしても痛みがとれないので、
かつて通っていた当院を思い出してくださり、わざわざ渋谷までみえたのです。
憶えていてくださったことはとても嬉しく、
一方でなんとか治してさしあげなければと責任感も感じました。
この患者さんは、60代の女性ですが、
両膝痛だけではなく、足底筋膜炎も患っておいでです。
そのうえ肩も傷めていらっしゃるので大変つらそうでした。
武蔵小山のときは足だけを治療して、かなりよくなっていたのですが、
やはり立ち仕事をされている関係でしょうか、再発してしまいました。
実は、膝痛の治療は、鍼の刺し方によって効き目がかなり違ってきます。
また、肩の痛みも一緒に治して差し上げたいと思っています。
今日でもう三回目の治療になりましたが、
だいぶ楽になった、渋谷まできた甲斐があったととても喜んでいただき、
私もいっそうやり甲斐を感じているところです。
HPをリニューアルしました
症状や治療についてできるだけわかりやすく説明すること、
そして、私どもを信頼して治療を受けていただけますように
清潔感と安心感を心がけたつもりです。
みなさんはどうお感じになりましたでしょうか。
今後とも引き続きよろしくお願い致します。
峩々温泉
2011年10月09日
田老でのボランティアの帰りは仙台に一泊。
きのうの土曜日は温泉に行くことにしました。
蔵王山麓にあって「秘湯」として有名な峩々(がが)温泉です。
友達ともども「日本秘湯を守る会」の会員なので、
登録された数々の「秘湯」のなかから、
比較的交通の便のいいところを選んで決めました。
仙台から遠刈田温泉行のバスに乗って、終点まで。
宿のマイクロバスが迎えに来てくれて、
さらに15分ほど走ったところに峩々温泉はあります。
胃腸病によく効く源泉掛け流しの湯だというので、
昔は多くの湯治客が訪れて賑わったところだそうです。
私たちは時間がないので一泊で帰りましたが、
余裕があれば、蔵王ハイキングの拠点としても絶好の場所にあります。
建物内や設備はそれぼど洒落たものではありませんが、
お料理は地元の山の幸をふんだんに使った品々で、
一つ一つに料理した人の心がこもっているのが感じられます。
蕎麦やずんだ豆、里芋で作った団子に
田楽風に味噌味をつけたものなど大変美味しくいただきました。
湯温はやや熱めで、湯上がりには体の芯からぽかぽかします。
疲れをとるには最適だと思います。
携帯電話も通じない、人里離れた秘湯での一泊。
心身をリフレッシュできて、とてもよい休日となりました。
再び田老へ
2011年10月07日
きょうはボランティアで宮古市田老を訪れました。
田老は3月11日の大津波で壊滅的な被害をこうむったところで、
町の中心部ではほとんどすべての家が流されてしまいました。
半年以上たって、ようやくプレハブの店舗や倉庫が出来始めましたが、
いまも多くの方が仮設住宅で不自由な生活をしています。
8月にも一度、鍼治療のボランティアで来ているのですが、
評判がよかったようで、
「お金を払ってもいいから、また来て欲しい」と言われていました。
おじいちゃんやおばあちゃんたちの気持ちを裏切ることができず、
新幹線からバス(盛岡から宮古まで2時間以上かかります)を乗り継いで、
二度目のボランティアにやってきました。
田老の患者さんは症状が重いお年寄りが多く、
最初に来たときには凝りの酷さにビックリしたのですが、
今回は二回目なので、私も少し慣れてきて、治療もスムーズにできました。
一方で、集中的に何度か治療をすることができれば、
かなりよくなる方が多いだろうということも感じました。
鍼は予防医学でもあるので、こういうお年寄りにこそ必要だと思います。
でも、田老には鍼灸の治療院はなく、
仮設住宅から出歩くことも難しいお年寄りが、
バスで30分以上離れた宮古の中心街まで通うのは難しいのが現実です。
日ごろ治療を受けられない方々なので、
鍼の効果はてきめんで大変に喜んでいただきましたが、
私としてはたった二回だけの治療で、やりきれない気持ちもあります。
できることなら定期的にうかがいたいのですが、
やはり、行くにも時間がかかるところで、
交通費や宿泊費などの問題もありますのでそうもいきません。
自分の力の小ささを感じて、少し寂しい気持ちで田老を後にしました。
扶桑花
色は鮮やかな紅色、味は酸味とかすかな苦みが舌に残り、
甘みはありません。
去年の秋、群馬県の四万温泉を訪れたおり、
路傍で売っているのをみつけて買ってきたものです。
群馬県でなぜハイビスカス?...とは思いましたが、
家族も朝に飲むと血が洗われるような気がするといって飲んでいます。
ハイビスカスの酸味は梅干と同じクエン酸です。
クエン酸には血液浄化作用があることが知られていますので、
家族の感想も的外れではないようですね。
また、ビタミンCを始めとしたビタミン類も多く含まれた健康飲料です。
中国ではハイビスカスは扶桑花と呼ばれ、漢方薬として使われています。
肺に熱が溜まって咳がでるときや、体にむくみのあるときに処方されます。
また、降圧作用や解毒作用もあるので、
機会があれば、みなさんもぜひお試しください。
夏バテによる食欲不振のツボ療法
2011年08月29日
夏もそろそろ終わりですね。
今年もまた大変暑い夏でした。
毎年この時期になると、夏の疲れが一気に出て、
様々な夏バテの症状を訴える患者さんが目立つようになります。
夏バテは多くの場合、
全身の倦怠感、思考力低下、
食欲不振や下痢、便秘などの症状として現れます。
なかには頭痛や発熱、めまいなどを伴うこともあります。
夏バテを起こしたかなと思ったら、
充分な休養をとり、バランスがとれた食事を心がけることが大切です。
特にビタミンやタンパク質が不足すると夏バテになりやすいので、
豚肉や大豆、野菜などをバランスよく食べた方がいいですね。
また、夏場は軽い作業でも日に2?3?もの汗をかくため、
意識的に水分を取るようにしましょう。
暑いときはどうしても冷たいものを飲みたくなりますが、
逆に暖かいものを飲むようにするのが夏バテ解消には効果的です。
きょうは、夏バテで食欲がないなぁという方に、
簡単に食欲不振を解消できるツボ療法をご紹介しましょう。
中国医学では、食欲には二つの臓器が関係すると考えられています。
「脾」と「胃」です。
この二つの臓器の活動を活発にするツボに刺激を与えてやれば、
夏バテで衰えた食欲をよみがえらせることができます。
まず、背中に脾臓のツボ「脾腧」と胃のツボ「胃腧」があります。
脾腧は肋骨の一番下の位置で、背骨から左右に3cm離れたところです。
このツボを両親指を使って10回押してやります。
胃腧は脾腧から下に約3cmのところにあり、
これも両親指を使って10回ほど押すことで刺激を与えます。
続いて「中脘」、
両乳頭を結んだ線の真ん中とおへその中間、
みぞおちの3cm下にあるツボです。
この中脘を親指の腹で10回ほど揉んでやりましょう。
最後に「豊隆」、
これはすね骨の外側、外のくるぶしと膝下を結んだ真ん中です。
やはり親指の腹を使って10回揉みます。
毎食前、この四つのツボを刺激してやると食欲が戻ってきます。
夏バテでお悩みの方は是非試してみてください。
姚より
被災地でボランティア
2011年08月12日
今日は岩手県宮古市の田老地区を訪ねました。
3月11日の東日本大震災で、
大津波によって壊滅的な被害が出たところです。
いまも多くのお年寄りが
仮設住宅で暮らすなど不自由な思いをしていらっしゃいます。
そうしたなかで体調を崩したり、
重い疲労を溜め込んだりしているお年寄りも少なくありません。
少しでもそうした人たちのお役に立てればというので、
ボランティアで鍼治療を行いました。
田老を訪ねたのは、
市立田老診療所のたった一人の医師、黒田仁先生を
友達が仕事の関係で知っていたことがきっかけでした。
黒田先生は診察のとき、患者さんに頼まれると鍼を打つそうです。
友達が驚いて尋ねると、
鍼灸を正式に習ったことはないけれど、
鍼を打つとお年寄りが喜ぶので続けているというお話だったそうです。
そこで、私が鍼治療のボランティアで田老にうかがい、
先生に鍼灸についてのアドバイスをするという話になりました。
もっとも、
見よう見まねだと謙遜されてはいますが、
黒田先生の鍼はさすがにお医者さんらしくツボを押さえていて、
いまさら私がお教えすることなど何もありませんでしたが...。
田老に着いて最初に治療したのは七十代のご夫婦です。
ご主人は震災後に首を傷めて、ずっと治らないままきていました。
首から肩にかけて強張っていて、私が触るだけでも痛かったようです。
治療するにはかなり回数が必要だと思いましたが、
私が診てさしあげられるのは一度だけなので、精一杯がんばりました。
奥さんの方は膝と肩と腰を傷めて苦しんでおられましたが、
膝は治療終わったときには痛みが消え、
「膝が曲がるようになった」と大変喜んでいただきました。
当初は一人でも多くの患者さんを治療するため、
一人当たりの治療時間を15分としてスケジュールを立てましたが、
東京では珍しいほどの重症の方が多く、
少しでも楽になっていただきたいと思えば、
どうしても20分以上かかるので予定が遅れがちになってしまいました。
黒田先生のお話では、
田老では年をとっても畑仕事や浜仕事で忙しい人が多く、
都会の人とは体の動かし方が全然違うのだそうです。
でも、みなさん、とても明るい方が多かったのが印象的で、
津波に襲われた恐ろしい経験も
まるで他人事のように淡々と話されるのが凄いと思いました。
親しい方を亡くしているのに、
ここでは津波がくる前に逃げないほうが悪いとあっさりしたものです。
八十二歳のおじいさんは、私が長生きですねというと、
長生きのおかげで津波にあったと笑いながら話してくださいました。
本当に東北のお年寄りは逞しく、なんだか私もパワーをいただきました。
13人の患者さんの治療をして、
帰りには見違えるほど腰が伸びていたお爺さん、
くしゃくしゃになった千円札をどうしても受け取ってくれというお婆さん、
(もちろん固辞しましたが...)
お金を出すからまた来てほしいとおっしゃる方もいらっしゃいました。
何かと辛い思いをしている方々に大変喜んでいただいて、
私も来た甲斐がありました。
写真は黒田先生との鍼談義の様子です。
黒田先生、貴重な経験をさせていただき、有難うございました。
木次乳業と佐藤忠吉さん
2011年08月07日

きょう島根県の雲南市から思いがけない荷物が届きました。
開けてみると、
無農薬で育てた山葡萄から作ったワイン、自家製のどぶろく、
低温殺菌牛乳(「パスチャライズド牛乳」と表示されています)や
ヨーグルトが入っていました。
送ってくださったのは
「木次乳業」という会社の創業者で佐藤忠吉さんという方です。
二年前に雲南市(旧木次町)にある出雲湯村温泉に泊まったとき、
家族に連れられて佐藤さんとお会いしました。
痩せて飄々とした鶴のようなお爺さんだと思いましたが、
話によれば日本の有機農業の草分けのような方で、
大変尊敬している「現代の偉人」の一人なんだそうです。
木次乳業は日本で初めて低温殺菌牛乳を作った会社で、
「パスチャライズド牛乳」という表示は
国際規格に合致しているという意味です。
スーパーなどで普通に売っている牛乳は120℃2秒で殺菌したものですが、
そうした超高温の殺菌では
牛乳が本来持っている蛋白質が変性してしまいます。
その点、低温殺菌牛乳は牛乳本来の風味を活かすために、
65℃で30分と手間をかけて殺菌したものです。
飲んでみるとさらっとしていて、本来の牛乳の風味が保たれています。
送っていただいたのはそれ以外もすべて「こだわりの逸品」で、
山葡萄のワインは二年前にも飲ませていただきましたが、
ほどよい酸味と野性味があって、とても美味しく思いました。
また飲みたくて日本橋にある島根物産館まで行きましたが
手に入らなかったものです。
佐藤さんは、こうした乳製品や農産物、お酒などを、
島根県山間部の風土に適した形で無農薬無化学肥料の手作りで生産し、
地産地消を推し進めてこられた方です。
荷物には毛筆で書かれた手紙が添えられていましたが、
達筆すぎて私には読めません。
主人に読んでもらうと、
佐藤さんは数え年で93歳になられたということでした。
病気や家族の不幸、
工場が火事になるなど様々な苦労を乗り越えてこられて、
いまは自然と調和して生きる境地に至ったというお話でした。
価格に換算できない本当に価値のあるものをいただいて
お返しのしようがないと主人は頭を抱えていますが、
私と息子は、礼状の苦労は主人に任せて、
ただただ美味しく、そしてありがたく頂戴いたしました。
佐藤さん、本当にありがとうございました!
ぎっくり腰はすぐに治ります
2011年07月20日
先週のことですが、朝一番にぎっくり腰の患者さんがみえました。
三十代後半の女性で、
床に落としたボールペンを拾おうとして、
突然、腰に激しい痛みが走ったのだそうです。
しばらくは立つこともできないほどの痛みだったといいます。
湿布を貼っても治らず、
立ち上がるだけでもつらいというので当院においでになりました。
ぎっくり腰になるのは今度が二回目だといいます。
最近、腰がひどく重く感じられて、
鍼治療を試してみようと思っていた矢先の発症でした。
調べてみたところ、腰椎の2?3番の間がずれています。
そのため、周囲の筋肉を圧迫して激しい痛みを生じていました。
腎兪、大腸兪(ともに腰にあるツボ)のほか、
指で押して痛みを感じる場所(圧痛点)に鍼を打つなど50分ほど施術しました。
治療が終わり、試しに立ってもらったところ、
すんなり立てたのでとても喜んでいただきました。
鍼治療がたちどころに効果を発揮するというのは、
知らない方にはとても信じられない話かもしれません。
しかし、私たち施術者にとっては不思議でも何でもありません。
この患者さんの場合、
あと1〜2回通っていただければ、痛みも完全にとれて完治するはずです。
ぎっくり腰を我慢して治療しなかったことが引き金となって、
ヘルニアを併発した患者さんもしばしばおいでになります。
痛みを感じたら早めの治療が大切です。
岐阜の水うちわ
2011年07月14日
家族の友人の岐阜の地方銀行の方と一緒にお酒を飲んで、
「君にお土産をもらったよ」と紙の箱を持って帰ってきました。
さっそく開いてみると、
美しい絵が描かれた一枚の団扇(うちわ)が入っていました。
岐阜の民芸品として知られる「水うちわ」です。
お土産をくださったIさんは若くして取締役に昇進された方で、
住宅ローンを借りるときにお世話になったので私も面識があります。
Iさんご夫婦もうちと同じAB型とB型の組み合わせで、
お土産は私と同じB型の奥様からということでした。
水うちわは腰がよくしなり、
仰ぐと顔を撫でていくような柔らかな風を感じました。
見た目も涼やかで、
クーラーが欠かせない現代の暮らしのなかで一服の清涼剤です。
岐阜のうちわは全国的に有名ですが、
専業で作っているところはこの「住井冨次郎商店」だけなんだそうです。
職人の住井一成さんが7月12日の「徹子の部屋」に出演なさっていましたね。
住井さんの水うちわは伝統的な技法で作られるため、
作るのに一年かかり、年間500本しかできないそうです。
材料はすべて国産ということで、大変貴重なものですね。
節電が呼びかけられる今年は特に注目が集まっているようです。
私もこの夏は水うちわを使って、
猛暑のなかにもちょっと優雅な気分を味わいたいものです。
Iさん、奥様、ありがとうございました。
猛勉強の週末でした
2011年07月10日
いま「健身院」のホームページを
2〜3ヶ月がかりで抜本的にリニューアルしようと考えています。
中国鍼のことや健身院の治療の特徴をもっと多くの方に知っていただきたいからです。
まず、鍼灸の適応症のページをわかりやすく書き直すことから始めました。
腰痛や五十肩にとどまらず、
顔面麻痺や不妊症、ダイエットなど、
中国鍼灸が効果を発揮する分野は決して小さなものではありません。
というわけで、土日はどこにも行かず、パソコンとにらめっこしていました。
ところが、いつもやっている治療なのに、
文章でわかりやすく説明しようと思うとこれが難しいのですね。
間違ったことを書くわけにはいかないので、
いちいち学生時代に使っていた鍼灸の教科書をとりだして確認しながら書きました。
程シン農という人が書いた「中国針灸学」という厚さが5cmくらいある本など、
十冊の教科書、参考書をとっかえひっかえして猛勉強です。
(程シン農の「シン」は草かんむりに「辛」という字...日本にはありませんね。)
そうして書いた中国語の文章を、
今度はわかりやすい日本語に翻訳するのがまた大変です。
自分の日本語の能力に限界を感じました。
中国も日本も同じ漢字の文化なのに、単語や熟語がまるで違っているのですね。
中国語では普通に使っているのに日本語にない表現も少なくありません。
「レベルアップした」という意味で「提昇した」と書いていたら、
一人で海に遊びに行って帰ってきた主人が覗き込んで、
「そんな日本語、使わんぞ」といいます。
「え?」という感じで、戸惑ってしまいます。
結局、週末の二日を潰して、
「座骨神経痛」や「不整脈」など四つの疾患の下書きができました。
このままだといつになったら終われることやら、気が遠くなってしまいました。
手作りのヨーグルト
2011年07月07日

我が家では、毎朝ヨーグルトを食べています。
そのヨーグルトを自分の手で作ってみたい!
...というのが以前からの念願でした。
とうとうやりましたよ!
初めて自家製のヨーグルトを口にしたときはとても嬉しく、
普段の何倍もおいしく感じられました。
私が今回作ったのは「カスピ海ヨーグルト」。
ヨーロッパの東部、カスピ海沿岸にあるコーカサス地方の特産です。
コーカサスは世界でも屈指の長寿の土地柄で、
百歳以上の方がたくさんいらっしゃるんだそうです。
その長寿の秘訣がヨーグルトだと言われています。
普通のヨーグルトは発酵させるときに40℃を保つなど、
温度管理が難しくてなかなか素人の手に負えません。
それがカスピ海ヨーグルトはだいたい20〜30℃の間に保てば発酵します。
味は酸味が少なく、粘り強いのが特徴です。
私は今回、
食品メーカーのフジッコが出している
「カスピ海種菌」を買ってきて作りました。
作り方はいたって簡単です。
1.買ってきた粉末の種菌を牛乳に混ぜます。
種菌一袋(3g)に対して牛乳は400〜500ML、
ともに容器に入れてスプーンでよくかき混ぜます。
注意しなければならないのは、
容器をあらかじめ熱湯で消毒しておくことです。
2.よくかき混ぜたら、容器にフタをします。
そのまま室温で、ヨーグルトが固まるまで
発酵させれば出来上がりです。
発酵は初回だけが12時間かかります。
3.二回目以後は出来上がったヨーグルトと牛乳を1:10或いは2:10の割合
よく混ぜてから容器にフタをします。
その時の発酵時間は7時間です。
出来上がったヨーグルトを冷蔵庫に入れてください。
興味のある方はぜひお試しください。
簡単ですよ!
カスピ海ヨーグルトは淡泊なので、
我が家ではレーズンなどのドライフルーツを入れたり、
季節のフルーツを入れて、
ちょっと蜂蜜を垂らして食べています。
カスピ海ヨーグルトは10年くらい前から流行りだしましたが、
私は仕事と子育てに追われて他のことをする余裕がありませんでした。
山形産佐藤錦をいただきました!
2011年07月01日

患者さまから思いもかけず山形県産の「佐藤錦」をいただきました。
山形といえば全国の生産量の七割を占めるサクランボの本場で、
いまちょうど旬を迎えています。
毎年この季節、
わざわざ山形までサクランボを買いに行かれるんだそうです。
この患者様は顔面神経麻痺に悩まされて当院にみえた方で、
一ヶ月ちょっとのあいだに合計16回の治療を行ない、完治しました。
とても喜んでいただき、御礼にというのでサクランボを持って来られたのです。
本来、治療費をいただいてるのですから治して当たり前、
御礼などいただくべきではないのですが、
そこは果物に目のない私のこと...素直に頂戴してしまいました。
どうも申し訳ございません(ぺこり)。
さっそくいただいた「佐藤錦」を口にしてみると、
ほどよい酸味があって、味はとても濃厚かつジューシー。
皮には適度の歯ごたえがありました。
とても上品な果物です。
患者さんの症状を治して感謝していただき、
それだけでも嬉しいのに、
こんな美味しいものまで頂戴して鍼灸師冥利に尽きると思ったことでした。
本当にありがとうございました。
川香苑
2011年06月28日

昨夜は仲間と一緒に四川料理を食べに行きました。
新宿の歌舞伎町(さくら通り)にある「川香苑」というお店で、
もともと「健身院」の患者さまから紹介していただいたところです。
その患者さまというのは
開業当初からご家族で通ってくださっている方なのですが、
大変なグルメというか美食家です。
その方のお墨付きですので
これは間違いないだろうと思い、
実際とてもおいしかったので通うようになりました。
私が最初に「川香苑」にうかがったのは5年ほど前で、
オープンしてまだ間もない頃でした。
中国人のご夫婦の経営で、
四川省出身のご主人がシェフ、
奥さまがホールを担当なさっていました。
小さいながらいつも満員の活気あふれるお店で、
きのう久しぶりに行ってみたら、
歌舞伎町にもう一軒と、浦和にも支店を出されたようです。
羨ましいような急成長ぶりですが、
本当に美味しく、しかも値段がリーズナブルなので納得がいきますね。
奥さんは上海の方なので、
私はなんだか故郷に帰ったような親しみを感じています。
「川香苑」の料理は、
昔ながらの「四川料理」とは一味違っていて、
いま中国で流行ってる料理を積極的に取り入れています。
写真は「酸菜??」といって、
イカと発酵させた野菜の漬物を一緒に炒めたものです。
ただ辛いばかりの料理ではなく、
発酵野菜の酸味が適度のアクセントとなって、
とても美味しくいただくことができました。
このお店の料理は香辛料をしっかり使っているので、
注文のときに辛さのバランスを考えた方がいいと思います。
辛さの程度はメニューにトウガラシのイラストで示されており、
トウガラシが2本だとかなり辛く、3本だと激辛です。
おいしいからといって調子に乗って辛いものばかり注文すると、
後で舌が痺れて大変なことになってしまいます。
トウガラシがついていないメニューを交えて注文するのがお薦めです。
継続は力
以前当院に通っていた顔面神経麻痺の患者さんが
久しぶりでおいでになりました。
発症してすぐ来院して
10回の治療で顔の歪みもかなり良くなり、
普通に見ているには麻痺が分からないところまで回復していました。
私としてはもうちょっと治療を続けた方がいいと思ったのですが、
ご本人はもう大丈夫だと思われたのでしょう、
お見えにならなくなりました。
それから七ヶ月、
久々で拝見した患者さんの顔は、
目から頬にかけてこわばりが強く出ていました。
検査の結果、これは後遺症だと判断しました。
中国で「倒錯現象」と呼ばれる症状が顕著に出ていました。
通常の顔面麻痺では
笑ったとき健康な側に口が引っ張られて歪むのですが、
「倒錯現象」の場合は麻痺のある側に口が歪んでしまいます。
鍼で治すことができますが、
やはり以前もう少し通ってくださっていたら...と残念でなりません。
患者さんのなかには経済的な考慮をなさる方もあると思いますが、
後遺症が出るとかえって治療費が高くついてしまいますし、
なにより重要な問題は完治する確率が落ちてしまうことです。
顔面神経麻痺は自然治癒するとも言われますが、
後遺症のリスクを考えると徹底して治療することをお薦めします。
一見歪みがなくなったように見えても、
笑うと口が歪んだり、顔にこわばりが残ったりします。
当院では大半の患者さんが完治するまで通ってくださいますが、
稀にはこういう残念な例もあるというので書かせていただきました。
露天風呂からシマフクロウ
2011年06月21日

休日を利用して、
友人と一緒に北海道中標津の養老牛温泉に行って来ました。
養老牛温泉は、ちょうど摩周湖の裏側に位置する山の温泉です。
私たちが泊まったのは、「湯宿だいいち」。
源泉かけ流しのお湯がとてもいいのに加えて、食事も美味しく、
去年同じ時期に来てとても気に入ったので、今年もまた訪れました。
中標津というと緑の大地と青空と牛...他に何もないところです。
なんと言っても牛の数が人間より多いんだそうです。
それが好きで、去年の夏、上海から親戚がきたときも、ここに案内しました。
(中国では「北海道」は最も人気のある観光地です。)
「湯宿だいいち」は渓流沿いにあって、
せせらぎの音を聞きながら露天風呂に入るのは最高の気分です。
食事も地元の食材(山女魚、行者ニンニクなどの山菜、きのこ...)を中心に、
質量ともに申し分ありません。
朝食はバイキングですが、メニューはとても充実していますよ!
何と毎朝餅つきが行われていて、
つきたてのお餅で雑煮をふるまってくれたうえ、
お土産にも持たせてくれます。
私も初めてお餅をつかせてもらいました!
しかし、何よりのビックリ体験は、
シマフクロウを間近に見たことです。
シマフクロウは翼を広げると2mにもなる巨大なフクロウで、
北海道全体でも百数十羽しかいないという珍しい鳥です。
夜の九時くらいだったでしょうか、
旅館のスタッフの女の子から電話があり、
シマフクロウがいけすに餌を取りに現れたと教えてくれました。
慌てて露天風呂のあるベランダに出てみると、
すぐ目の前に止まり木の枝にとまったシマフクロウの姿が見えました。
興奮して、声が出そうになったのですが、
友人にシーッと制止されました。
声を出すと逃げてしまうとのことでガマンしました。
シマフクロウは深夜にもう一度きて、
友人はシマフクロウを見ながら入浴したんだそうです。
写真はお風呂から撮影したシマフクロウの姿です。
体に湿気が溜まったら
当院では、毎年この季節になると、
体調を崩して治療にみえる患者さんが増えます。
全身の疲れがとれない、胃腸の調子が悪い、
肩や腰が重いといった症状を訴える患者さんです。
なかには、急に太った、
アトピーがひどくなったという方もいらっしゃいます。
もともと梅雨は、
呼吸器、消化器、皮膚などに不調が現れやすい季節です。
中国医学では、「体に湿気が溜まった」状態と呼び、
体内に蓄積した湿気が体調悪化の原因だと考えます。
そこで、きょうは、
ご自分の体に「湿気が溜まって」いるかどうか、
自己チェックの方法をお教えしましょう。
1. 食事どきになってもあまりお腹が空かない。
ちょっと食べるとすぐ満腹になる。
2. 起床時に全身が重だるい。 関節にこわばりがある。
3. 朝、洗面所で鏡を見るとまぶたに腫れがある。
目の下にクマがある。
舌が膨れあがっていて、歯に触れて痛む。
4. 下肢にむくみがあり、体重が急に増えた。
5. 仕事をしていても集中力がない。 記憶力が悪くなったような気がする。
...こうした症状が一つでも当てはまるようなら、
体に湿気が溜まっていることを疑った方がいいようです。
それでは、今度は体から湿気を取り除く方法です。
まずは運動です。
適度の運動をすることによって汗をかき、
血の巡りがよくなると、
臓器に溜まった湿気を早く体内から排出することができます。
続いて食生活の工夫です。
脂っこいもの、甘いものは体に湿気が溜まりやすいので、
この季節は控え目にした方がいいでしょう。
そして、体から湿気を取り除く最も有効な治療法が鍼です。
鍼は、脾、胃、肺の三つの臓器のバランスを整え、
身体をリフレッシュできるので早く症状が軽快します。
しかも、施術中の気持ちがいいのがお奨めする理由。
「体に湿気が溜まったかな」とお感じの方は、
遠慮なく当院にご相談ください。
ソウルフード
2011年06月16日

「ソウルフード」という言葉をご存知ですか?
その土地に独特の食べ物で、
地元の人たちなら食べただけで元気になるという料理です。
...まさに「魂の食べ物」ですね!
上海育ちの私にとっては、
なんといっても雲呑(ワンタン)!。
これさえ食べれば、元気百倍です。
ワンタンと云うと、
日本の中華料理店の
「ワンタンメン」を想像される方が多いかもしれませんね。
でも、本場モノは、
ちょっと皆様の想像とは違いますよ。
日本のワンタンはスープに皮だけが浮いていますが、
中国で作るワンタンはとっても具だくさんなんです。
私が今回作ったのは、
具に豚挽き肉とブラックタイガー(エビ)の叩き、
それに「なずな」を入れました。
たくさんの具を皮で包んだ姿は餃子を連想させるかもしれませんね。
でも、餃子は北京など中国北部の食べ物で、
私たち上海人にとっては
やっぱりワンタンこそが「ふるさとの味」なんです。
調味料はいったてシンプルで、
塩とコショウと料理酒だけです。
大切なのはワンタンを浮かせるスープの味つけで、
私もたまに凝って薬膳スープを作ったりしますが、
今回は昆布と鶏ガラだけで出汁をとりました。
ゆっくり煮込んだスープにワンタンを入れ、
コリアンダーを散らして出来上がりですが、
色も綺麗ですよ!
私はワンタンなら一度に20ヶくらいペロッと食べてしまいます。
翌日には、
「お腹の周りにワンタンがついてるよ」と
家族から揶揄われることになるのですが...(涙)。
でも、ワンタンの愉しみは一日では終わりません。
たくさん作っておいて、
今日は昼食に残りをフライパンで焼いて食べました。
写真はその「焼きワンタン」ですが、
これはこれでまた香ばしくて美味しいものです。
胡蝶蘭
2011年06月15日
我が家のポーチに胡蝶蘭が飾ってあります。
一ヶ月ほど前、花屋を覗いてみたら、
とても安かった(3千円!)ので思わず衝動買いしたものです。
我が家はマンションなので
玄関のあたりがどうしても殺風景になってしまいがちですが、
胡蝶蘭のおかげでとても明るく華やかになりました。
三週間くらい保てばいいなと思っていたのですが、
朝には霧吹きを欠かさず大切にしているせいでしょうか、
一ヶ月たったいまも生気を失わず、
鮮やかな色彩が目を愉しませてくれます。
胡蝶蘭はヒマラヤから東南アジアにかけてが原産地ですが、
中国では古来「名花中の名花」として愛されており、
とりわけその独特な香りが有名です。
胡蝶蘭の魅力は「四清」=四つの清々しさと表現されます。
気品漂い凛然としたすがすがしさが「気清」、
色彩のすがすがしさが「色清」、
高潔で神々しいまでのすがすがしさ、つまり「神清」、
優雅なすがすがしさが「韵清」です。
この「四清」を兼ね備えた胡蝶蘭が本当の「名花」なんだそうです。
別名「花中君子」と呼ばれることからも判る通り、
昔から多くの文人がこの花をこよなく愛し、
その凛々しい美しさを詩に謳い上げてきました。
中国では詩文の美しさを「蘭章」、
親しい友との交わりを「蘭交」、良き友人を「蘭客」といいます。
「蘭」はそのまま誉め言葉、いいものの代名詞になっているんですね。
さて、我が家の玄関を飾る胡蝶蘭。
いつまで清々しい美しさを保ってくれるでしょうか。
「男性も美容」の時代です
2011年06月11日
きのうは当院で「鍼灸減肥コース」(ダイエット鍼)を受診中の
男性のお客様(四十代)がみえました。
鍼を打ち始めて四回目ですが、その間に体重が3キロ落ちたそうです。
(羨ましいな。私も自分で自分に鍼を打てたら...w)
一昨日は「鍼灸美顔コース」に
三十代の男性のお客様がいらっしゃいました。
これは、顔のツボに鍼を打つことによって、
血行をよくして皮膚に潤いと弾力を与え、
たるみを取り、しわを目立たなくするのが目的の治療です。
男性もダイエットや美顔を意識することで、
引き締まって若々しい、
ビジネス面でも「デキる男」というイメージになるのでしょう。
「ダイエット」や「美顔」というと女性のものと思われがちですが、
ときどきこうした男性のお客様もいらっしゃいます。
しかも、男性のほうが真剣で、
効果が上がっている方が多い気がします。
当院では、ほぼ全員が目標達成!
女性の目標達成率は八割というところでしょうか。
たまには鍼に頼ろうとするばかりで努力の足りない方も見受けられます。
「鍼灸減肥コース」の場合、
鍼はあくまで中枢神経を刺激して食欲を抑えるのが役目ですから、
お客様本人に痩せたいという強い意志がなければ、
結局はたくさん食べてしまって元の木阿弥になります。
まじめに週二回通ってくださる方は、確実に効果があがっていますね。
施術する私たちスタッフとしては、
お客様の全員に目標を達成していただきたいと願っています。
私たち女性も、男性のみなさんに負けないように頑張りましょうね!
端午節

きょうは中国では「端午節」です。
「端午(たんご)の節句」といえば5月5日、日本では「こどもの日」ですね。
中国はお正月と同じように旧暦で祝う習慣なので、今年はきょうが5月5日の端午節です。
もっとも、中国では日本と違って「男の子の節句」という意味あいはありません。
中国では古代から5月は「物忌みの月」と考えられており、厄払いの行事が盛んに行われていました。
端午の「端」は「最初」という意味で、「午」は「うま」、
つまり「端午」とは、もともと5月の最初の午の日に行われる厄払いという意味でした。
その後、「午」は「五」に通じるということで、5月5日で定着したんだそうです。
中国でも「端午節」には粽(ちまき)を食べる習慣があります。
でも、日本のものとはかなり感じが違っています。
もち米に醤油味をつけて、なかに肉と椎茸、干しえびを入れます。
地方によっては具が多少違うようですが、私が育った上海ではそうでした。
日本のちまきは「笹の葉に包んだお餅」という感じですが、
中国のは米粒が残っていて、肉などを入れるため表面に脂が滲み出しています。
写真は中国のサイトからいただいてきたものですが、なんだか脂っぽいおにぎりみたいでしょう?
日本のものに比べて、かなりこってりしています。
端午節にちまきを食べる風習は、紀元前3世紀、当時の「楚」の国で始まったと言われています。
楚の国王の側近であった屈原は人望を集めた優れた政治家でしたが、
王様が「秦」の国の謀略に躍らされるのを止めようとして却って疎まれ、失脚しました。
「楚」の国の将来を憂えた屈原は失意のうちに川に身を投げて死んでしまいます。
それを知った国民はちまきを川に投げ込んで、
魚が尊敬する屈原の遺体を食べるのを止めさせようとしたのが始まりなんだそうです。
ご馳走のちまきですが、最初は魚のエサだったということなのでしょうかw
今年はちょうど親戚が来日したので、おみやげにちまきを貰いました。
端午節を待つことなく食べてしまいましたが、懐かしい味がしました。
今日からブログを始めました
2011年06月05日
健身院で鍼灸治療を担当するヤオ・イーウェンと申します。
姓のヤオは「姚」、
名のイーウェンは「依」という字に「雨かんむりの下に文」です。
この字は日本にはありませんね。
来日して二十年もたちましたが日本語はなかなか上手になりません。
特に「書くのは苦手」です。
ですが、思い立って今日からブログをつけることにしました。
鍼灸のことや、ふるさと中国のことなど、
みなさんに知ってほしいと思うからです。
筆不精に鞭打って、身辺雑記、季節や身近なできごとなども交えて書いていくつもりです。
院長の朱先生も時々ときどき書きますので、
どうかよろしくおつきあいくださいませ。













